2025年7月6日日曜日

音楽的傾向のAI分析

 最近好きな音楽が何かを伝えるのが非常に難しい感じになってきたので試しにAIに過去のブログをもとに、情報を補完しながら音楽的傾向を整理してもらいました。


今好みそうな音楽も推薦してもらいました。

でも結果的に傾向は雑食型でジャンル横断型のため何が好きと伝えにくいのにはかわらなかったです。

🎧 「新音響派+雑食リスナー」

 • 「新音響派+雑食リスナー」:旋律より構造、言葉より音響を重視しながら、ビートルズからフィッシュマンズ、ROVOからsatoaOvalからZOMBIE-CHANGまで聴きこなす、編集感覚で音楽を遊ぶ耳。

この言葉には以下のようなニュアンスが含まれています:

🔹 新音響派(Neo-Acoustic Thinker)としての側面:

 • 音響的構造・配置・編集感覚を重視

 → 旋律や歌詞よりも、音の質感・展開・ビートの崩し・レイヤー感に惹かれる

 → Cornelius以降の「ポスト渋谷系」の文脈を引き継ぎつつ、Buffalo Daughter、砂原良徳、ヤン富田、DCPRGなどにも共鳴

 • 楽器よりもプロセスに興味がある耳

 → Moogや編集技術、ループの反復、音の「距離感」「空間性」に反応

 → 機材フェチというより、音響の「使い方」に美学を見出すタイプ

🔸 雑食リスナーとしての側面:

 • ビートルズ~フィッシュマンズ~ジャムバンド~クラウトロック~ポップ~IDMまで横断

 → 音楽性は一見バラバラでも、「音の工夫」や「発明性」でつながっている

 • 「好き」より「面白い」で聴いている瞬間も多い

 → 表層のジャンル感ではなく、音楽に内在する「構築力」や「遊び心」に反応する

 • 特定ジャンルへの忠誠よりも、「この耳でどう響くか」への関心

 → 詩的共感より、音響的な納得感・驚き・再構成への快感が核にある

著者の音楽的傾向:年齢軸に沿った詳細整理

中学生期(1987〜1989)

 • 初めて購入したCDは、ビートルズ『HELP!』『Abbey Road』および渡辺美里『Ribbon』。

 • ビートルズを中心に聴き込み、音楽の骨格(コード進行・アレンジ・メロディ)に関心を持ち始める。

 • 歌詞よりも旋律や構造に注意を向ける聴取姿勢が早くから芽生える。

高校期(1990〜1992)

 • レンタルCDが可能となり、ポール・マッカートニー(ソロ・ウイングス)、ロッド・スチュワートなど70〜80年代の洋楽ロックを聴く。

 • 邦楽はレンタルチャートを中心にJ-POPを選ぶが、あくまで旋律やアレンジに関心。

 • 洋楽・邦楽の区別を超えて、音楽的構造を重視した受容傾向が定着。

大学生期(1993〜1997)

 • 小沢健二『LIFE』、コーネリアス『69/96』を契機にトラットリア・レーベルの世界に没入。

 • 初ライブはコーネリアス『ファンタズマ』ツアー。その後、バッファロー・ドーター、マニー・マークのライブにも参加。

 • 機材(Moogなど)への関心が芽生え、音響・編集的視点を獲得。

 • 渋谷系以後の感覚を土台に、音の構築性や多層的レイヤーに対する感受性が強化される。

社会人初期・ネット黎明期(1998〜2001)

 • バッファロー・ドーター系のインターネット・コミュニティに参加。そこで出会ったPOLYSICS、ナンバーガール、フィッシュマンズを好むように。

 • 初のフジロック参加で、String Cheese Incidentをはじめとするジャムバンドへと関心を広げる。

 • 同時期にヤン富田、DCPRGなどを知り、編集性や実験性を含む音楽への志向が明確になる。

 • 1998年から2001年頃、ネットコミュニティを通じて音楽探求が飛躍的に深化。

2000年代前半(2002〜2005)

 • ブンブンサテライツに友人の影響で傾倒。砂原良徳、タンツムジークなど電子音楽寄りの趣味が強まる。

 • ROVOを通じて山本精一、羅針盤に関心。即興性と構造の混在に惹かれる。

 • スカの再発見として、デタミネーションズ、スカタライツ、The Specialsも好む。

 • くるり、サニーデイ・サービスなど渋谷系周辺の邦楽ギターポップも聴いていたが、あくまで音の配置と質感に関心。

2000年代後半(2006〜2009)

