2025年7月6日日曜日

音楽的傾向のAI分析

 最近好きな音楽が何かを伝えるのが非常に難しい感じになってきたので試しにAIに過去のブログをもとに、情報を補完しながら音楽的傾向を整理してもらいました。


今好みそうな音楽も推薦してもらいました。

でも結果的に傾向は雑食型でジャンル横断型のため何が好きと伝えにくいのにはかわらなかったです。

🎧 「新音響派+雑食リスナー」

 • 「新音響派+雑食リスナー」:旋律より構造、言葉より音響を重視しながら、ビートルズからフィッシュマンズ、ROVOからsatoaOvalからZOMBIE-CHANGまで聴きこなす、編集感覚で音楽を遊ぶ耳。

この言葉には以下のようなニュアンスが含まれています:

🔹 新音響派(Neo-Acoustic Thinker)としての側面:

 • 音響的構造・配置・編集感覚を重視

 → 旋律や歌詞よりも、音の質感・展開・ビートの崩し・レイヤー感に惹かれる

 → Cornelius以降の「ポスト渋谷系」の文脈を引き継ぎつつ、Buffalo Daughter、砂原良徳、ヤン富田、DCPRGなどにも共鳴

 • 楽器よりもプロセスに興味がある耳

 → Moogや編集技術、ループの反復、音の「距離感」「空間性」に反応

 → 機材フェチというより、音響の「使い方」に美学を見出すタイプ

🔸 雑食リスナーとしての側面:

 • ビートルズ~フィッシュマンズ~ジャムバンド~クラウトロック~ポップ~IDMまで横断

 → 音楽性は一見バラバラでも、「音の工夫」や「発明性」でつながっている

 • 「好き」より「面白い」で聴いている瞬間も多い

 → 表層のジャンル感ではなく、音楽に内在する「構築力」や「遊び心」に反応する

 • 特定ジャンルへの忠誠よりも、「この耳でどう響くか」への関心

 → 詩的共感より、音響的な納得感・驚き・再構成への快感が核にある

著者の音楽的傾向:年齢軸に沿った詳細整理

中学生期(1987〜1989)

 • 初めて購入したCDは、ビートルズ『HELP!』『Abbey Road』および渡辺美里『Ribbon』。

 • ビートルズを中心に聴き込み、音楽の骨格(コード進行・アレンジ・メロディ)に関心を持ち始める。

 • 歌詞よりも旋律や構造に注意を向ける聴取姿勢が早くから芽生える。

高校期(1990〜1992)

 • レンタルCDが可能となり、ポール・マッカートニー(ソロ・ウイングス)、ロッド・スチュワートなど70〜80年代の洋楽ロックを聴く。

 • 邦楽はレンタルチャートを中心にJ-POPを選ぶが、あくまで旋律やアレンジに関心。

 • 洋楽・邦楽の区別を超えて、音楽的構造を重視した受容傾向が定着。

大学生期(1993〜1997)

 • 小沢健二『LIFE』、コーネリアス『69/96』を契機にトラットリア・レーベルの世界に没入。

 • 初ライブはコーネリアス『ファンタズマ』ツアー。その後、バッファロー・ドーター、マニー・マークのライブにも参加。

 • 機材(Moogなど)への関心が芽生え、音響・編集的視点を獲得。

 • 渋谷系以後の感覚を土台に、音の構築性や多層的レイヤーに対する感受性が強化される。

社会人初期・ネット黎明期(1998〜2001)

 • バッファロー・ドーター系のインターネット・コミュニティに参加。そこで出会ったPOLYSICS、ナンバーガール、フィッシュマンズを好むように。

 • 初のフジロック参加で、String Cheese Incidentをはじめとするジャムバンドへと関心を広げる。

 • 同時期にヤン富田、DCPRGなどを知り、編集性や実験性を含む音楽への志向が明確になる。

 • 1998年から2001年頃、ネットコミュニティを通じて音楽探求が飛躍的に深化。

2000年代前半(2002〜2005)

 • ブンブンサテライツに友人の影響で傾倒。砂原良徳、タンツムジークなど電子音楽寄りの趣味が強まる。

 • ROVOを通じて山本精一、羅針盤に関心。即興性と構造の混在に惹かれる。

 • スカの再発見として、デタミネーションズ、スカタライツ、The Specialsも好む。

 • くるり、サニーデイ・サービスなど渋谷系周辺の邦楽ギターポップも聴いていたが、あくまで音の配置と質感に関心。

2000年代後半(2006〜2009)

