2002年12月30日月曜日

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN

長いメンバー名であるが、メンバーも多く11名)、それに今回は4月以来のブラスサポート3名のハイブラス仕様で14名構成。
で、今回のイベントと言うのはレコ発記念でそのCD名も長く「GENERAL PREPRESENTATION PRODUCTS CHAIN DASTISM 2CD」(略称GRPCD2)で、今回の演奏は1曲平均20分くらいで合計3時間とここまで書けばDCPRGを知らない方には(苦笑)の神様が降りてくるでしょう。

 曲のジャンルはと言えば、エレクトリックマイルス以後の音楽、「大人数・不協和音ファンク&ジャズバンド」、踊れなさそうな変拍子または3拍子と4拍子の混在で踊るというバンド。
とまあ、ここまではDCPRGについての復習。
今回は
キャッチ22
S(の後半?)
プレイメイツ・アット・ハノイ
未発表曲?
未発表曲?
サークル/ライン
ヘイ・ジョー
��アンコール)
S(の前半?)
ミラーボールズ
と言う構成。初期の設定ではDCPRGは1972-2002までと言うコンセプトだったが、本当に今日終わってもいいのじゃないかと言うくらいの熱狂と幸福感に包まれていました。最高だったと評判の高い2001年9月のライブ(奇しくも9月11日以後最初のライブで、戦場下のカオスをグルーヴとダンスで表すコンセプトのグループとしては最高で最悪の舞台でのライブだったことを覚えています。逆境を好む指揮官を見つめるメンバーの緊張感あふれる視線が忘れられません。)よりも良かったのじゃないかと思えて仕方がなかったかな。今回には前回と違い幸福感があったと思う。(大友良英と言う素晴らしいギタリストが抜けるのにね(苦笑))
 ご存知の方はご存知の通り、DCPRGはいつもキャッチ22という最もカオスあふれる曲からスタートするわけで、今までのすべてのDJの音楽をリセットしてくれるこの曲はもっともクレージーで大好き。指揮官の指揮で演奏に一瞬の空白がおき、その後カオスが大きくなっていくと、前後左右上下のリズムの見境がなくなって踊りつづけます。で、わざとフロアの最後尾の方で踊っていました。前の方はモッシュが起こっていたようですが(ジャズでモッシュ!!)、この不規則に踊る音楽ではかえってモッシュは邪魔になる(モッシュがいけないというわけではありませんよ。初期衝動の塊は大好きです。)かなと思いそれは正解でしたね。半目あけて(コンタクトのせいもあるのだが・・・)、誰にも邪魔されずに踊れる幸福感!!。
 今回のライブと言うのは偉大なる大友良英という人が脱退するというライブでして、大友良英のいるハイブラス仕様はこれで最後なのでしょう。マシンガンのようなギターももう見れないのかー。大友さん気合入ってたなあ。
 「えー。でも、2ちゃんねるにさあ、大友は最初からミスキャストだから丁度良いって書いてあったぞ(笑)」
 「鋭いな(笑)」
という会話が過去に大友さんと菊地さんの間であったそうで、でもあの猫背の体からひくギターでフロアを沸かせられるというのは只只すごいとしか言い様がない。マシンガンみたいにギターを弾くところ以外でもそうなんですが、リズム隊や高井さんのギターがはっきり指揮どうりの動きをしている印象に比べて大友さんのギターは自由に動き回っているというかそんな印象を受けるのです。それがかっこいいの。
 アンコール前の「たまにはワーとかイェーもいいけど、ブーイングもやってみたら良いよ。こいつが脱退するんだよ。」
「ブー、ブー、アハハハ」
「拍手も素晴らしいけどブーイングも素晴らしい」
という会話・・・最もきれいなブーイングだったはず。誰も大友さんが抜けるのを良しと思っていないのをブーイングで送り出してやるって感動的かも。
 DCPRGは長時間のときは喧騒の後をいつも幸福感で締めるわけで、喧騒で締めるバンドとは少し違う。それがまた、うーんなんだろう、すごく好き。
 「この外は最悪だけど、パーティーだけは楽しみましょう」朝の5時前となって、ミラーボールズという曲の最後の方に闇が明けるように会場全体の照明が全て点いたんですよ。全ての人の顔が見える状態で、会場が七色に写ってね。周りを見渡してね。綺麗でしたね。最高に幸福感あふれる光景でした。いつもはフロアに背を向けコンダクトを揮る菊地さんがカーマにもたれかかってこちらを見てね。最高に素晴らしい。瞬間だった。

パードン木村

 背の高いホストがいると思えばパードンさんでした。ピュ〜ンと流れるヤン富田ばりのノイズは、あーパードンさんだと思いました。が、ここらもコンタクトの具合が悪かったのでした。意外と普通のDJでした。一度ライブを見てみたいな。

大友良英×オオエタツヤ

うって変わって、世界的ターンテーブル奏者大友良英とオオエタツヤさんのノイズ競演。

2年前に見た小杉武久や高橋悠治と違うなあと思ったのは、小杉さんとかの演奏は会場の空気の変化とかざわめきとか映写機の映像の変化をノイズに反映させていたためミニマルな部分も捉える必要性からか会場の一瞬を捉えるノイズ(爆音には違いはない)であった。それに対して、大友さんとオオエのノイズは、会場の様子は影響せず隣のターンテーブルにのみ影響されるノイズのため、継続するノイズであった。

その継続が、心音が高鳴る感じをおこしていたと思う。強迫観念にちかい高鳴りは精神的に病んでなければ楽しいはず。
時折ノイズがノイズでなくなるときがある。隣のターンテーブルに影響されて姿を変えるノイズが時折すごく隣と合う時がある。その瞬間をピークとして、隣のターンテーブルは音を変えていき、またその音に反応してこちらのターンテーブルも音を変えていく。2度とない音の世界を作るのが好きなのだろう。だからDCPRGを辞めるのだろう。
大友さんのターンテーブルの奏法はシンバルみたいな鉄の板で針を傷め、鉄の板でトーンアームをたたき、針に口を近づけ叫び、ターンテーブルをたたき、揺すり、持ち上げ、上に乗り、押さえつけ、やってはいけませんという方法ばかりで演奏を行います。
かっこいい。

永田一直

 一気に雰囲気をパーティーに持っていくDJは良かったんですが、コンタクトの具合が悪くって会場とトイレを行ったり着たりで落ち着いて踊れませんでした。High tech jazz The Scienceとか回していたみたい。最後の10分くらいは楽しく踊れた。

