DTPWORLDの特集の話。
普段はDTP系の雑誌かと思ってあまり手に取らなかったのだけど、タイトルと表紙の雰囲気に惹かれて購入。
どうも最近はデザイン系にシフトしているみたいで、僕が昔立ち読みした頃とは大分変わったみたい。
まず惹かれたのは、佐藤直樹×西野嘉章の対談で写っている「東京大学総合研究博物館 小石川分館」。そこに写っている引退させられた古い標本の数々が、色あせた魅力を感じる。古い標本を集めた分館自体が、荒又宏の世界みたいというか、博物史みたいだ。
ほかにもアートディレクターやデザイナーの原点といえる1冊がインタビューとともに掲載されている。1ページに1冊。3分の2くらいを占める本のジャケットの写真は、どれも表紙を見ただけで中身が気になる1冊1冊。
書店ガイドは本のジャケットをCDのレビューのように並べてあって中身を見に行きたくなってくる。それにしても気になる本はどれも値段の張るものばかり。やはりジャケットを眺めて楽しむばかりか。東京中心で気になりつつも東京は遠いなあとぼんやり。
これ1冊持って神保町に行きたいなあ。
そういや、神保町のエリカは閉店したんだっけなあ。
ちなみに、これ買ったときは気づかなかったけど、友達がこれにテキストを寄せていた。あとで日記で気づく。そういや以前に読んだのかもしれない。だから記憶の奥に残ってたのかもしれない。良い仕事してるなあとおもう。