2002年5月26日日曜日

コーネリアス@岐阜モダンカフェクラブ2002/05/25

■コーネリアス@岐阜モダンカフェクラブ

さて、いままでで2回目のコーネリアスのライブでした。生まれて始めてのライブは、97年のファンタズマティックワールドツアーだったので、原点回帰。
こういうライブは小さい会場のほうが盛り上がるはずという読みは正解でした。
小山田さんのライブは映像が素晴らしいというのは皆が言うことですが、前回に比べて音も格段に良くなっていた。まあ、前回は指定席でショーという感じでしたので仕方がなかったですがね。前回はファンタズマの内容を忠実にするという内容だったので、アンコールもなしだった(はずだ)し、踊れるような音構成になっていなかったし。だから、前回は映像にウットリという感じでしたが、COUNT5OF6やFREEHALLでも踊れなかったっですから。
だから、今回も音は太くなったと聴いてはいたけど、あれだけいい音になっているとは正直思っていなかった。

もちろん映像も当然、とんち満載で素敵でした。オープニングからPOINT OF VIEW POINTの映像なんかフジロックで見たら、より感動でしょう。エンパイヤステイトビルみたいなビルを写す映像でしてね。早送りの映像でだんだん暗くなって、ビルの明かりが灯ってくるという、まあ、元ネタはどこでもありそうな映像ですが、灯りがともるところまではよく見るけど、そこから少しずつ灯りが消えてPOINT OF VIEW POINTとなるところは感動でしたね。あと、人差し指と中指二本でおもちゃやお菓子の中を歩く人を表現する映像なんかはイームズっぽいなあとおもって、そういえばそのときの曲もTONE TWILIGHT ZONEという曲で、そういえばイームズっぽい。

アンコールは3回。1回目はBRAZIL、2回目がチャプター8。正確には、(おそらく)Eという曲の後、音楽と映像がノイズとなってそのまま退場。ノイズが収まる頃にまた再びやってきて、最後の曲ですということでBRAZILをやったので、予定していたアンコールとしてはチャプター8だったということだったのでしょう。

チャプター8の時には、お客と一緒に写真をとって、シャッターを切った瞬間にプロジェクターにその映像(おそらく本当は以前のライブの写真なんだろうけど・・・)が写るという暖かい演出もありました。鵜飼いの写真もあったな。そういえば、こういう演出好きな人なんだなあと思った。前回のツアーのときは会場の内外でデジタルカメラを写す人がいてなんだろうなと思ったら、エンディングの際にその映像が編集されて出てきて、その力技に驚いたり、感動したりしたけど、その路線だなあと思ったんですね。

本当はこれで終わりだったんでしょうね。でもチャプター8が終ってメンバーが退場して灯りがついてもお客は帰りませんでした。ライブが終演して画面にはhttp://www.cornelius-sound.com/top_movie.htmlのような映像が映し出されていて、余韻を楽しむような演出だったのだろうけど、何かまだあるんじゃないだろうかと思ったのでしょうね。だけど、係員が本日の公演は終了しましたと言って周っていたから本当に終了だったんでしょうね。それでも半信半疑で客は帰らないし。んで、帰ろうかどうしようかとしているとCJという外人スタッフ(ノリのいい素敵な奴でした。ステージの脇で踊ったりドラムたたく真似してたりしてました)がギターをチューニングしだしたので、人がまたザワザワしてきて、3度目のアンコールをしてくれたわけです。そのときはすでに私服に着替えていて、「帰ろうと思ってたのに」といって、「何する?」となり、じゃあ「トラットリアクラシックを」と言うことでVenus PaterのEvery Planets Sonというトラットリア初期の曲を演奏してました。ほんとツボをついた選曲で・・・。


_______________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________
これ以下は、掲示板に書いたことなので、ぼくの覚えとしての記録。

会場はモダンカフェクラブというところ。最近良い癖なのか悪い癖なのか、行くライブが増えたためか、終電の時間しか調べない。モダンカフェクラブってきっと駅の近くだねと勝手に想像し、とりあえず行ってから見つからないなら、ネットカフェでもどこでも調べりゃいいやと思ったら、車で15分くらいもかかるようなところでやられた(誰に)と思ったのでした。

基本的に方向感覚は良いほうだと思っているのだけど、どこに行きたいかというのを調べるだけで、目的地への道は現地で調べるというか適当に歩くので必ずといって良いほど道に迷います。ただ一度通った道は大概理解できるので次からはあまり迷いません。調べないであるいて偶然何か見つけたら楽しいじゃないかという思いがそうさせるのです。

しかし、モダンカフェクラブすごいですね。絶対倉庫だったところだろうという会場で600人くらい入れるのかな。隣は完全に民家で、田んぼと民家と工場に囲まれた素晴らしい立地環境です。会場の外で人が並んでいなかったら、絶対!!に分かりません。良いのかというくらい素晴らしく音漏れもしておりました。

ライブの感想は長くなるので


でも、プチ感想ということで
・荒木さんのドラムが格段にうまくなっていた。
・コーネリアスでモッシュになると思ってなかったのでちょっとびっくり。
・ていうか、モッシュになるライブって久しぶり♪。
・ていうか客の多いライブも久しぶりかも。
・アンコールでVenus Paterのカバーをするとは!!
・そしてフジロックが楽しみだ。