赤犬

で、次の赤犬。噂は聞いていたのだけどすごい。演奏はすごく上手いけど色物だとか、男は絡まれるかもとか聞いていたけど。そのとおり。

 渋さ知らズ+氣志団+ロック+スカ+ファンクみたいな感じで楽しい。パーカッションのグッチさんは、オレンジの全身タイツにパンパースみたいなものをして、渋さの蜜ハチ女みたいだったし、あとはアルフィーのベースみたいな人とか覆面のドラム(コメントはいつも「腹いっぱい食べる」でした)にぶりっ子じみたバイオリンのおっさんに、顔にダンボールで作った葬式の額をつけた人に、ネグリジェのおっさんにリズム隊はダンディーに大阪モノレールみたいに決めていて、男3人のボーカルは途中からブルマに衣装がえしてました。
 そして、MCのねたはゲイ。いつもはもっと長いといっていたのですが、3割くらいMCだったような気がします。というか歌わずに演技?だけをするメンバーもいたりするのでMCが余計長い気がします。
 いわゆる関西のバンドなのでMCもまったりしています。渋さ知らズの色物具合と違うのは、渋さはどちらかというと演奏メインで演奏の中のファンクさが色物っぽい、だから演奏としてはたたみかける部分があるのですが、赤犬はどちらかというと、演奏も上手いし1曲1曲は渋さ同様に濃いのですが、MCの色物部分も同じくらい大事?にしているようで、だから演奏としては1曲1曲で途切れて1曲燃焼と言う感じかな。渋さは演奏が続きますから。やはりここは、両バンドのリーダーの性格の違いというのが大きいのでしょう。
 最後の曲でメンバーがフロアに下りてき近づいてきたときは、あーマジで夜のオカズにされるのかと冷や冷やしましたが(もっと可愛い男の子の方に行ってくれました)おもろかったです。また次回もいくでしょう。

THE FOX

 それにしても、リキッドの音響はすごく良い。気に入ったな。今回のFOXはトランペットのサポートの方と赤犬のグッチさんもいて6名と豪華な構成です。そういえば、グッチさんいつのまにか正式メンバーになってたのですね。より南国仕様の音楽で、今まで見てきた彼女らのライブがよりライブバンドっぽい感じだったのに比べ、アルバムに近いやわらかい感じがしたのは、会場の音響の良さとトランペットのサポートのおかげでしょう。


 のっけから、会場は幸福感に包まれました。(と、僕は思ったのよ)

 22時スタートだと思っていたため、45分遅れて会場へつく。会場ではすでにTHE FOXがライブを行っていた。ロッカーまでライブの音が流れていたのをライブ前のBGMと勘違いしていたのでした。「へー、FOXをスタート前から流しているんだー、音源がCDと違うなあ、でもいい音だなあー」なんて思っていたのですが、だんだんと気付いてきました、一時間間違えたのだと。
 どうりで、スムーズに入れたのだ、バカだ。
 定員は700人くらいなのですが、1000人以上は入れるのでしょうか。オープニングアクトのTHE FOXのときはピークの5分の1くらいの入りでしたでしょうか。まあ、見逃した45分を含め8時間続くのなら当然かも。
 今回のイベントですが、
21:00 OPEN〜(DJ:TA-1)
21:30 THE FOX 30分
22:00 転換 15分
22:15 赤犬 60分
23:15 永田一直 30分(サブステージ)
23:45  大友良英×オオエタツヤ 40分(サブステージ)
0:25  パードン木村×某有名DJ(シークレット)30分(サブステージ)
0:55 DJ Quietstorm 30分(サブステージ)
1:25 DCPRG
4:15 タツヤオオエ 15分(サブステージ)
と言うタイムスケジュールで、FOXで10分押し、赤犬で15分押しと言うような感じでDCPRGが始まったのは2時ごろ、終了は5時頃でした。
 遅刻のせいでTA-1君は見れなかったのですが(苦笑)、今回これだけのために東京行きを決意させたのも、やはりハズレなしのこのタイムスケジュールのおかげでした。なんで、DCPRGに赤犬とFOXが出るんだよーミスキャストじゃないか?と思いながらも嬉しい誤算に、すでに11月にはチケットを購入していたのでした。

2002年12月16日月曜日

ティム、トム、ウェザーウォール、ラルフandフローリアン

厚着をすれば少し暖ったか目の夕方のコスモスクエア駅周辺ですが、会場へ入りティムデラックスがDJを始めるとすでに午後10時のような雰囲気に。といっても、まだ午後4時30分でしたが。
今回、ティムもトムことスクエアプッシャーもウェザウォールも聞いたことがなかったんですが、最高でした、はい。

で、聞いたことがなかったので、ティムとトムがこんがらがって友達にこれはだれだったっけと何度も聞いてました。申し訳ない。
で、会場に来る前にタワレコ@心斎橋でウェザウォールを試聴したんですね。前半のウェザオールの感じがCDの感じと違ったので、ほんとにこれウェザオール?と余計にこんがらがってました。
前半の80年代っぽい感じの感じも好きだったし、後半のエレクトロっぽい感じも楽しかったな。でもウェザウォールは前半の方がすきかも。
演奏の順番から行くとTIM DELUXE→SQUARE PUSHER→ANDY WEATHERALL→クラフトワークで大体みんな1時間半くらいづつやったのかなあ。
ティムのはハウスっぽいのかここらへんのジャンル良く分かりませんが、出だしからいい感じだーという気持ちで踊っていました。横のクラフトワーク目当てと思しき50過ぎのおばちゃんがティムで激踊りしているのが素敵でした。
で、スクエアプッシャー。最初のドリルンベースに周りは手を上げて吼えておりました。やば過ぎ、トムジェンキンソン。ビールガブガブ飲むは。動き激しすぎだし、やたらと「イエス」と客をあおっておりました。なんで「イエス」なんだろ。空き缶客席に投げていましたね。キ●ガイベースも激しく素敵でした。また失踪しそうなくらい壊れていましたね。照明まぶしすぎでしたが、自分で照明の操作までしているのが可愛かった。一人で、パソコンから機材からベースまで操る姿は、ファンキーなホルガーシューカイだと思った。
でー、WEATHERALLが終わってクラフトワーク。びっくりですね。意外と踊れるんですね。なんか古典と現代の融合みたいな感じでした。機材がパソコン4台だけでお約束のように動かずに演奏してくれるしかっこいいよ。映像がいいのよね。デジタルな映像もかっこいいけど、中盤のTOUR DE FRANCEやAUTOBAHN、TRANS EUROPE EXPRESSの映像なんて感動ですよね。あの映像は現代では作れないものだから、その映像をもっているクラフトワークはすごいと思ったよ。
もう、聞きたいと言う曲をすべてやってくれて、しかも電卓なんか日本バージョンだしすごいよかったー。リズムトラックは現代的だけど1音1音あのフレーズが流れるたびに周りの歓声とともに感動していましたよ。アンコールがミュージックノンストップだなんて・・・・。もう、たまりません。しかし、カーテンの似合うテクノグループはクラフトワークくらいだなあ。テクノとカーテン、流行るかもーと思ったんですけど。
そして、終了したのは30分押しで10時30分。6時間も踊っていたのにあっという間のようだった

2002年10月20日日曜日

羅針盤7days@BEARS

 羅針盤7days、1週間羅針盤ばかりするウイーク。すごいですよねー。僕行った日はニューウェーヴィーな感じなのをやりますと羅針盤の中でもアップテンポな曲ばかりやっていました。羅針盤なのにものすごいスピードでギターを弾く山本精一とは何なんだろうと思ってしまいました。6日間すべて来ている方には怪しい人形が贈られるみたいでした。
古い曲もやりますと最後のほうはクールダウンとか何曲かやってくれたのでうれしかったよ。
新しいアルバム出たのかなあ?どうなんだろ、忘れた。