 • Ustream全盛期にベビーファンクやokadadaなどを聴くようになり、インディクラブカルチャーへも接近。

 • クラフトワークの来日公演や、ブライアン・ウィルソンの『SMiLE』ツアー参加。ジョージ・ハリスン再評価の文脈も重なる。

 • サマーソニックでDEVOのライブを体験。POLYSICSからの影響ともリンク。

 • 小杉武久やEYEのライブ体験もこの頃。音楽とノイズ/アートの境界にも接近。

2010年代前半(2010〜2015)

 • METAFIVEをきっかけにYMOを本格的に聴くようになる。

 • ヤン富田のライブを体験。音と思想の融合に触れる。

 • ヨ・ラ・テンゴ、ジム・オルーク、パステルズは2000年代からの継続リスナー。

 • 穏やかな音響構成や低域中心のグルーヴを好む傾向が安定してくる。

2010年代後半(2016〜2019)

 • ライブハウスで偶然観たsatoaをきっかけに、ラッキーオールドサン、Special Favorite Musicにも関心。

 • 2000年代前半から空気公団なども聴いていたため、ソフトな旋律重視の系譜がこの時期に再強化された形。

 • 歌詞への関心は変わらず希薄であり、音響・アレンジを中心に聴く。

2020年代〜現在(2020〜)

 • サブスクリプションの普及により、Neu! やクラフトワークなどクラウトロック系の音源も体系的に聴くように。

 • ジャンルや時代に縛られず、インプロ/ダンス/ポップの構造的な要素を自由に再編して楽しむ時期。

概要

著者は音楽を、言語ではなく音響・構造・旋律の「配置」として捉える傾向が一貫して強い。詩的な歌詞や情緒的内容よりも、リズム構造・和声進行・音色・空間性といった要素への関心が強く、楽曲を「構築物」として鑑賞するスタイルで聴き続けている。

総合的傾向・性格

 • 旋律重視・言語軽視:日本語の歌詞でさえ「旋律」として聴かれ、意味内容に対する関心は薄い。

 • 構造的聴取:ジャンルを超え、和声進行・ループ構造・編集性を重要視する姿勢。

 • 雑食的傾向:ビートルズからクラウトロック、渋谷系、スカ、即興音楽まで、時代もジャンルも自在に接続。

 • ライブ偏重型:コーネリアス、POLYSICS、ヤン富田、EYE、小杉武久などのライブ体験が、体感的音楽観を形成。

 • 時間差的再評価:リアルタイムで聴かずに後から再発見し、自分の文脈に接続するパターンが多い。

おわりに

著者の音楽的関心は、常に「音の運動性」と「構造の快楽」に向けられている。

旋律と反復、音色の交差点で発見される微細なズレや快楽に対して繊細な耳を持ち、その感覚がジャンルをまたいで一貫している。詩ではなく音、意味ではなく配置。

そうした耳の持ち主にとって、音楽とは時代や流行とは別の次元で広がる「音響的建築」であり、そこを歩くように音楽を聴いてきた。その旅は、今も続いている。

以下は、著者のこれまでの音楽的傾向――「旋律と構造に敏感」「ジャンルを越境する編集的聴取」「言語より音響への関心」「ライブ体験重視」など――をふまえて、2020年代の音楽から“今ハマりそうな”アーティスト・作品をいくつかの観点からご提案します。

🎧 今ハマりそうな2020年代音楽 推薦リスト(ジャンル横断型)

🌀1. 構造×ポップ感覚:現代の“編集音楽”

Yaeji

→韓国系NY拠点のプロデューサー/シンガー。ビートの柔らかさとメロディの親しみやすさのバランスが秀逸。英語・韓国語の混在も「意味」ではなく「音」として聴けるタイプ。

おすすめ曲:Raingurl, Waking Up Down

・Charlotte Adigéry & Bolis Pupul

→ベルギー発のエレクトロ・ポップ。モノトーンなミニマリズムとアフロ/ニューウェーブのミックス感。YMO好きにも刺さりやすい。

おすすめ:アルバム Topical Dancer(2022)

