2005年5月8日日曜日

takeuchi@うつぼ公園→心斎橋へ 2005/05/07


■「takeuchi」というパン屋がおいしいというので、朝いちでうつぼ公園へ。
PICT0018
PICT0018
■昨日からの雨も、大阪につく頃には太陽が見えてきて、涼しくも暖かい。店を探すに公園を一周した。公園は針葉樹の木が茂って涼しい感じ。中央に芝生の広場があって薔薇が咲き誇っている。朝露というか雫がきれい。
PICT0017
PICT0017
 
■公園マニアではないけどパン屋とレコード屋を探しに一周した。
PICT0020
PICT0020
■takeuchiは公園のほんと前にあって、朝早くなのに、5・6人のお客がいる。売り切れたパンも既にあったようで。小さい店の中で朝早くから忙しそうに5・6人の職人さんがパンを作っていて匂いと雰囲気がすごく良い。
  PICT0022
PICT0022

■パンはどれもおいしそうだけど、ものすごく値段が高いと言うわけでもない。
 PICT0021
PICT0021
■リンゴのタルトみたいなパンと毬栗のようなパン生地をした栗のパン、フルーツとくるみのパン、惣菜系ではベーコンを包んだ棒状の固めのパンと、生ハムとチーズのサンドイッチ、チーズとソーセージのパンを買った。
 
■公園ですぐにでも食べたかったけど、雨で濡れているのであきらめる。あとで、食べたけどどれも美味しい。やはり噂どおり。
■多分毎回行くでしょう。
■うつぼ公園のレコード屋は多分これかなと思ったけど、当然のごとく朝早く閉まっていた。
■時間があったので本町から心斎橋まで歩く。人類レコードを探すが閉まっていた。11時を過ぎても閉まっていておかしいと思っていたら、翌日tateさんの書き込みで知った。ご主人が亡くなっていたんだって。ものすごく残念。でもレコードたちは北堀江の古着屋の一角に引き取られていったんだって。ひとつの時代がおわったのかな。
■タワーレコードでTHE FOXの新譜とあふりらんぽのDVD付の初回とフィッシュマンズのDVDを買う。FOXは相変わらず東南アジアのリゾートな感じ(行ったことないけど東南アジア)で素敵。あふりらんぽはDVDの間抜けさ加減が大好き。つーかフレーズが耳から離れないんですけど「オニ・ピカ・ハートはデストロイド」。意味不明。フィッシュマンズのDVDはだいぶ前の記憶の増大というやつ。どんだけ探してもなかったんだ。思わず衝動買い。
■ちなみに、ブルーノートで菊地さんの南米のエリザベステーラーを買いましたよ。
■ブルーノートの座席はどこも良い席で、整理券並ばなくても良かったかもしれない。
整理券並ばずにみんぱく行けばよかったな。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=690087
ソーイングテーブルカフェも行けたなあ。
http://homepage3.nifty.com/h-gakuen/19ochaya.htm
まあ、また次回。

菊池成孔クインテット・ライブダブ@ブルーノート大阪 2005/05/07

PICT0035
PICT0035

 あっと言う間のひとときなのに、時計をみてもうこんなに経ったのかと勘違いをしてしまった。慌ててブルーノートを後にし歩き始めて誤りに気付くがもうおそかった。菊地さんのサインもらい損ねた。はっきりいって時間を見ながら二時間も感覚が狂うのはめずらしい。おそらく内容への充実感が感覚を狂わ せたのでしょう。こんだけ満足したんだから短く感じるのも当然、時間があっというまに経ってしまったのも当然という幸福な錯覚にかかってしまった。

 去年のP-hourとはまた違う空間。p-hourが熱帯の中のブルーのシャーベットのような感じ、UAのトッピングは柑橘系のソースという感じでしたが、ブルーノートの場合はブルーのシャーベットはそのままですが、ストリングスとカヒミ・カリィのトッピングが甘美なソースという感じで甘い優雅な空間となっていました。

 カヒミ・カリィが喋ると周りもヒソヒソ話になる。
去年の大友良英ニュージャズオーケストラにゲスト出演したときよりも、色っぽさが強い。あの照明が照らす表情の影の部分がものすごく色っぽい。
PICT0037
PICT0037
 菊池成孔クインテット・ライブダブは、菊地さんの(歓楽街のようなと良く言われる)甘美なサックス、クールで硬質感とアンビエント感のある菊地雅晃さんのベースライン、時に甘いラインと時に複雑で技巧にとんだ高音で硬質のメロディを自在に奏でる坪口さんのピアノ、基本的なジャズフレーズに忠実な藤井さんのドラムと言う具合です。そして、ライブ・ダブ担当というパードン木村さんがダブ処理をするので、曲によってはフレーズは細かく分断されて並べられている。乾いた残響感がブルーノートの空間とよくあう。
 ただ、カヒミさんや菊地さんが歌う曲やストリングスの入った曲は優美なフレーズが続く。
 アンコール前の最後、藤井さんのドラムソロとEMSかMS-10かのアナログシンセと思われる浮遊感のある電子音が残響音のように残った。
b6c9822a
b6c9822a
白ワイン
本鮪中トロと平貝の焼霜造り
エスプレッソ
 正面後ろのソファーからゆったりとエスプレッソを飲みながら音に浸ってました。
アンコール
Crazy He Calls Me
The Wizard Hits It Even On A Rainy Day
 南米のエリザベステーラーから1曲、デギュスタシオン・ア・ジャズから1曲、いずれも甘い曲でゆったりとした夜を演出するかのようにライブは終わっていきました。