SPANKHAPPY@MINAMI WHEEL

 TRIANGLEで見たスパンクハッピーは、何かインストアライブのような緩い感じで、踊りもへなへな、歌も緩いハウス、営業感ばっちりな満点のMCな感じで、妙な間に、寒い菊地さんのダジャレとまあ最高でした。(バカにしてるんじゃないですよ。緩さを期待して見に行ってますから。)

 最初の曲はFrench kiss。パードン木村さんの珍妙なトラックにアンニュイ気味な歌声と揃わない覚えていないダンス。EINE SYMPHONIE DES GRAUENSでは歌詞がないと歌えないと、譜面台を自分で設置して歌ってるし・・・。
 しっかし、CD-Jでカラオケを用意してうたってるんですけど、それも菊地さんが準備して頭だししてやってるって・・・。普通それはスタッフがやるでしょう。
 菊地さんにも指摘されていたけど、このTRIANGLEってライブ中も小さく音楽が流れているんですね。「すごいね、大阪って」と言われる。
 全体的に客と菊地さんと瞳ちゃんにある妙な空気の差みたいなものがあったような。(瞳ちゃんは熱があったみたいですけど)それが楽しいんだけどね。
 踊れないハウスを聞いて、緩い踊りを見ていられるなんて、ヘラヘラと笑っているなんてなんて贅沢なんだとおもいません? ミナミホイールで見たのがスパンクハッピーだけだと言うのも時間の使い方が贅沢だ。

Private Luxury(須田悦弘・草間彌生)

「Private Luxury−萬野コレ2002・現代美術とのコミュニケーション−」という展示を見に萬野美術館へ。

●「須田さんのも小さくて笑えた」と感想を送ったら「花だからね」と苦笑いされる。これだけじゃ、伝わんないよね。苦笑いされるよね。
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須田悦弘(1969−)は、バラや椿など人々に広く親しまれている花々から雑草まで、さまざまな植物を木彫によって実物大に再現した作品で知られる現代作家です。木彫という伝統的な表現技法に基礎を置きながらも、作品が展示される空間全体までも表現手段とするインスタレーションという現代的な表現によって、近年国内外でたいへん注目を集めています。
http://www.edu-c.pref.gunma.jp/kyoui/bijutu/exhibition/index2-1-03.htmより引用
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いちおう、http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/nmp_b/gallery/shokudo/suda_j.html
で予習して行ったんだけど、花筒の根元からちょこんと芽を出す1cmに満たない雑草が彼の作品だとは・・。通り過ぎそうになったときに「須田悦弘」というネームプレートを見て気づいた。通り過ぎそうになって気づくなんて、ある意味ハプニング作品だと思えたら笑えた。こういう、ミニマルなハプニングてすきだから。
玳玻天目散花文茶碗」(国宝)の隣にさりげなく置かれた須田さんの花びらの作品がいい味を出している。花筒にしろ天目にしろ、ものすごく素敵なものなのだが、価値をわからない人間が見ると「須田さんの作品を結構引き立ててるじゃない、こいつら」と思える。本末転倒だが見方が変わるとそうもなる。「玳玻天目散花文茶碗」は国宝とかのネームバリューを抜きにしても素敵だった。
●草間彌生さんの作品はキャンバスの絵の筆の起伏とかさえも何かがあるように思える。吸い込まれそう。
 茶室とのコラボレートではの水玉の茶室が・・・。茶室の中にはDots Obsession で使った水玉バルーンがおかれて、床の間には「無限の網」の版画が。落ち着かないかもと言う評判も、考え方次第かと考える。
 茶室とは落ち着くためのものなのか、快楽のためのものなのかという解釈。
 かつて、茶道とは風流人といわれるわけのわからない者が集まって行う密室パーティーだったと考えれば、茶道の行いはすべて人を快楽に置くために考えられた動作とも考えられるわけで。水玉バルーンの横に寝っころがって「無限の網」を見ながら日向ぼっこ気分でお茶をすすれば気分はトリップかな。
 お茶は飲めるの?とも聞かれたが飲めないよ。外腰掛に座って茶室見ながら勝手にぺットボトルでお茶飲むくらいならOKなんだろうか。
●土曜日に行った大阪の萬野美術館は生き残りと将来を考えてのいいセンスを模索してるかなと思った。
http://www.hotwired.co.jp/culture/interview/990601/textonly.html
ここを読んで、あーキューレーターの発想が普通じゃないんだなと思ったんだよね

2002年7月28日日曜日

フジロックフェスティバル2002 20020728/29

    * 前夜祭

携帯に入ってくるメッセージで気分は浮き足立ってました。Yさんに誰かが掲示板に書き込むとメールが全員に届く設定にしてもらったおかげで木曜からメールが届いていました。仕事中に今どこどこだとか、前の車の人が揺れていまふ、車も揺れていますとか言うメールが届くと、フジロックは始まってるんだと思って仕事も手につかない。

    * 金曜日

昼で仕事は終了。少し準備をして、いざ苗場へ。苗場へは名古屋へ出てそこから新幹線で東京。そしてそこから越後湯沢へ。2時30分に家を出て苗場へ着いたのは夜の10時。箱根あたりでSさんの東京を出発したメールが届く。1時間遅れだ。7時半頃だったかな東京に着いたのは。夜に東京に着くのは初めて。東京駅周辺のビルの明かりがフィッシュマンズの野音の映像を思い出させたよ。これから、野外で音楽を聞けるのだとかみしめ東京を発つ。しかし上越新幹線はゆっ
たりしているし、かっこいいね。
 9時ごろ、越後湯沢へ着く。暑い。夜は寒いんじゃなかったのと思いバスへ乗り込む。山へ山へと走っていくと温度の標識が出てきた。22度。
そして、しばらくすると山すそに真っ赤に光る一帯が現れてきて、すげー、すごいと窓に釘付けになる。真っ黒い空間の一部が大きく光っている姿は凄いものがやっているという気にさせる。実際そうだったのですけど。
 そして、越後湯沢から30分後苗場へつく。苗場へついたとたんに携帯が使えなくなる。さすがツーカーつかえねえぜと感心してたら、じつはどこも以外はほとんど使用不能になってたみたいで改めてフジの凄さを思い知った。
 Yさんたちのテント場所はメールで見ていたけど全然分からない。なにしろテント多すぎ。1万人くらいがテントで生活するのだったっけな。朝日新聞にも載ったみたいですね。フジのテント村。
 結局マーキーの重低音のする少しの坂のところにテントをはる。坂はほとんど問題ではなかったのですが、重低音が寝苦しい。といっても2日目3日目は疲れで熟睡だったのですが・・・
 金曜日は、ピースオブワンダーでバイクのショーを見て豚汁を飲んでTシャツ買って寝につく。

    * 土曜日

11:00  渋さ知らズオーケストラ 
13:50  Rico Rodriguez and his band 14:50 Buffalo Daughter
15:20  The Skatalites
16:50  EGO-WRAPPIN'
18:30  Dry & Heavy
      Chihuahua pun
19:10 Pet Shop Boys
21:30 The Chemical Brothers
22:10  Sonic Youth

