2004年5月16日日曜日

GW箇条書き

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・アイデン&ティティは蒼いって感じが好きでした。脚本クドカンだとわかってなるほど。
・バンドの音が良かったので良く思えたのだ。音のいい映画は好きで、大友良英さんはやはりすごい。

・最近えむのページが面白い。写メールバトルドーーーン。

・東京へ行ってきました。感想はコチラ。長くなってしまうので一旦小休止。最近下書きと掲示板の再編集にはてなを使っていたのだが、こっちのblogの方が良さそう。はてなもはてなで捨てがたいのですが。

・オノヨーコ展はフルクサスとフルクサス以後と言う感じだった。前日にMOMA展「モダンてなに?」と品川、六本木、お台場あたりの新しい街の雰囲気を見ていたから余計感じたかも。フルクサスはフルクサスで分かるのだが、フルクサス以降って何なんだろうと思っていた。
・オノヨーコ展には運がよければオノヨーコからかかってくるかもしれない白い電話がおいてあってそれはおもしろかった。かかってきたら「HELLO」と言えば良いのか「もしもし」と言えば良いのか。というか日本語で喋ってくれるのか。

・街の色が透明感を基調としている感じは、オノヨーコ展もそうだったし。日本科学未来館もそうだった。

・翌日、六本木から麻布十番へ歩いていたら「Boo`s Bar Halona」というのがあった。高木ブーのお店でハワイアンのライブもしているみたいで、前日だったらやっていたのだ。見れなくて残念だ。
・「Boo`s Bar Halona」のページを探していたら高木ブーのCDを発見。「レット・イット・ブー」

・bdは303LIVEしか見れなかった。エアコンさんに来た意味ないじゃないですかといわれてしまう。確かに。

・でも、303冊限定の303lifeという10周年記念本は買えたよ。

・広いような狭いような会場で、エアコンさんを探すために奥田さんをきょろきょろ探すのは恥ずかしかったかな。でも会えたのでよかった。

・2年ぶりくらいのROVOはドラムの音が変わったんじゃないかと。リズムのバリエーションが増えたような。shinkilowがVJ?をやっていてフジのHEAVENのような空間だった。音の揺れる感じにあわせて光も揺れて幻想的でした。

2004年5月6日木曜日

子供野音 ROVO・GOMA・バッファロードーター@日比谷野外音楽堂

子供野音でした。
5月5日だから子供野音なのです。
コンクリートの建物に囲まれた中に木々が生えていて、そこに音楽堂があるなんてなんて素敵なんでしょう。
霞ヶ関のビル街の中で別空間のように楽しそうに踊る人たちがいるのはいい感じでした。

悲しいことは遅刻してしまいbdが最後の303LIVEしか見れなかったことでした。
嬉しかったことはたくさんあるけど、ROVOのライブが良かったこと、会場が良かったこと、雨が止んだこと、エアコンさんに会えたことでした。
前日からの雨が会場へつく頃には止んできて、緑に囲まれた会場が潤っていました。霞ヶ関についてからも少し迷っていて、素直に低音がなっていたような方向へ向いていれば、もう一曲聞けたのだけど。
野音へ近づくと低音がズンズン響くのですが聞いたことがあるリズムでヤバイと思った。あわてて走るとやはり303live。この曲は最後に必ずやる曲なので必然的に最後なのです。
ショックですがショックに浸っているのももったいないので踊り始めました。2年ぶりですよ。2年ぶり。やっぱりこの人たち好きだわ。
大野さんよりで踊っていました。
��dが終わってから会場をウロウロと。エアコンさんはいないかと探すも顔もメールアドレスも知らないのでとりあえずエアコンさんを知る奥田さんを探すことに。でも狭いようで広い会場でなかなか分からなかったのですが、GOMAのかける曲がかなり盛り上がってきたら見つかりました。奥田さんは楽しそうにくるくる回りながら踊っているので見つかりやすいのです。
奥田さんの喋り方を聞くと東京へ来たなあと思います。
でも、さっきまではいたけど今日はエアコンさんとは一緒じゃないと言うことでがっかりと思い、仕方がないねえGOMAいい音鳴らしているからせっかくだから楽しもうと横のあたりで踊っていたら、GOMA終わりあたりでエアコンさんとお会いする。
どうやら奥田さんが教えてくれたらしい。
でも、あまり話しできなかったー。悔。
��d最後しか聞けなかったといったら「来た意味ないじゃないですかー」ともっともな感想を聞く。
で、お待ちかねのROVOですが夕闇になってきた頃に登場。
��OVOも実は2年ぶりくらい。去年のフジではゴンドラの上で聞いた。天上まで響くような音なのです。
なんだか野音の雰囲気にフジを思い出した。周囲を囲むビルが高山で木々が苗場の森みたい。
しかも、VJ?がshinkilowでしてフジのHEAVENみたいなのです。
音だけでなく全てにやられました。ビルに囲まれてのライブはこんなに素敵だと言うこと。森があるから素敵だと言うこと。都会はこういうやり方得意だなーということ。素敵でした。
会場から楽しそうと言う雰囲気が漂ってくるのは、たとえそれが真っ暗であっても分かります。
子供野音の照明と音と会場、これってモダンだよね。
僕の今好きなモダンだ。