 • Ustream全盛期にベビーファンクやokadadaなどを聴くようになり、インディクラブカルチャーへも接近。

 • クラフトワークの来日公演や、ブライアン・ウィルソンの『SMiLE』ツアー参加。ジョージ・ハリスン再評価の文脈も重なる。

 • サマーソニックでDEVOのライブを体験。POLYSICSからの影響ともリンク。

 • 小杉武久やEYEのライブ体験もこの頃。音楽とノイズ/アートの境界にも接近。

2010年代前半(2010〜2015)

 • METAFIVEをきっかけにYMOを本格的に聴くようになる。

 • ヤン富田のライブを体験。音と思想の融合に触れる。

 • ヨ・ラ・テンゴ、ジム・オルーク、パステルズは2000年代からの継続リスナー。

 • 穏やかな音響構成や低域中心のグルーヴを好む傾向が安定してくる。

2010年代後半(2016〜2019)

 • ライブハウスで偶然観たsatoaをきっかけに、ラッキーオールドサン、Special Favorite Musicにも関心。

 • 2000年代前半から空気公団なども聴いていたため、ソフトな旋律重視の系譜がこの時期に再強化された形。

 • 歌詞への関心は変わらず希薄であり、音響・アレンジを中心に聴く。

2020年代〜現在(2020〜)

 • サブスクリプションの普及により、Neu! やクラフトワークなどクラウトロック系の音源も体系的に聴くように。

 • ジャンルや時代に縛られず、インプロ/ダンス/ポップの構造的な要素を自由に再編して楽しむ時期。

概要

著者は音楽を、言語ではなく音響・構造・旋律の「配置」として捉える傾向が一貫して強い。詩的な歌詞や情緒的内容よりも、リズム構造・和声進行・音色・空間性といった要素への関心が強く、楽曲を「構築物」として鑑賞するスタイルで聴き続けている。

総合的傾向・性格

 • 旋律重視・言語軽視:日本語の歌詞でさえ「旋律」として聴かれ、意味内容に対する関心は薄い。

 • 構造的聴取:ジャンルを超え、和声進行・ループ構造・編集性を重要視する姿勢。

 • 雑食的傾向:ビートルズからクラウトロック、渋谷系、スカ、即興音楽まで、時代もジャンルも自在に接続。

 • ライブ偏重型:コーネリアス、POLYSICS、ヤン富田、EYE、小杉武久などのライブ体験が、体感的音楽観を形成。

 • 時間差的再評価:リアルタイムで聴かずに後から再発見し、自分の文脈に接続するパターンが多い。

おわりに

著者の音楽的関心は、常に「音の運動性」と「構造の快楽」に向けられている。

旋律と反復、音色の交差点で発見される微細なズレや快楽に対して繊細な耳を持ち、その感覚がジャンルをまたいで一貫している。詩ではなく音、意味ではなく配置。

そうした耳の持ち主にとって、音楽とは時代や流行とは別の次元で広がる「音響的建築」であり、そこを歩くように音楽を聴いてきた。その旅は、今も続いている。

以下は、著者のこれまでの音楽的傾向――「旋律と構造に敏感」「ジャンルを越境する編集的聴取」「言語より音響への関心」「ライブ体験重視」など――をふまえて、2020年代の音楽から“今ハマりそうな”アーティスト・作品をいくつかの観点からご提案します。

🎧 今ハマりそうな2020年代音楽 推薦リスト(ジャンル横断型)

🌀1. 構造×ポップ感覚:現代の“編集音楽”

Yaeji

→韓国系NY拠点のプロデューサー/シンガー。ビートの柔らかさとメロディの親しみやすさのバランスが秀逸。英語・韓国語の混在も「意味」ではなく「音」として聴けるタイプ。

おすすめ曲:Raingurl, Waking Up Down

・Charlotte Adigéry & Bolis Pupul

→ベルギー発のエレクトロ・ポップ。モノトーンなミニマリズムとアフロ/ニューウェーブのミックス感。YMO好きにも刺さりやすい。

おすすめ:アルバム Topical Dancer(2022)

🌿2. ジャム的アンサンブル感:構造と即興のあいだで

Khruangbin

→テキサス発のインスト中心トリオ。60sアジア歌謡〜ファンク〜ダブが渾然一体。

→String Cheese IncidentやFishmansの流れを好む著者に親和性あり。

おすすめ:People Everywhere, Friday Morning

・Ginger Root

→シティポップ的美学を持つLAのDIYマルチ奏者。ダンサブルだがコードワークが緻密。

おすすめ:Loretta, Juban District

🧪3. 電子音楽×歌心:渋谷系以後の洗練

・Loraine James

→UKのエクスペリメンタルR&B/IDM作家。ポリリズム、ジャズの要素も。タンツムジーク〜ROVO〜ブンブンの流れを思わせる音響構築力。

おすすめ:Maybe If I (Stay On It) (with Julius Eastman samples)