 朝から、風呂に入っていざフジロックへ。
 グリーンではすでに渋さの音が。もう始まってるのと思ったらリハ中。三重の方を発見しワーとなったが今回あまり多く会えなかった。それがものすごく悔やむ。帰り車空いてるけど乗ってくと言ってくれたんだけど、仕事のせいでお断りするはめに。むちゃくやしい。来年こそは一緒に行きたい。

■渋さ知らズ
shibuyuu1
shibuyuu1

 グリーンに入っていくとすでにリハ中。ダンス隊がいないが既に始まっているのかと最初思えた。それくらい渋さのリズム隊の衣装は代わり映えがしない。しか
し、音は一級品の上、人もまばらなので最前列で踊れた。
 ちなみに、本番もスルッと前のほうへ行けたのだが、2日目、3日目を通してグリーンの最前列で見れたのはこの時だけでした。曲は渋旗のアルバムからの曲が多く聞きなれた曲が多くうれしい。初日の最初からこんなに踊って体力もつのだろうか。それよりも、渋旗というアルバムが非常によく録れたライブアルバムだと認識した。

 リハ後少し時間があるので、苗場食堂のあたりへ。まだ、広い苗場の敷地に戸惑っている。絶え間なく入ってくる人にも戸惑う。ネットカフェでメールの内容を確認する。携帯には「受信できませんでした」のメッセージだけは入ってくるので余計見たくて仕方がない。合同チャットの人達はどこへいるのだろう。きっと、どこかへ本拠地を張っている情報もあるだろうと思って掲示板を確認。書いてない。2日目だからほとんどみんな分かっているということだろうか。携帯が使えないということも書いておく。と、うかうかしていたら11時少し過ぎていた。急いでグリーンへ戻る。リズム隊の灰色、モスグリーン、赤茶色の衣装はリハのときから変わっていないが、ダンス隊の色は先ほどとうって変わって派手というかケバイ。ダンスというより暗黒舞踏のような者が多く、ただ、座っているだけの者もいる。金髪と銀髪のケバ化粧のダンサー2人。金髪青法被白褌の男、全身白塗りの裸男、顔白塗りのミツバチのような衣装の女、白塗り子供のぬいぐるみを持った白粉をした幽霊のような雰囲気の着物を着た女、サングラスをしたナース服を着たオッサン。人数的には40人以上いたはず。渋さの場合、基本的なフレーズは決まっているので聞きやすい。その中でどういう変化を起こすかということなのでCDをもっていれば余計面白い。勝井さんのソロパートもいくつかあったわけだが、渋旗ではどれが勝井さんのパートなのか分かっていなかったのであるがライブで確認できた。初ROVOのときもそうだったのだが、勝井さんのパート(electricviolin)の音というのがどれなのかCDではなかなか理解ができなかった。演奏を見てこの楽器はこういうところでこういう音を出すのかと見て初めて理解したのである。そういう部分が、ライブに行きたいと思う部分でもある。Electricviolinというのは非常に不思議な音を出す。この音を見て聞けるのは非常に楽しい。渋さの幻想的な部分を担っていると思う。リズム的な力強さはホーン隊だろうな。芳垣さんと勝井さんのソロパートがあったのだが、さながらROVOのようであった。渋さの世界というのは過剰なまでの足し算の世界であると誰かが書いていた。たしかにそう。過剰なまでの無駄が渋さの魅力。ソロパートが少し続いた後は足し算の世界へ。全身白塗りの裸男(数人)は、高さ10mはあろうグリーンのステージ上へ上っていく。顔白塗りのミツバチのような衣装の女もそれに続いて登っていく。火気厳禁のステージで火の玉を回す白塗り男、銀竜の巨大風船がグリーンの天空へ昇る。足し算の限界が来たところでライブは終了。そして退場の音楽も自分たちで。アンプ通っていないので生音での退場。それが、渋さらしくっていい。入場までの待ち時間をホーンの生演奏で楽しませてくれた去年の天幕渋さ(ROVOの日しか見れなかったのだが)を思い出した。

写真(ORG)


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■Rico Rodriguez and his band
heven2
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 ちょうど、大麻ビールを飲みFIELD OFHEAVENを一周していたらリコロドリゲスが始まった。彼に対する知識と言うのは欠片も持ち合わせていないのだが、結論から言えば、すごく心地よく少し淋しげな音であった。少し曇りかけの空に吹くようなトロンボーンであった。そう、初期のフィッシュマンズのような音であった。まあ、初期のフィッシュマンズは小玉さんの影響を受けてるからねぇという話だったが、そんな素敵な空間が出来ていた。フィッシュマンズが聞きたくなったよ。同じ気持ちになった人たちが周りにもいて嬉しくなった。

写真(ORG)


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■Buffalo Daughter
 リコロドリゲスを途中で切り抜け、20分かけてbdさんのいるレッドマーキーへ。意外と道が混んでいないのですんなりと届く。マーキーは炎天下避難とbd待ちですごい人に。マーキーの入場制限は何度か聞いているので、いつも人は多かったのだろう。2日間いてマーキーへいったのはこの1回のみというのは、ものすごい趣味の偏りだ。
 いや、The Cinematic OrchestraもDJ ShadowもSHIN-ICHIRO HIRATAもみたかったのだけど、体力がね。2日目はみんながお風呂に行くというので付いていく。おそろしや、苗場の銭湯。24時間営業の1箇所は、湯船が抜けたそうで断水。もう1箇所は午前3時で行列。男湯が2ヶ所あってどちらもシャワー待ちの行列が十何人と。苗場は怖いところです。いや、楽しいところです。
 というわけで、唯一マーキーで堪能したbdさんでしたが、一番後ろにいてチラッとしか見えてませんでした。そのかわり、PA後ろだったのでZAKっぷりを堪能する。(多分ZAKだったはず。)パードン木村さんもPAに来ていたらしいけど知らなかったな。人によって評価のまちまちなbdさんですが、僕としては今日もいい音ならしているなあというのが正直な感想。ドラムがあっちゃんの時のbdの音は好きだし。かといって、前回のツアーほどでもないかもしれない。ひたすら、東京のクールな音を鳴らしていたという感じでしょうか。曲はリズム&ベースメント、コールドターキー、ディスコティーク・デュ・パラディス、もう1曲なんだったっけ忘れた。多分、ホルガーシュカイのときにやった未発表曲だと思う。バファロードーターはとにかくパキッとハリのある音が鳴って、あのコーラスがあればいいのです。

参考(ORG)

http://frf.iqi.co.jp/cgi-bin/02report/report_right.cgi?mode=one&key=1027768951

http://frf.iqi.co.jp/cgi-bin/02report/report_right.cgi?mode=one&key=1027998850


■The Skatalites
heven1
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 バファロードーターを5曲中4曲で引き上げて、急いでHEAVENへ戻る。RED
MARQUEEからFIELD OF HEAVENまで20分はかかるので1、2曲は諦め気味でHEAVENへ向かうと30分押しだったみたいで、ちょうど着いたそのときに始まった。今日の僕はついている。 今日のベストアクトを挙げよといえば、渋さにしようかこれにしようか悩むところであるけど、予備知識なしの発見というところでこちらかな。
 ただ、スカタライツについては予備知識がまったくなかというとそういうわけでもなくて、僕の信頼する3人が3人とも最近スカという言葉が出てきていたわけで、スカタライツに関してはそのうちの2人がフジロックにきていて見るといっているものですから、見なきゃソンをするという予備知識は持ち合わせていたわけです。リコにしろスカタライツにしろ「今見ないと死んじゃうよ」と言われてましたし。 しかし、このスキャというリズムにプァーというトランペットの音が乗ると全てが楽しいかんじになる。1音、1パートで世界を作る音楽こそが素晴らしい音楽だと思っているが、スカタライツにはそれがある。スカタライツはリコロドリゲスも加わっていい感じでしたが、あまりステージは見てませんでした。空や周りを見て踊るのが楽しかった。HEAVENは赤とんぼが多く、シャボン玉がそこらじゅうから飛んでいた。