2004年5月5日水曜日

モダンってなに? MOMA展/YES オノヨーコ展 20040505

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さて、話は一度、前日にさかのぼるが、六本木ヒルズではMOMA展もやっていて見る。モダンってなに?
 1880年代から現代までを、4つの時代に分けて展示しているのです。ゴーギャン、キリコ、ムンク、ピカソ、ゴーギー。有名だし嫌いじゃないけどまあこんなものか。1920年ころから好きになる。あ、もしかしてと思ったらやはりロトチェンコ。分かってうれしい。

 見終わって思ったのだけど作品が多すぎて結局一連の流れになってしまう。
 結局僕の好きなのは20年代のバウハウスにロシアアバンギャルドと60年代のフルクサスだと分かった。もちろんそれ以降も好きだけどね。
 MOMA展にはフルクサスの作品もあった。その後で見たオノヨーコ展でもジョージ・マチューナスの作品があった。そして、オノヨーコ展にはフルクサスの考え方として「一瞬で消え去るものを切り取るのが芸術という考え方」という解説があったがこの街の潮流はそんな流れなのだろうと思った。
 MOMAの作品の中に赤と青と銀色のキャンディーが白いフロアの角に三角になるように積まれていて自由に取っていいという作品(会期中いつも補充されるのです)はフルクサスやそれ以後の考え方だろう。
ono_yoko
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 午後からオノヨーコ展をみるのだけど、この人の作品はフルクサスそのものだった。
 オノヨーコ展には運がよければオノヨーコからかかってくるかもしれない白い電話がおいてあってそれはおもしろかった。かかってきたら「HELLO」と言えば良いのか「もしもし」と言えば良いのか。というか日本語で喋ってくれるのか。
 白い10人がけくらいのチェス台やWAR IS OVERの文字やら本などで見たことのあるものなのに実際に見ると感動するのは面白い。 
 オノヨーコのフルクサス以後の作品はこの世の傍流かと思っていたけども、そういうわけでもなかった。
 10メートル以上ある天井の一点から真っ白な紐へフロアへ何本もピンと張り詰めている作品や、緑の木の葉に白色の願い事を書いた短冊をいくつも付けていく作品など、ポピュラー性の高い作品だったのは意外だった。
でも、きれいだったから許すけど。ちゅーか、ポピュラーなのか純化なのかは考えるところがあるけどね。
そういえば、白や透明感を基調としている感じは、オノヨーコ展もそうだったし。日本科学未来館もそうだったし六本木ヒルズもそうだった。
モダン ということなんだろうか?
そこじゃないはずだ。白の上に何が載るかだ。今日の昼はそれは草間の前衛ファッションショーだったのだ。

ハーイ、コンニチワ

クサマヤヨイの前衛ファッションショー
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
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クサマヤヨイの前衛ファッションショー
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クサマヤヨイの前衛ファッションショー
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クサマヤヨイの前衛ファッションショー
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クサマヤヨイの前衛ファッションショー
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クサマヤヨイの前衛ファッションショー
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2004年5月4日火曜日

東京へ行ってきた。

 700系のぞみに乗り品川駅で乗り換え、大門から東京メトロ大江戸線に乗り換え赤羽橋、麻布十番、六本木と向かう。大門はアルミっぽい銀色のデザイン、赤羽橋はガラスブロックのホーム、麻布十番は黄色い細く小さいタイルのブロック、六本木は黒い大理石っぽい壁や柱に、金色の縁取りで「六本木」と書かれている。六本木はなんだかエロい。