・食品まつり a.k.a. foodman

→名古屋発のハイパー民族ダンス音響職人。脱構築ジャンクポップ。ライブではヤン富田やEYEにも通じる音楽外的構成感あり。

おすすめ:アルバム Ez Minzoku、Yasuragi Land

🌊4. ソフトな旋律派:satoa以後の親和領域

・Laura Misch

→ジャズサックス奏者×エレクトロ。浮遊感と音響配置の緻密さが魅力。

→空気公団やsatoaを好む著者にフィットするアンビエンス。

おすすめ:アルバム Sample the Sky(2023)

・んoon(ふーん)

→東京発、クラシカル+エレクトロ+歌の中間点。ドラムとハープが主役。構造的かつ感触が柔らかい。

おすすめ:Amber, Freeway

🌐5. 再評価/再接続アーティスト

・Visible Cloaks

→80年代アンビエントと日本の環境音楽(細野晴臣〜高田みどり)に接続しつつ、ポストYMO的未来像を提示。

おすすめ:アルバム Reassemblage(2017)~近年も活動継続中。

・Cornelius(再)

→近作 夢中夢(2023)は『Fantasma』以降のモダン化を感じさせる構築美。昔のファンが今あらためてハマるタイプ。

🔚おわりに

著者のような「音楽を編集的に聴く人」「旋律と音響の交差点を求める人」にとって、2020年代は実に豊かなフィールドです。サブスクが普及し、ジャンルは溶解し、音の微細な違いを楽しめる耳を持つ人に向いた音楽が静かに隆盛しています。

もしプレイリスト化をご希望でしたら、Spotifyなどの形式でも再整理できます。お気軽にどうぞ。

✅ プレイリスト「構造と旋律の狭間で:2020sセレクション」作成について

🎵 収録予定トラック(合計23曲)

A. 音響と編集感覚/渋谷系以後

 1. Yaeji – Waking Up Down

 2. Charlotte Adigéry & Bolis Pupul – Blenda

 3. Cornelius – 火花 (Dream in Dream)

 4. Loraine James – Simple Stuff

 5. 食品まつり a.k.a foodman – Kiseki

 6. Visible Cloaks – Terrazzo (ft. Miyako Koda)

https://open.spotify.com/playlist/5ifPnZ2MSED7Tn0mYvuhS9?si=7cfec7356b294f40


B. 柔らかな旋律と構造美/ポスト空気公団ライン

7. んoon – Amber

8. Laura Misch – Portals

9. Lucky Old Sun – 旅するギター

10. Special Favorite Music – Ceremony

11. satoa – シーン

12. 空気公団 – 旅をしませんか

https://open.spotify.com/playlist/0LXW0Hc6dKgL58C6zZlCCj?si=4c53ec3382944585


C. 構築と実験の音楽

13. Khruangbin – Maria También

14. Phony Ppl – Why iii Love The Moon.

15. Tirzah – Send Me

16. L’Rain – Find It

17. Takuya Kuroda – Afro Blues

18. Jaga Jazzist – Tomita

https://open.spotify.com/playlist/00cQ6C3AitNJH9ICaCnCt9?si=5163eb2591cb450e


D. 電子音楽と再接続の快楽

19. Floating Points – Silhouettes (I, II & III)

20. Actress – Dummy Corporation

21. Andy Stott – Never the Right Time

22. Oval – Improg

23. Mouse on Mars – Dimensional People Part III

https://open.spotify.com/playlist/0HSSQel6jONUPYPpkwr1WF?si=d8aa832bb5c34e24


2019年11月14日木曜日




DC/PRG LIVE at 名古屋ボトムライン
1. 構造1
2. fkA
3. Playmate at Hanoi
4. Ronald Reagan Otherside
5. Circle/Line - Hardcore Peace
6. Hey Joe
en. Mirror Balls

なんと前回から13年ぶりのDC/PRG
むしろDCPRGやdCprG時代を知らない。dcprg の表記はしていたけどdate course Pentagon royal garden時代だ。
津上さんも坪口さんもふっくらした。
大儀見さんは髪が増えた以外はあまり変わらない。
そういえば最後に見た時期はホーン隊が多かった時期だ。
通常3時間のライブが移動の都合で2時間。
2時間が短く感じる。安定の名曲揃い。
ほとんど東京へ行き聞いていたので、思えば名古屋で聞くのは2回目。

