2018年11月27日火曜日







11/27(火)【本日のライブ情報】
TOKUZO
【ONJQ 大友良英ニュージャズクインテット】 
水谷浩章 (b) 
大友良英[g] 
類家心平[tp] 
今込治[tb] 
芳垣安洋[ds] 

13年ぶりに再始動のONJQを見に得三へ行ってきました。得三自体も居心地の良さは何も変わっていません。
行くまではラジオで盛んにPRしていたので、チケットの売り上げが悪いのかと思っていましたが、いやいや真ん中から後ろや左右は立ち見になるくらいの人が詰めかけていました。

それにしても素晴らしいライブでした。即興と楽曲を行き来するようなというか、静寂から混沌へ向かう感じや、力強い音と混沌を行き来する感じは大友良英ニュージャズオーケストラと変わらないのだが、5人編成に戻って破壊力が戻ったような気がします。
なによりも類家心平さんと今込治さんの破壊力溢れる金管の音が加わってパワーが増した感じ。
そして、それを支える水谷さんと芳垣さんのリズムセクションや大友さんのノイギターも全然負けていない。

類家心平さんは菊地成孔ダブセクステットでもすごい力強い音を出すと思って見ていたが、あれから10年経っても何も変わらない。

僕はONJOは見たことはあるもののONJQは音源でしか聞いたことがなかったが、初期ONJQは張り詰めたような即興というイメージだったが、ONJOで 混沌さが増した感じがしていた。まあ、ONJOは12人の大所帯だったし、メンバーもSACHIKO Mに宇波拓にアルフレートハルトもいたので当然といえば当然。
ただ、今回はそのパートは芳垣さんと大友さんが担う感じか。大所帯で亡くなったのでじわじわと混沌へ向かうONJOの感じから力強くパートが転換する感じに変わった。

今のONJQは混沌と破壊力と張り詰めた要素が全部混ざった力強さを感じたいいライブだった。

詳しくは書けないのだがアンコールの曲もとても素晴らしかった。アンコールも音源が出たら良いのだが。
今回のライブは録音してライブ盤として出すそうだが、絶対買いだと思う。


それと、会場で2つCDを購入。一つは99年もののレア盤だそうで大友良英×イアンケルコフのcd参加ミュージシャンに初期のONJQのメンバーにナスノミツル、益子樹、SACHIKO Mも参加しているので確かにレア盤。



それと、