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http://frf.iqi.co.jp/cgi-bin/02report/report_right.cgi?mode=one&key=1027790205


■Chihuahua punk

 やはり、フジではBuffalo DaughterよりChihuahua punkでしょう。 Dry &Heavyを途中で切り上げ、ペットショップボーイズを見にグリーンへ向かおうとすると、アバロンで聞き覚えのあるユルい喋りが。ムーグさんとシュガー姐さんが。そう、最近結成されたカフェユニットとか喋りが長いとか言われるChihuahuapunkでした。運良く十分くらい見れて、1曲聞ける。その10分の殆どが喋り。マーキーより気合が入っているようにも。2人ともギターなので曲的には雲母のブルースだとかDAISYとかのようなゆったりした感じのものをインストでしているような感じかな。話はというと、大野さんがいつ結婚を意識しただとか、前回のフジロックのときは大野さんお腹に子供がいてワンピースにピンクのヘルメットで学生運動みたいなことやっててねとかの話でしたね。あと、あっちゃんにも子供がいて云々の話をしてました。とにかく、一番ゆるいイベントでしたね。


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■Pet Shop Boys
 インスト、スカ、ダブなど聞いて、そろそろ甘ったるいエレクトロミュージックの歌が聞きたくなった。チワワパンクを見てグリーンに降りていくとPSBの始まるところでした。なにしろ、フジロックへ行く直前に教えてもらったPSBであるので詳しいことは何も知らないのだけど、NIGHTLIFEはそのフジ出発直前のヘビーローテーションとなっていたのであの声が広い草原いっぱいに流れるのは嬉しい。涼しくなりそうだし、疲れも取れそうだ。それに、もう、グリーンは真っ暗になっていて涼しい。グリーンのステージのPSBは小さくて何がなにやら見えないが、スクリーンが良く見えるので満足。結構知っている曲もしてくれるのでうれしい。 ホーム・アンド・ドライ。君の瞳に恋してるとか、視聴できる曲はやってくれた。もちろんGO WESTも、NEW YORK CITY BOYも。グリーンのステージの後ろが銀河のようになっていたのですよ。凄く心地よくってこれで踊らなきゃウソでしょ。涼しげな気持ちのいいPSBの歌声に、ここに来てよかった気持ちをメールで送りたいと思い教えてくれた子にメールを送った。本当は電話かけて歌声を聞かせたかったのだけど。

写真(ORG)


http://frf.iqi.co.jp/cgi-bin/02camera/camera_right.cgi?mode=one&key=1027791483&type=



http://frf.iqi.co.jp/cgi-bin/02report/report_right.cgi?mode=one&key=1027846102


    * 日曜日


■Date Cource Pentagon Royal Garden
 DCPRGは、はじめガラガラだったんですが、終わり頃にはまあまあ入っていたんじゃないのかな。ナルタンは勝負服の赤シャツを今日も着てましたが、ボタン1つしか留めていないので腹が出てるのが見えて、後ろの方で「菊地さん腹でてるよ、クスクス」という声が聞こえてました。変拍子になれず戸惑いから入っていたお客さんもキャッチ22の大友さんのパートになる頃には吼えてました。キャッチ22→プレイメイトハノイ→サークルライン→ヘイジョーの1時間コース。
 なんか音がスマートだなあと言う気はしたんですが、分かりやすい感じのDCPRGといえば聞こえはいいのかもしれません。入門編、品評会としてのフジロックとしてはちょうどいいのかも。
 メンバーは大儀見→三沢泉、芳垣→イトケンで、タブラなしで、これもあって分かりやすいのでしょう。指揮っぷりが少ないのもスマートだと思った要因かな。
 菊地さんの指揮っぷりというか指先で音が変わっていく瞬間が好きなほかは、キャッチ22の大友さんのアンプへギターを持っていってノイズを出すあたりや、サークル・ラインのときの後半のゴセッキーさんと津上さんの管楽器が重なるあたりがすきなんですよね。デートコース以後です、管楽器の音楽が再び好きに立ったのは。スカタライツやりコでプファーと鳴るのが好きなのもこのきっかけがあるのかもしれない。
 MCでは「えー。エリザベス女王陛下の即位戴冠50周年。それと、日本がアメリカから独立して自治権を獲得した50周年を記念しまして、あー。えー。おめでとうございます。うー。ということで、僕等も50年バンドが続けば・・まあいいや。もうわからん。そいでは最後にジミ・ヘンドリクスのヘイジョーをやり
ます」というと、うぉーという声が起こる。ヘイジョーが終わりウォーという声が聞こえる中メンバー紹介して「それじゃー武尊で会いましょう。バイバイ」と言って、演奏の最後には50年代ホットロッドのCDをかけてさようならだった。そして、ライブが終わった後、周りのまったく知らない人たちが「すげー」だとか「むっちゃ良かったー」とか聞くのは気持ち良いものだ。

参考

http://frf.iqi.co.jp/cgi-bin/02report/report_right.cgi?mode=one&key=1027890711

http://frf.iqi.co.jp/cgi-bin/02camera/camera_right.cgi?mode=one&key=1027889402&type=