難解な曲を、簡単そうに弾きこなす今のメンバーはすごい。
音の複雑さは今の方が上かな。
緊張感は大友さん時代特に911直後のライブが一番という印象。


2018年11月27日火曜日







11/27(火)【本日のライブ情報】
TOKUZO
【ONJQ 大友良英ニュージャズクインテット】 
水谷浩章 (b) 
大友良英[g] 
類家心平[tp] 
今込治[tb] 
芳垣安洋[ds] 

13年ぶりに再始動のONJQを見に得三へ行ってきました。得三自体も居心地の良さは何も変わっていません。
行くまではラジオで盛んにPRしていたので、チケットの売り上げが悪いのかと思っていましたが、いやいや真ん中から後ろや左右は立ち見になるくらいの人が詰めかけていました。

それにしても素晴らしいライブでした。即興と楽曲を行き来するようなというか、静寂から混沌へ向かう感じや、力強い音と混沌を行き来する感じは大友良英ニュージャズオーケストラと変わらないのだが、5人編成に戻って破壊力が戻ったような気がします。
なによりも類家心平さんと今込治さんの破壊力溢れる金管の音が加わってパワーが増した感じ。
そして、それを支える水谷さんと芳垣さんのリズムセクションや大友さんのノイギターも全然負けていない。

類家心平さんは菊地成孔ダブセクステットでもすごい力強い音を出すと思って見ていたが、あれから10年経っても何も変わらない。

僕はONJOは見たことはあるもののONJQは音源でしか聞いたことがなかったが、初期ONJQは張り詰めたような即興というイメージだったが、ONJOで 混沌さが増した感じがしていた。まあ、ONJOは12人の大所帯だったし、メンバーもSACHIKO Mに宇波拓にアルフレートハルトもいたので当然といえば当然。
ただ、今回はそのパートは芳垣さんと大友さんが担う感じか。大所帯で亡くなったのでじわじわと混沌へ向かうONJOの感じから力強くパートが転換する感じに変わった。

今のONJQは混沌と破壊力と張り詰めた要素が全部混ざった力強さを感じたいいライブだった。

詳しくは書けないのだがアンコールの曲もとても素晴らしかった。アンコールも音源が出たら良いのだが。
今回のライブは録音してライブ盤として出すそうだが、絶対買いだと思う。


それと、会場で2つCDを購入。一つは99年もののレア盤だそうで大友良英×イアンケルコフのcd参加ミュージシャンに初期のONJQのメンバーにナスノミツル、益子樹、SACHIKO Mも参加しているので確かにレア盤。



それと、










2011年3月1日火曜日

2011/01/09 music of YannTomita at noon ,babeefank at Nuooh


開演15分前から会場に音楽が、初期のヒップホップナンバーと思われるものから、ミュージックコンクレート作品みたいなもの。SURF REPORTS,TEST RECORDS,PART1とか結構レアな音源が流れて、午後の7時にスクリーンにMusic For Living Sound の動画に映っていたようなAudioScienceLABORATORYのアーカイブ動画(ヤンさんのマンションから見た羽田空港の夕景や世界の空港のラウンジのスライド)がラウンジ風の音楽と共に流れて、音楽もラウンジからJAZZ、ロックへと展開しコンサートがスタート。

 1曲目が宇宙飛行士・ナンバーαに於けるバイオフィードバック・データの解析

この曲は「頭に電極をつけてハードディスクに取り込んでコンピュータで音楽を奏でる。
もともと医学の分野で研究されていたもので20世紀の初頭に脳波でピアノを奏でられると言う研究があって。人体って筋肉には電気が流れている。この微弱な電波を取り込んで音楽としている。」というもの。

 「旅に出るというか、遠い宇宙にいくというか、内的宇宙というか、今日は非常に遠くに行きます。脳内トリップというかトリップミュージックと言う分野。
難しく考えると、とっても深くなっちゃうけどディズニーランドのアトラクションと思えばいい。」というもので、

  そして、この曲がとても長い。行ってくるのに約45分。
より深いところに行って帰ってくるまで約45分。長いとは思ったけどこんなに長いとは思わなかった。ノイズと言う音かもしれないけども何かしらここち良さがある。
サージモジュールシンセの音が良いのです。

