2006年9月27日水曜日

金沢

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先週金沢へ行ってきました。片道バス6時間。疲れたー。
で、夜はNujabesを見に食事後に抜け出し8ホールへ。
早く行ったので地元の人が回していたけどカチッとした硬いリズムトラックにジャズとか綺麗なトラックが流れる感じでNujabesスを意識しているのかな。
次の人はハウスかと思っていたらPCと機材を繋いでハラカミより硬質な感じのエレクトロニカの演奏。チルになりそう。その後、ヒップホップぽい音にハウスを乗せるこれもヌジャベスを意識した人の演奏。
で、1時ごろNujabes。小柄な人で最初からアルバムのネタを出していてアルバムどおりの感じ。それにしてもすごい人。8ホールは名古屋のクアトロより少し小さいくらいの大きさだけど最初半分くらいの入りが1時ごろには踊れないくらい。綺麗なビートで朝方聞いたら気持ちいいなと思える。
そういえば、Nujabesを聴いて帰ろうと思い通路を抜けたら、ロッカー付近にバーカウンタがあってそこでサブステージになっていてこっちの演奏があげあげな感じのbreaksっぽい感じであーこっち好みだとなかなか帰り損ねる。

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金沢駅


翌日朝から金沢市内へ。他の人たちは2時間半かけて朝市へ行ったりゴルフへいったり。せっかく金沢来たのに金沢見ないんだよね。もったいない。
駅からバスに乗り21世紀美術館へ。それにしても金沢駅がすごいことに。もてなしドームという東京国際フォーラムのようなガラス張りのドームに現代風の東大寺南大門のような木造の門。
http://4travel.travel.msn.co.jp/e/msn/traveler/katase/album/10025375/

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21世紀美術館へは早く着きすぎたので金沢城を見ることに。金沢は早くも秋の感じ。菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が実物が思ってより大きいのに驚く。それにしてももてなしドームといい、金沢城といい21世紀美術館といい恐ろしいほどの建築ラッシュ。

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一通り城の中も見てから県立美術館へ。実はここで信貴山縁起絵巻の全3巻が一挙全面公開というマニアにはすごいイベントがやっていたの。最終日と言うことで10分早くオープンしてくれたおかげで人の少ない状態で見ることが出来た。やはり絵巻物は一度に見ないといけないね。絵巻物て最初に枕詞があって、絵が連続していて転換も絵で行うから、最初のナレーションの後は無声映画が続くようなものだからイメージが途絶えるような一部だけ公開と言うのは本来の方法じゃないと思うんだよね。で、絵のイメージと表情とかで物語を動かしていけれる信貴山縁起絵巻はやはりすごい。

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��1世紀美術館は外周からだとすごいと言うイメージがわかない。むしろ反射する背後の建物の風景に町に溶け込む感じがする。中に入ってみると白く透明感のあるいくつもの小部屋であること路ではワークショップが開かれ、子供のための教室があり、ライブラリーがあり、美術館があり、何か一つのコンセプトに包まれた街のよう。市民ギャラリーでは金沢市街を網羅した巨大フォトモがあったり。新進の建築家の作品があったり街に活気がある感じがよく分かる。
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マイケルリンやタレルの作品にも満足。川崎和男の作品は心臓の病気になった際にかっこ悪い人工心臓は入れたくないと自分でデザインしただけあって日常品にあってものすごく繊細な感じ。
ミュージアムショップで何か買おうと思ったのですが高かったのであきらめ、紙飛行機型のハガキだけ買うことに。美術館のカフェでお昼がてら作ってみることに。紙飛行機の形でも120円の定形外で送れるんですね。
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美術館を後にした後ハガキを出して片町へ。片町のあたりって周りに綺麗な小川が流れていて、街のにぎわいも近くの文化施設の雰囲気も京都の河原町を思い出す感じ。
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片町ではラリーレーベルへ向かうことに。109の近くの2階にある雑貨屋で100%orange っぽいおしゃれ系の可愛い雑貨屋。色々贈り物にするとよさそうな雑貨がいっぱいだけど僕には可愛すぎるので。ラリーレーベルのコンピを1枚買う。

時間は短かったけど充実。電車へ乗って待ち合わせ場所の小松へ向かう。やっぱり電車旅行の方が体にあってるわ。

さあ、再来週は朝霧だ