2007年8月29日水曜日

気になる二つのおぼえがき ケロミンと修悦体

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エアコンさんところからケロミン


http://www.keromin.com/


これはやばい。口の開き加減で音の高さが変わります。


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タエラマンさんところから佐藤修悦展


http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20513002&comment_count=15&comm_id=15110


9/2まで高円寺の古着屋シランプリで、ガムテープ文字でおなじみの佐藤修悦さんの展示があります。


こちらはそういえば2年前くらいに気に入って日記に書いたような記憶が。NHKも取材に来ているみたい。



2007年8月12日日曜日

東京上空→渋谷→科博→神保町

水曜日、木曜日と東京でした。


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 写真の某所にていろいろ説明を受ける。前に写るのは某社のグランド。一面某社だということでさすがでっかい会社だと感心する。(行ったのは某社ではありません)


 写真に撮りたいシステムがいろいろ並ぶが、機密だと困るので遠慮する。東京でも郊外というべきところなんだろうか、高尾山や富士山も見渡せる、らしい。


 この写真を一枚ぱちりと撮っているところに友達からメールが届く。夕方までなら時間があるのでお茶でもどうと言ってくれた。仕事なので会えないのが残念だけど、こういうところでメールで便りをくれるのはとても嬉しい。


 場所を代えて航空写真の撮影の体験。最新のDMC(デジタルマッピングカメラ)は一億画素ということで900メートル上空からとって側溝のふたまで識別できるのだそうだ。これ街中でパチリととればどうなるんだろう。ボケボケな質問だけど聞いとけばよかったな。


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 東京駅から一時間近くかけてやってきたのに、セスナだと横浜まで5分程度なのでやはり飛行機はすごい。そこから江ノ島までさらに5分もかからない。


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 3Dの都市シュミレーションも見たけどそれと代わらないような景色。なんだかジオラマを見ている気分。人や車は小さくて止まっているように見えるからだと思う。


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 多摩川周辺から見るどこまでも続く街の風景になんだか心が浮いたような気になる。電車で来るときに三鷹を過ぎたあたりから緑が増えてきたなあと思っていたけど上空からもそんな感じに写る。ベットタウンだ。なんかジブリやドラえもんを思い出すような風景だ。


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 横浜まで行きましょうということで見慣れたランドマークが見えてくる。そのまま江ノ島まで目指しましょうかと方向を代える。遠くに伊豆大島が見える。こんなに見えるのはめったにないようで。


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 江ノ島付近で見た相模湾が午後の日差しがさしてきれい。その後東京都庁や、六本木、皇居などを回って飛行場へ。


 お仕事はここまでで、渋谷へ向かう。


 渋さのライブを見にクアトロへ。


不破大輔/片山広明/小森慶子/立花秀輝/川口義之/佐藤帆/


鬼頭哲/北陽一郎/辰巳光英/高橋保行/室舘彩/ベン/


斉藤社長良一/大塚寛之/ファンテイル/関根真理/


ヒゴヒロシ/ツノ犬/磯部潤/藤掛正隆/渡部真一/


さやか/ペロ/東洋/しも/ちえ/たかこ/かえ/すがこ/


青山健一/横沢紅太郎/田中篤史


 当日券で会場に入ると片山さんがサックスのソロをしているところ。メンバー的な要素なのか。豊橋で見た感じで、片山さんのソロの後はロック色の強い感じ。こういう流れで行くのかなと思ったら、やはり混沌とした構成に。渋さ知らズの構成は年々若返っていくなあと思いながら踊る。名古屋に行きたいと思って行けなかったのだが、まさか渋谷で見るとは思ってもいなかった。


 そんなときにエアコンさんからメールが。無理にお茶でも誘うのは悪いかなあと思っていたら、きてくれるということだったのでお言葉に甘えることに。


 ある意味エアコンさんと話ができるというのは外タレ以上にレアかもしれない。


 エアコンさんと会う約束をして、一時間ほど渋さを見て踊る。


 その後ハチ公前でエアコンさんにあう。夏とは思えない赤いマフラーをしているというメールだったので探すが見当たらず。青いマフラーをしている人はいる。電話をしたら違うところに赤いマフラーをした人が。


 久しぶりに会ったエアコンさんは前と違うイメージ。何しろ以前が夕闇前の野音で2・3分ほどあった程度なので。僕はエアコンさんを背の高い人だと思っていたし、エアコンさんは僕は背が低いと思ってたし、完全に階段の差だねと笑う。