��日、5日と東京で六本木周辺からお台場、霞ヶ関あたりを大江戸線を使ってウロウロしていたのですが、都市の雰囲気が全体的に新しく面白い感覚だった。普段行く新宿・渋谷あたりとはまた違う。上野あたりともまた違う。
 六本木へは、クサマトリックスを見るために行ったのだが、祝日は午前0時までやっているのでその前に六本木ヒルズ周辺を歩いてみる。http://www.roppongihills.com/jp/facilities/gaw/index.html
PICT0034
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 ルイーズ・ブルジョアの蜘蛛「ママン」は今回ライトアップされていなかったのか気づかなかった。そのかわり宮島達男の「カウンター・ヴォイド」を見れた。乳白色のガラススクリーンからデジタル数字が浮かび上がる。直島だー。テレビ朝日のスタジオの看板はホログラムでロゴ?が見る位置によって色や形が変わっていた。そういえば新しい1万円札にもホログラムが使われるらしいですね。乳白色やら大理石やら光やら水やらそういうのが多い街である。
PICT0026
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 クサマトリックスの展示は少なかったけど、見ていると吸い込まれそう。「水玉脅迫」、「無限の水玉」、「痛みのシャンデリア」、「蛍の群舞の中に消滅するあなた」、「天国へのぼる階段はやさしく」、「インヴィジブル・ライフ」、「ハーイ、コンニチワ!」
「水玉脅迫」にしろ「無限の水玉」にしろ今回は暖かい感じがした。やさしい脅迫。吸い込まれそう。
「痛みのシャンデリア」は唯一痛みのある作品。真っ暗な空間で唯一激しく輝く感じは、何でそこまで激しく輝くのだという孤独感。そこを抜けると暗い空間で無数の光が。蛍のような無数の光の空間の中に置かれて他の人も消滅してしまう。それだけ微弱な光が無数にあるということ。きれいという感情と光の空間に置かれた虚無感。
そこを抜けると、「マンハッタン自殺未遂常習犯」の歌を歌う草間弥生が。その横には蛍光色のはしごが。ハシゴの上と下に鏡を置くと無限の階段のようになる。階段を先の先を見たいと覗き込むが、自らの頭がじゃまになって見えない。上へ上るのがいいのか、下へ下るのがいいのか。
その先には黄色と水色の水玉に水玉の鏡。水玉の中にも水玉の空間が広がり迷路のような広がりがある。そして、その迷路を抜けると、かわいいお人形とかわいいキャラクターに囲まれた世界に。原色中心の水玉の服の女の子や水玉の犬に干草の強烈な匂いが会場一面を包んでいた。この干草は草間の幼児体験だろうと思いながら干草は懐かしさを感じさせるなあと感じる。抽象中心の草間さんの表現が始めて具象的になったと感じた。
一連の流れは自己消滅の後にあの世へ向かう。あの世へ向かう迷路を抜けた先には理想の幸福が待っているというような草間的幸福感だった。
翌日、朝から六本木ヒルズを歩く。朝ごはんが食べれるかと思っていったのだけど、夜は遅くまでやっているのに朝はどこもやっていない。どこかないかと色々見ていたら、ポスターが張ってあった。
「5/5 12:00 草間彌生の前衛ファッションショー」
うわー行きたいと思い、予定をやりくりする。朝から日本科学未来館にいったあと、12時にお台場からトンボ帰りして12時30分に六本木ヒルズへ付く。会場の広場では人が集まりつつもまだ始まっていない。ラッキー。
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
会場のスクリーンからは草間彌生の紹介のような映像作品が流れている。
 会場はもう人がいっぱいだったので、近くの階段で草間を待つ。すると、遠くから聞こえる「ハーイ、コンニチワ!」のかわいい声。服飾の人らしいかわいい草間のデザインした服を着た人が階段から下りてくる。目の前を通ったのでラッキー。30人くらい色々なデザインの服を着た人が降りてきてまさしく「ハーイ、コンニチワ!」の世界。「ハーイ、コンニチワ!」っていい響きのことばだと思った。
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
「やよいちゃん来るのかなあ」という声。しばらくすると水玉の服を着た子2人に両手を支えられながら弥生ちゃん登場。一斉にフラッシュがたかれる。たどたどしい言葉であいさつをする。このような機会に恵まれ前衛が出来ることに喜びと感謝を感じるというようなことを言っていた。会場が草間さんを見る目が暖かい。
クサマヤヨイの前衛ファッションショー
クサマヤヨイの前衛ファッションショー