フォーエバー・ヤン―ミュージック・ミーム1 ヤン富田が過去様々な雑誌でかたった記事や電子音楽の歴史やスティールパン音楽のアーカイヴは一つ一つが発見で読んでいて楽しい。多くはかつて読んだ記事でもあるが、それでも新たな発見はあるものです。
そして、あまり語られることのないヤン富田という人物が本人や身近な人たちの言葉で語られていて非常に興味深いし、読んでいても面白い。
本の中のヤン富田は非常に饒舌だし頑固で熱い人でした。そして、音楽からも分かるように人を喜ばせるために何かを考えているキュートな人でした。
「僕は信じています。実践的に明らかにしていくべきだと僕は信じております。」
という「フォーエバー・ヤン」という曲での言葉のように実践的にやってきた人の言葉は非常に力強いものがあります。
ヤン富田という人がますますかっこよく感じる一冊です。
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