 渋谷の沖縄風の居酒屋でおしゃべり。素敵な人との話は時間がたつのが早い。プリクラも見せてもらって、そこには懐かしい人の写真も。久しぶりに楽しい時間を過ごす。


 翌日は代休をとったのでエアコンさんが見たいといっていたインカ・マヤ・アステカ展を見に科博へ。科博は予想以上によくなっていて驚く。


 インカ・マヤ・アステカ展の展示は多すぎず、少なすぎずの分量で500円で音声ガイドを借りて歩けば、NHKスペシャルのよう。



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 展示のスタイルは歴史博物館のような展示物を順次陳列するオーソドックスなスタイルだけど、小中学生を含めて人は多い。ミイラ目当てなのだろう。


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 戦士の家にある等身大の鷲の戦士の像と等身大の死神の像は異様な空気をかもし出している。戦士の家に鷲の戦士の像があるなんてナルシストだなんて思ったりもしたけど、同じ家に心臓の飛び出た死神の像が同居しているなんて。ものすごく生と死が同居しているイメージを受ける。


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 面白かったのは、マヤ文字解読の話で、装飾と思っていたマヤの壁画の文様が文字だったということ。


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 ここらへんもっと詳しく知りたいなあと「マヤ文字解読」で検索してみたら、「マヤ文字解読」という初期の解読チームの中心を担った著者が書き上げたマヤ文字解読ノンフィクションというのがあってこれはちょっと読んでみたい。「わずかな手がかりを解読につなげる若き研究者たちの推理は本格ミステリそのもの」だそうで買おうかなと思う。


 この展覧会ですが、物販が充実していて物販を見るだけで時間が過ぎていく。ipodを入れるのにちょうどいいようなケースがあったので購入。鳥や動物のお面にも惹かれるが値段が値段なのであきらめる。ちょっと小さめで顔からはみ出そうだし。いや買ったところでかぶる機会はないですけど。


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 あと、インカコーラ買いました。ゴールデンコーラということで黄色いです。コーラというよりはメローイエロー(スイートキッス)の味。あ、かはく限定がちゃがちゃを逃したのは残念。ハチ公とか縄文人とかが出るみたい。


 科博に以前に来たときは新館とかできる前で、やたらとでかい古い博物館というイメージだったのだけど、思いっきり変わった。地球館という新館は、日本科学未来館と同じ人が展示にかかわったのじゃないかというくらい展示方法が変化している。


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 陳列から体験というようなコンセプトの変化を感じる。


動くからくり人形を見るのも初めての体験


 3階には大量の剥製が陳列されているのだけど照明を消して陳列することにより迫力が出ている。


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 子供が多かったのだけど怖いーと言う声が多く聞こえてくるあたり、展示としては成功なんだろうなあ。


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 日本初の真空管コンピュータだそうで、ヤンさんを思い出すかっこいい構造物だと思う。


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 科博はほかにも見所たっぷりで、時間が思った以上に過ぎてしまった。


 本当はこの後神保町へ向かおうと思っていたのだけど思わず時間を使ってしまってあまり周れなくなってしまった。暑いのもあってぐるりと様子見のように覗くことにした。


 実は、早苗さんが記事を書いているDTP
WORLDの特集「街へ出よ、本を探そう」が気になって、そこに特集しているおもしろい本を揃えている本屋さんを見てみたいと思ったのだけど、結構恵比寿とか神保町以外も多かった。1店を見るために恵比寿行ってもなあという気もあり、あと、神保町へ行けばここ以外も面白い本があるかなと思っていってみることに。


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 キントト文庫という看板のやけに目に付く古書店に入ってみるといきなり目の前に今和次郎の「考現学」の本がこれみよがしに置かれている。他にも落語の本や風俗・珍奇・奇怪・滑稽・可憐資料が並ぶ。おもちゃからエログロナンセンスから中原淳一から小林健二まである。時間があればもっと覗いて見たいと思うが時間がないので他も見て回ることに


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 ショーウインドウの浮世絵に惹かれて「大屋書房」に入ってみるとこれまた壮観な和本の並びと、筆で書かれたしおりが目に付く。まるでほんの並びが江戸文化を見せるためのセットのよう。


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 外国人の方が写真を撮っていくのもうなずける。そしてそこに並ぶは大学で見た和本の名前の数々。歴史的な名前の本がこんなところで買えるとは。


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 といっても手が出せる値段ではないし、「湖月抄」と桐の箱に入ってあったり、「金○○万圓」と書かれているあたり素人さんを寄せ付けない雰囲気たっぷり。


 あ、写真を撮ったときには気づかなかったけど「妖怪曼荼羅」という本がある。気になるなあ。


 やはり神保町は涼しくなったらまた行かなくてはと思う。