菊地成孔 TEXT & PHOTO Fountain (daily) 7月29日

■The String Cheese Incident

heven3
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 「天国はそろそろストリングチーズ始まります。昼間より人が減って、照明がキラキラで、やっと本当の意味で天国になってます。雰囲気を楽しみたい人はヘブンへ是非!」「ストリングチーズめちゃくちゃカッコイイです!踊り倒せ!」そんなメールが届いては3日目はHEAVENに行かなきゃいけないでしょう。そして、なんでCDの何十倍も素敵だったんでしょう。いまだにあのマジックが
信じられない。
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 生音だからすばらしいとかそんだけの問題じゃない。なんで、あんなにふわふわ踊りたくなってしまうのでしょう。ストリングチーズと夜のFIELDOF HEAVEN、それは[来てよかった最高という世界]でした。しかし、日が落ちて人が少なくなってからの天国広場に勝てるものはいない。
 そして2日、3日のヘブンのトリであるストリングチーズにやられた。カントリー系のジャムバンドと聞いていたのであまり期待していなかったのですが、踊らずにいられなくなる音楽、ゆれてなきゃいられなくなる、そうフラフープの世界。
 carnival99というアルバムではそのときの魅力が全て出ていないのが残念。加速度を持ったフラフープカントリーと言えばいいのでしょうか。いい表現が見当たりません。
 「ブルーグラスをベースにジャズ・ファンク・ラテンなどをミックスしたバンド」と書いてあったがそれだけじゃない気がする。色々なきらきらした音が珠のようにあふれる感じ、音圧があって音がはねて早く流れる感じでした。初来日だったそうです。ヘブンの森にミラーボールが反射してゆらゆらする世界やロウソクが揺らめいたり、葉っぱを持って踊る人や、泳ぐように踊る人や、もう語り尽くせないヘブンの夜にやられた。
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 夕方からの天気の急変は急に雲を作ってその雲が低いため照明に反射し雲がこの空間をドームにしていた。。ステ-ズ後ろのスクリーンには屈折した光の芸術があって、後で知ったのだがShinkilowと言う人たちがやっていた。三原色の照明をアルミ盤で反射して表現している。アナログ的で影絵みたいで面白い。フラフープの屈折でも表現をしている。ヘブンは蝋燭、螢光、ランプ、灯篭等のぼんやりした光があふれている。ミラーボールが雲を反射。動きの早い星のようなかんじは、プラネタリュウムのよう。しばらくすると雲が切れてきて本当の星が現れる。光線は空深くまでつきささる。空をジーっと見ながら体が踊ってしまうのがうれしかった。疲れなんかどっかへいってしまっていた。ストリングチーズは3時間ほど見たところでスピチュアライズドへ移動したのだけど、正直残ろうか悩んだ。だんだん小さくなっていくストリングチーズの音楽の余韻とゆらゆら揺れ続けるヘブン入口の照明が何ともいえなかった。

 ※このページの写真に限りどこかのページの写真を無断借用です。リンクはろうとしたんだけど、画像だけ保存してどのページだったか忘れちまった。この写真のページを見かけた方ページ教えてね。ちなみに、僕が撮った夜の写真は悉く上手く写ってませんでした。やはり、機械の差かなあ。

2002年6月15日土曜日

「2002年の6月14日は何の日」 2002/06/14

■2002年の6月14日は何の日
 長居スタジアムで行われた、サッカー日本戦は電車で聞く。いつもはMDを聞いてるのに、今日は携帯ラジオ。いいかげんなファンなので、日本戦が昼間にあるなんて、当日の朝に知ったのだけど・・・。
久しぶりの京都。10ヶ月ぶりくらいだ。何か外国人が多いような気がするし、河原町に来ると青いユニホームの人がやたらと歩いていた。長居スタジアムから帰宅のサポーター達かな?やたらとニッポンコールが起きる。やたらと稲元だらけなのはどういうこと。稲元が一匹稲元が2匹。みんな、流行り物にはのっとけということでしょ。楽しいからいいや。

■2002年の6月14日は何の日
 京都へ行った日。恵文社へ行った日。
 京都へ来たらなるべく歩かないでおこうと思ったのだけど、京都はそういうことを許さない町のよう。やっぱり歩きたくなる。京都駅ってあんな高くまで登れるのですね。河原町、祇園も行くと歩いてしまうので早めに恵文社へ。といっても4条から3条までは歩いたのだが・・・
 恵文社も10ヶ月ぶりだったっけな。
 買った本は、「無限の網/草間彌生自伝」と「音楽のピクニック/小杉武久」。あと、電子音楽の遍歴の解説本も気になったのだが(付録のCDが気になったのだよ。廃盤のP-MODELの音源やら、ヒカシュー結成前の音源、プラスチックスの音源も未発表音源だし、鉄腕アトムのもあったっけな。大阪万博の特集ソノシートからのものもあったよ)重くって今回は止める。
自伝好きであります。好きな時代、雰囲気があると調べてしまう。60年代のやばい空気を味わった音楽家と芸術家の精神を味わいたい。
 恵文社の近くに天天有というラーメンの美味しいといわれる店があるので行ってみる。周囲の客の会話から、いつもすごい行列みたいだが、2分くらい待っただけで食べれた。意外と薄味にあれ?美味しいけど、前回天天有が閉まってて、その近くのラーメン屋で食べた方が美味しかったような?記憶違い?次は一休庵。
 天天有からの帰り道。銭湯発見。最近銭湯好き。ふらっと湯。タオルは銭湯で借りて、ちょっと一服。ほら、都会に出てきて休むところというとカフェしかないでしょ。カフェもいいんだけどね。汗をかいたときは銭湯でしょ。心斎橋の銭湯も入ったことあるよ。これから、カフェで待ち合わせなので、時間調整にちょうどいい。本当は藤森照信さんの本に載ってた銭湯に行きたかったのですがね。

■2002年の6月14日は何の日
DCPRGの菊池さんが京都に来た(であろう)日。
15日にある大友良英ニュージャズクインテッドのために来ているはず。14日に会ったさなえさんは次の日は行ったらしく羨ましい限り。

■2002年の6月14日は何の日
 ROVO+レイハラカミ@クラブメトロのイベントの日
 PORTも良かったよー。三重から夜行バスでやってきたTATEさんと事前に合流。TATEさんはフジロックへ行く三重県人の集まりで知り合った人だが、一度しか会ってません。友達が行かなくなってどうしようか悩んでたので、じゃあ一緒に見ませんかと言って合流。ゴメリさん、さなえさんともお会いして見る。
 メトロの上に本屋があるのですが、リハの音が聞こえるのですね。ちょうどROVOのリハみたいで、こりゃ今日はやばいわと期待が高鳴る。
 会場は客入りすぎ状態。
 あ、そういえば、田舎のものって、メトロに対するあこがれ見たいな物があるのですよ。もちろん、それは、行ったことのないものが考えるハワイに対する憧れとか、京都に対する憧れに近いものですけど。京都メトロという名前に惹かれるのでしょう。
 レイハラカミは音が太いので意外に思えた。音圧が凄かったのはメトロのせいかもしれないが、音圧的にも繊細な音を作る人なのかと思ってた。ただ、1音1音自体は繊細に流す人だなあと思えた。音の塊が左から右へと脳内を流れていく感じが好きだった。
 そして、1時半頃にROVOのメンバーが現れて、レイちゃんとのコラボでライブスタート。モッシュきついのが嫌だったけど、おかげで動けるようになった。それまでは狭くって身動き取れなかったから。でも、ROVOで全く動かないのも変だけど、モッシュと言うのも変だと思うのだけどね。もっと、横にも踊りたいでしょう。もっと自由に踊らしてと思わない?
 なんか、だんだん演奏が良くなってる感じがして仕方がない(と言っても1年に1回で3回目ですが)。
前回は、夕方の涼しい風が吹いてきた中での野外でのライブなので突き抜けていく感じが素敵だったが、今回は狭いハコの中なので、突き抜けそうで充満している感じだった。しっかし、アンコールの曲(CISCOだったっけ)ヤバイね。もう、あれだけでも良いくらい良かったよ。
 ただ、ROVOってあのすごい音を作っている瞬間を見ることができるのが楽しいってところがあるのですが、今回は勝井さんしか見れませんでした。まあ、勝井さん見れて満足ってのもあるけどね。
 
