2006年4月29日土曜日

presentation10 山本精一solo、勝井祐二solo、山本精一+勝井祐二duo

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presentation10 
4/29fri./2006 19:00~
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live : 山本精一solo、勝井祐二solo、山本精一+勝井祐二duo

 会場のお客は60人くらい。乳白色のワークスペース。着物を着ていくと割引があるみたいで10人近い和服の女の子と和服席がある。
 会場の後ろのほうので山本精一さんと勝井祐二さんがライブ前から談笑を。
 最初は山本精一さんのソロ。ソロアルバムのようなシンプルなギターの弦の単音の音色が、次第にかぶさってきてエフェクターを絡んで音の流線ができるかのよう。もう一つは十二弦ギターを使った曲。十二弦ギターは何年ぶりかですごい久しぶりだそうだ。心地よい音色がからみあう。これも単音から複雑に音が絡み合うさまは羅針盤のよう。そして十二弦ギターだから春っぽい。
 勝井さんのソロは、前半は非常に静かな言の音色がゆっくりかさなりあうようなやさしい音。下を向きながら音色に耳を傾けていると気持ちよすぎてそのまま寝てしまいそうになるほど。後半になるとこれも複雑にエフェクターがからんで勝井さん独特の音が出ていた。次第に音が重なっていくとここの音色が消えて耳を突き抜けそうな気持ちの良い高音となる。
 二人ともそれほど長くやっている気がしなかったのだが、二人が終わると一時間が過ぎていた。
 二人のセッションはROVOのゆったりした曲のセッションという感じ。いわゆる山本さんらしい音と勝井さんらしい音が、たがいにその展開を理解して重ねていく感じ。
 今回のライブ、山本さんがかなりしゃべっていて驚いた。本人も普段はかっこ悪いからしゃべらないといっていたが、どうも大友良英さんにどうしても告知するようにいわれたようで。ROVOではしゃべんないのは当然だけど、羅針盤よりもしゃべってるし。テレながら10分くらい告知していたんじゃないかな。お互いのライブの予定をぼそぼそっと。どうも6月に大友さんと山本さんとsonarとで法然院でかえるの産卵とアコースティック楽器でセッションするみたい?でそれを伝えたかったんでしょうね。
 そんなこんなで、ライブが終わると9時半に近かった。スタートが押したとしても早く感じた。友達も早く感じたようでお互いに時間の経過に驚く。良いライブというのは早く感じるものだ。

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