🌿2. ジャム的アンサンブル感:構造と即興のあいだで

Khruangbin

→テキサス発のインスト中心トリオ。60sアジア歌謡〜ファンク〜ダブが渾然一体。

→String Cheese IncidentやFishmansの流れを好む著者に親和性あり。

おすすめ:People Everywhere, Friday Morning

・Ginger Root

→シティポップ的美学を持つLAのDIYマルチ奏者。ダンサブルだがコードワークが緻密。

おすすめ:Loretta, Juban District

🧪3. 電子音楽×歌心:渋谷系以後の洗練

・Loraine James

→UKのエクスペリメンタルR&B/IDM作家。ポリリズム、ジャズの要素も。タンツムジーク〜ROVO〜ブンブンの流れを思わせる音響構築力。

おすすめ:Maybe If I (Stay On It) (with Julius Eastman samples)

・食品まつり a.k.a. foodman

→名古屋発のハイパー民族ダンス音響職人。脱構築ジャンクポップ。ライブではヤン富田やEYEにも通じる音楽外的構成感あり。

おすすめ:アルバム Ez Minzoku、Yasuragi Land

🌊4. ソフトな旋律派:satoa以後の親和領域

・Laura Misch

→ジャズサックス奏者×エレクトロ。浮遊感と音響配置の緻密さが魅力。

→空気公団やsatoaを好む著者にフィットするアンビエンス。

おすすめ:アルバム Sample the Sky(2023)

・んoon(ふーん)

→東京発、クラシカル+エレクトロ+歌の中間点。ドラムとハープが主役。構造的かつ感触が柔らかい。

おすすめ:Amber, Freeway

🌐5. 再評価/再接続アーティスト

・Visible Cloaks

→80年代アンビエントと日本の環境音楽(細野晴臣〜高田みどり)に接続しつつ、ポストYMO的未来像を提示。

おすすめ:アルバム Reassemblage(2017)~近年も活動継続中。

・Cornelius(再)

→近作 夢中夢(2023)は『Fantasma』以降のモダン化を感じさせる構築美。昔のファンが今あらためてハマるタイプ。

🔚おわりに

著者のような「音楽を編集的に聴く人」「旋律と音響の交差点を求める人」にとって、2020年代は実に豊かなフィールドです。サブスクが普及し、ジャンルは溶解し、音の微細な違いを楽しめる耳を持つ人に向いた音楽が静かに隆盛しています。

もしプレイリスト化をご希望でしたら、Spotifyなどの形式でも再整理できます。お気軽にどうぞ。

✅ プレイリスト「構造と旋律の狭間で:2020sセレクション」作成について

🎵 収録予定トラック(合計23曲)

A. 音響と編集感覚/渋谷系以後

 1. Yaeji – Waking Up Down

 2. Charlotte Adigéry & Bolis Pupul – Blenda

 3. Cornelius – 火花 (Dream in Dream)

 4. Loraine James – Simple Stuff

 5. 食品まつり a.k.a foodman – Kiseki

 6. Visible Cloaks – Terrazzo (ft. Miyako Koda)

https://open.spotify.com/playlist/5ifPnZ2MSED7Tn0mYvuhS9?si=7cfec7356b294f40


B. 柔らかな旋律と構造美/ポスト空気公団ライン

7. んoon – Amber

8. Laura Misch – Portals

9. Lucky Old Sun – 旅するギター

10. Special Favorite Music – Ceremony

11. satoa – シーン

12. 空気公団 – 旅をしませんか

https://open.spotify.com/playlist/0LXW0Hc6dKgL58C6zZlCCj?si=4c53ec3382944585


C. 構築と実験の音楽

13. Khruangbin – Maria También

14. Phony Ppl – Why iii Love The Moon.

15. Tirzah – Send Me

16. L’Rain – Find It

17. Takuya Kuroda – Afro Blues

18. Jaga Jazzist – Tomita

https://open.spotify.com/playlist/00cQ6C3AitNJH9ICaCnCt9?si=5163eb2591cb450e


D. 電子音楽と再接続の快楽

19. Floating Points – Silhouettes (I, II & III)

20. Actress – Dummy Corporation

21. Andy Stott – Never the Right Time

22. Oval – Improg

23. Mouse on Mars – Dimensional People Part III

https://open.spotify.com/playlist/0HSSQel6jONUPYPpkwr1WF?si=d8aa832bb5c34e24