■2002年の6月14日は何の日
さなへさんとゴメリさんに初めて会った日。ということで後々語り継がれることでしょう(笑)
いや、でも一大事件かもしれません。4年間もbbsに書き込んでいながら一度も会ってなかったのですから。まあ、bbsはbbsの付き合いだと思っていたので、会うことに必然性を感じていなかったわけですが、会ってみると面白いね。生ゴメリや生さなへが動いているわけですから。HPがアルバムだとすれば、本人はライブの感じか?
やっぱり、会って話しするとHPの感じがにじみ出てきますね。
 さなえさんとは、メールでやり取りをし、メトロの上の喫茶で待ち合わせ。
��ATEさんが来るまで色々話をし、やっぱりscreamのさなえさんだーとちょっと安心する。ゴメはちょっと遅れてくるみたいと言ってたが、そんな遅くならず、同じ時間に合流。会ったとたんにビールを持っていたのには驚きましたが・・・。早。しかもあの込み具合で。ゴメリさんに「あの、彼女ができるお守りのやつ持ってこようと思ったんですけど・・・」といわれ持ってきてもらえなかったのでちょっと残念。ただ、持ってきてもらってそれでも出来なければ、重症だということになるので、持ってきてもらえなかったことにちょっと安心。
 帰り際、丸太町から3条、4条へと歩いたのですが、何か気分的に楽しい。鴨川では朝の5時半くらいからバカップルが生息していて、すごいね行くとこないのかねと話す。カモバカップルだカモップルだと言いながら、朝だから何でも笑えるねと言いながら歩く。鴨川歩くゴメリさんはHPのゴメメリさんだなあと思って素敵でした(両手動かして歩く姿とか)。
 3条で安藤さん、4条河原町でゴメリ、tateさんとお別れし、さなえさんとは京都駅まで向かう。やっぱり、好きなページの人と話すのは楽しいねぇ。楽しいから、丸太町から4条までって遠く感じなかったよ。
素敵なホームページの方は本人も素敵。

2002年5月26日日曜日

コーネリアス@岐阜モダンカフェクラブ2002/05/25

■コーネリアス@岐阜モダンカフェクラブ

さて、いままでで2回目のコーネリアスのライブでした。生まれて始めてのライブは、97年のファンタズマティックワールドツアーだったので、原点回帰。
こういうライブは小さい会場のほうが盛り上がるはずという読みは正解でした。
小山田さんのライブは映像が素晴らしいというのは皆が言うことですが、前回に比べて音も格段に良くなっていた。まあ、前回は指定席でショーという感じでしたので仕方がなかったですがね。前回はファンタズマの内容を忠実にするという内容だったので、アンコールもなしだった(はずだ)し、踊れるような音構成になっていなかったし。だから、前回は映像にウットリという感じでしたが、COUNT5OF6やFREEHALLでも踊れなかったっですから。
だから、今回も音は太くなったと聴いてはいたけど、あれだけいい音になっているとは正直思っていなかった。

もちろん映像も当然、とんち満載で素敵でした。オープニングからPOINT OF VIEW POINTの映像なんかフジロックで見たら、より感動でしょう。エンパイヤステイトビルみたいなビルを写す映像でしてね。早送りの映像でだんだん暗くなって、ビルの明かりが灯ってくるという、まあ、元ネタはどこでもありそうな映像ですが、灯りがともるところまではよく見るけど、そこから少しずつ灯りが消えてPOINT OF VIEW POINTとなるところは感動でしたね。あと、人差し指と中指二本でおもちゃやお菓子の中を歩く人を表現する映像なんかはイームズっぽいなあとおもって、そういえばそのときの曲もTONE TWILIGHT ZONEという曲で、そういえばイームズっぽい。

アンコールは3回。1回目はBRAZIL、2回目がチャプター8。正確には、(おそらく)Eという曲の後、音楽と映像がノイズとなってそのまま退場。ノイズが収まる頃にまた再びやってきて、最後の曲ですということでBRAZILをやったので、予定していたアンコールとしてはチャプター8だったということだったのでしょう。

チャプター8の時には、お客と一緒に写真をとって、シャッターを切った瞬間にプロジェクターにその映像(おそらく本当は以前のライブの写真なんだろうけど・・・)が写るという暖かい演出もありました。鵜飼いの写真もあったな。そういえば、こういう演出好きな人なんだなあと思った。前回のツアーのときは会場の内外でデジタルカメラを写す人がいてなんだろうなと思ったら、エンディングの際にその映像が編集されて出てきて、その力技に驚いたり、感動したりしたけど、その路線だなあと思ったんですね。

本当はこれで終わりだったんでしょうね。でもチャプター8が終ってメンバーが退場して灯りがついてもお客は帰りませんでした。ライブが終演して画面にはhttp://www.cornelius-sound.com/top_movie.htmlのような映像が映し出されていて、余韻を楽しむような演出だったのだろうけど、何かまだあるんじゃないだろうかと思ったのでしょうね。だけど、係員が本日の公演は終了しましたと言って周っていたから本当に終了だったんでしょうね。それでも半信半疑で客は帰らないし。んで、帰ろうかどうしようかとしているとCJという外人スタッフ(ノリのいい素敵な奴でした。ステージの脇で踊ったりドラムたたく真似してたりしてました)がギターをチューニングしだしたので、人がまたザワザワしてきて、3度目のアンコールをしてくれたわけです。そのときはすでに私服に着替えていて、「帰ろうと思ってたのに」といって、「何する?」となり、じゃあ「トラットリアクラシックを」と言うことでVenus PaterのEvery Planets Sonというトラットリア初期の曲を演奏してました。ほんとツボをついた選曲で・・・。


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これ以下は、掲示板に書いたことなので、ぼくの覚えとしての記録。

会場はモダンカフェクラブというところ。最近良い癖なのか悪い癖なのか、行くライブが増えたためか、終電の時間しか調べない。モダンカフェクラブってきっと駅の近くだねと勝手に想像し、とりあえず行ってから見つからないなら、ネットカフェでもどこでも調べりゃいいやと思ったら、車で15分くらいもかかるようなところでやられた(誰に)と思ったのでした。

基本的に方向感覚は良いほうだと思っているのだけど、どこに行きたいかというのを調べるだけで、目的地への道は現地で調べるというか適当に歩くので必ずといって良いほど道に迷います。ただ一度通った道は大概理解できるので次からはあまり迷いません。調べないであるいて偶然何か見つけたら楽しいじゃないかという思いがそうさせるのです。

しかし、モダンカフェクラブすごいですね。絶対倉庫だったところだろうという会場で600人くらい入れるのかな。隣は完全に民家で、田んぼと民家と工場に囲まれた素晴らしい立地環境です。会場の外で人が並んでいなかったら、絶対!!に分かりません。良いのかというくらい素晴らしく音漏れもしておりました。

ライブの感想は長くなるので


でも、プチ感想ということで
・荒木さんのドラムが格段にうまくなっていた。
・コーネリアスでモッシュになると思ってなかったのでちょっとびっくり。
・ていうか、モッシュになるライブって久しぶり♪。
・ていうか客の多いライブも久しぶりかも。
・アンコールでVenus Paterのカバーをするとは!!
・そしてフジロックが楽しみだ。

