2004年8月8日日曜日

BESATIE BOYS@サマーソニック04大阪 2004/08/07

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 ZEPPから出たら西の方の空は真っ黒く雷鳴が。昼間の晴天が嘘のよう。会場には「TO THE 5 BOROUGHS」のジャケットの、つまりWTCのあった頃のNYが描かれた高さが身長以上の幕があってその下にDJセットが置かれている。DJセットも身長以上の高さになっていてセットの足元にVJが流れる構成になっていた。
 7時半の時間通りスタート。「TO THE 5 BOROUGHS」の描かれた背景がオレンジに染まって、ミックス・マスター・マイクが一人で登場。チェックユアヘッドのアルバムのロゴにあるようなHIPHOP調のシルバーの線が渦巻状に映し出される。会場のモニターにはミックス・マスターの超絶のテクニックが映し出される。すごいよ。手が止まってないよ。ジェフミルズとはまた違う手の多さだ。5分くらいDJ一人でやってその後3人が登場。今回は「THREE MC&ONE DJ」のスタイル。ビースティの3人は灰色の作業着のような衣装にキャップをかぶって登場。実物の3人は雑誌などで見るより年齢を感じる感じでした。
 内容は基本的にニューアルバム中心だったと思う。だから、アルバムを買っていないとどうなんだろう。僕は楽しかったけど。でも、やはり「THREE MC&ONE DJ」や「CH-CHECK IT OUT」などでは盛り上がる。3年前のサマソニのプライマルもそうだったけどフェスで新曲中心だと盛り下がる。まあ、人多すぎず踊りやすかったので良かったけど。
 それとVJが気になった。録画の内容と、ライブ映像を織り交ぜる感じで、モノクロ映像で映し出されたライブ映像がlive感覚で加工されている。去年のエレグラで見たTOMATOの映像のようだった。誰がやっているんだろととても気になったのでした。
 あと、DJセットのわりに1曲づつで途切れて進行するのは気になったかな。ミックスマスターともうまくいかなかった曲もあったしね。アンコール入れて1時間15分と短かったしね。JBはヘッドライナーでもないのに2時間もやったぞ。
 まあ、それはいいとしてビースティはかっこよかったよ。あの人たちしか出せない音がそこにあるのだから。だからいいじゃないと思った。変わらないよさというのかな。あのテンションを持続するのは大変なはず。だから今見ておいて全然損はなかった。