2002年1月24日木曜日

バファロードーター@名古屋クワトロ2002/01/23

オーディエンス最高。名古屋イイよ。
 確実に前の大阪より良かったし、僕の中では8月の天幕ROVOか9月のDCPRG以来位のイイライブ。
そういえば久しぶりの名古屋でのライブだけど名古屋の客はいいよーというのも分かった。スレてない。こんにちわと大野さんが言って和音でこんにちわーと返ってくるあたりすごく良くて、あれでライブの雰囲気もいい方向向いた感じになった。ドラムがあっちゃんだったことも、PAがZAKだったこともあるけど、全てイイ方向へ向いているてかんじ。

 11月の大阪のライブはは物凄く真摯な感じだったけど重くて、その後あのアルバムだったので、今はこの音でないといけないのだとあの情勢だったし思ったんだけど、でもbdの軽さみたいなものも好きなので、またその雰囲気になって欲しいと思っていたわけ。

 客の雰囲気のおかげかいい感じののライブだったのはありがたい。Iの中のハードな感じの曲は少しポップなアレンジだったし(Volcanic Girlのシュガーさんのギターのアレンジが特に違ってたし、シュガーさん笑っていたし)、横揺れの感じの曲はそのままのアレンジで気持ちいいままだし。

 で、流れだけど、あ、ちなみに曲順とか全然覚えてません。うろ覚えで書くと、YA△MAさんのDJの終わりにムーグさんだけが入ってきて、YA△MAさんの紹介の後、少しDJのプレイを見せてくれて(ムーグさんのプレイてカッコイイ)、クリスマスソングに近いような曲がかかる。そして、「えーと、まだ少し準備がかかるんですよ。それで、今回のグッズの紹介しようと思って映像作ってきたんですよ。チョットつけてください」といってプロジェクターがつくがボケている。「ホントこれって上手くいかないんだよね」と言いながら紹介。
 ゆるい感じの曲をかけながらの紹介はゆるくなって、ノイズっぽい曲のときの紹介は荒くなる。刺繍のTシャツがお気に入りだそうで、人がセッティングで映像に写ると「どけー、じゃまだー」と。「DJって曲に影響されやすいんだよねー」と。
 「あのー最近CD−J買ったんですよー」と砂原さんのLOVE BEATをかけ始める。ムーグさんやはり、砂原さん好きなんだねと思いながら聞いてると、プツっと音が止まる。「ストップボタン押しちゃった」ネタなんか、地なんか分かりません。「喋りながらDJするのって難しいんですよ、DJって本来そういうことするもんなんだけどね」と言いながら、「ココをこうひねって、ココを摘んで、これをこうすると」と喋りながらのDJ。
 とまあ、そんな感じの前説

 bdの1曲目は「I」でした。ゆったりしたスタート。曲は覚えてませんけど、新旧いいとこどりて言う感じです。
 数曲終えて、大野さんがコンニチワというと、園児のような「コンニチワ」の返事。メンバー笑って「いいねえ。名古屋」と言って名古屋が良いと言う話、昨日の大阪が良くなかったという話になる。「盛り上がってきたのは最後の方だけでねえ。」
「ホント金返せって言う感じ」とはムーグさん。「まあ、俺らが金返せていうのはなんだけどね」「金払えかー」「もっと金くれーて感じ」。
 この辺前後がしっかりしていませんが、「もう少し名古屋の話していい?」とムーグさん。と名古屋のムーグダイブの話へ。「以前、立花ハジメさんとココへ来たことがあったんですよ」「かなり前だよね」「フリーライブみたいなので、名古屋の人ってタダのやつ大好きでしょう」(会場から笑いが漏れる)「会場いっぱいの人だったんだけど、盛り上がってなくてね。それで、立花ハジメさんて音楽的にも先輩でしょ。ムーグダイブしろていわれて、うっす先輩てなかんじで後ろ向きで飛んだんだけどね」(クスクス)「もー、すーと人が退いてね」「あの落ちる瞬間わかるんだよね」「あれで、鞭打ちになったんだっけ」「あの、落ちてまたステージに這い上がるときの寂しいことね」「何でよけるんだよみたいなこといったら、今度飛んだら受け止めマースみたいなこと言われてね」「もう、むかつくみたいな」
 というかんじで、話が過ぎて、「さあ次の曲行きますか」となったら「オレ喋りすぎて曲の準備できてない」今日のムーグさんはホント良く喋っていた。「なんかつないで」と。それで、チベットの署名の話でつないで「みなさん署名してくださいね」
ていったら今度はシーン。「こういう話だと静かなんだね。」「まじめな話だからね」

 そして、また何曲か。客もいいかんじだし。聞いてても心地よい。
 最後は当然「LI303VE」で締め。途中の曲がいったんフェードアウトしていくところがホントもう最高。もう、全員で一音も逃さない感じでシーンとして、スピーカーからのサーという無音の音しか流れてこないのは、ある意味極限だし、そこからもう一度MAXへとフェードインしていく感じも心地よかった。

そして、アンコール。「せっかくなので盛り上がる曲やります」と「Mirror Ball」

アンコールも終わってライトも付いてきたのに拍手も止まらない。でももう10時だし名古屋のクアトロだしもう終わりだろうと思ってロッカー行ったら2度目のアンコール。(他の会場もしたのかもしれませんけど)「帰りたいやつは帰れ」「じゃあ、これから盛り上がろうか」みたいなことを言ってて。2度目のアンコールは名曲「NO NEWROCK」でした。嬉しかったけど10時20分の終電は無理だと覚悟した。(なんとか終わってから、あえて署名してギリギリ2分前につきましたけど)もう、良いライブだから乗り遅れてもいいと思った。

もしかすると、すでに、今年のベストライブだったかもしれない。

2002年1月6日日曜日

zuppa di pesce

2002/1/5(sat)@新宿JAM のメニュー

prosciutto e melone...生ハムとメロン

l'arancia...オレンジ

Gnocchi...ジャガイモのパスタ

sgombri in umido...ワインで煮込んだシチュー

uovo...卵

意外とアッサリ気味で、野趣あふれるものでございました。

東京都庭園美術館 

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旧朝香宮邸。アールデコ建築。モダンだったお祖父さんの美術館て言う感じ。

中が見学できた。精密な設計図がいい。設計図ってかっこいいと思う。

アンケートがあった。どういうイベントが行われたらいいと思いますか?とあったので小沢剛の相談芸術庭園美術館がいいと書いてきた。無理だろな。

小沢剛

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ワタリウム美術館にバックミンスターフラー展を見に行ってきたのに、買ってきたのは小沢剛の本。原美術館でも、小沢剛の本を発見。東京都庭園美術館のカフェで夕食を食べながら、読む。東京のイメージと小沢剛のイメージがなぜかだぶる。だから、東京土産として小沢剛。

ワタリウム

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写真で見ると大きそうな美術館外見もモダンなカッコイイ美術館
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行ってみると、意外とちっちゃくって、あれ?。うかうかしてるとオシャレなキラー通りで気づかないかも。反対車線から行こう。すると写真のようなワタリウムが見えてくる。同じ車線から歩いていたので、通り過ぎようとしたときに、見覚えのあるフラードームに気づいた。形も直角三角形ぽいんだよね。30度、60度、90度。測ってないけどそんなかんじ。だから、中も結構狭い。でも、相談芸術カフェならここならいいかも