 「無茶苦茶ファンキーなベース音だけど。偶然性のあるモジュールに必然性のある偶然を呼び込む形で制御すると言う感じで奏でている。同じフレーズが二度と出てこない。デジアナのシステム。デジタルの概念で作ってもこんなものはできない。
コンピュータの概念で言うとこういう音にはならない。こういう音は作れない。アナログと言うものは完成したものだけど、デジタルは未完成のもの。
デジタルで作っても3年くらいするともっと便利なものが出てくるし。
デジタルはただ便利なものだけであって音楽の表現でやるとすぐつまらなくなる。
道具としてはなるけど楽器にはならない。
きれいに音がするときもあって、鳴ってくれない時もあるのが楽器で。
音楽家はそれを奏でることによって醍醐味を見出すと言うが、デジタルはいつもおんなじ音になる。デジタルは温もりというかそういうはない。ただ、すごく便利なものであって僕も今それを使ってこうやって奏でてる。」

 この長い音楽を聞いていられるのもアナログの揺らぐ音だからこそ、楽器を奏でる音として聞いていられるのだろう。

 ただ、突き詰めるととても複雑で難解な音を聞いた後にスティールパンの独奏を聞くとこれはまたたまらない。
 2曲目はヤンさんの独奏によるスティールパンの演奏。パノラマスティールオーケストラとか大人数でバーンと奏でる演奏も良いけども、一人でのなめらかなシンプルな演奏もたまらない。

 美しいとっても美しい音楽のあとは、バイオフィードバックを用いた心拍での演奏をする予定だった見たいだけれども押し気味だったのでプログラミングだけして予定変更。
モジュラーシンセとかを使ったムーンライトからフォーバーヤンへの展開。いとうせいこうさんが海外に行っていると言うことでロボ宙さんがラップ。
 ただ、ムーンライトにしろフォーエバーヤンにしろLove Songsにしろアルバムの音そのものではなく、より複雑で長く凝ったものとなっている。
 ここまでで第1部終了ということで。すでに時間は午後の10時。

 第2部から、ヤンさんが登場しモジュールを操作してLove Songsの音をベースにした演奏が続く。電子音の水滴。電子音の涙がながれるという表現が電子音を暖かくとらえている感じでいい。「電気をたどって行くと、コンセントにつながっていて、それが電線をたどって行くと山奥の水力発電にたどり着く。そうやってつながっていると思っていて。
僕は音楽家としてそういうことを信じている。」
 そしてDOOPEESこと大野由美子さんとスージーキムが登場。ライブでの声はアルバムのように出るのかと思っていたけど、まさしくアルバムの声。あまりに素敵な声にテープで録音して編集して流していないんだろうかと思ったりしましたが、途中で大野さんが歌詞を間違えたか何か笑ったのがマイクで拾われて、間違えたけれども見てる側は生音が確認できてとてもうれしい。

 そして、ヤンさんはギターに持ち替えて「だいじょーぶ」を演奏。それともう一曲。「だいじょーぶ」のギターを録音した音とシンセとスティールパンをでの演奏とDOOPEESのコーラスとの演奏。いろんな音が絡み合ってきれいな音楽を演奏していると言うのはこういうことを言うんだろう。

 とても素敵な音楽とても素敵な時間でした。

 さて、ライブを終えた後、同じ日にヌオーでbabeefankさんがDJをしているということでこちらも行ってきました。

 どうもその日のイベントはbabeefankさんもほとんど初めてお会いするDJさんばかりらしく、ヌオーの店長が面白いと思う人ばかりを集めたそうで、何でもありみたいな展開だったらしくラテンから、ランバダから襟裳岬、なごり雪、スバルと何でも流れていて濃かったです。
 babeefankさんのDJはこういう日だから好きな曲かけるわと言っていた通り、ものすごくいい流れ。USTで聞くのも仕事のお供に最適だけれども、フロアでアナログでかける音はまた良いわ。ほとんど初めて聞く曲だけれどもそれがまた新鮮で最高。organicschool01みたいな展開でほんと楽しかったです。
 こうやって、ヤンさんにしろbabeefankさんにしろ生で音を聞くとやっぱりライブは良いなあと思う。USTやPCDJは便利だし大変役に立ってるけれども、ヤンさんの「デジタルは未完成であってアナログは完成されていて、音楽の表現として使うとすぐつまらなくなる。きれいに音がするときもあって、鳴ってくれない時もあるのが楽器で。」と言う言葉をおもいだして、アナログレコードでDJがその場でミキサーとかエフェクターを使ってかけているのを箱で大音量で聞くのは良いなあと思ったりした。

2010年10月9日土曜日

吉田屋とヒント


    と
    V
吉田屋 ヒントという本を買った。
http://bccks.jp/#B34456,N0
 吉田屋料理店というお店で先日ご飯を食べました。大友良英さんがJAMJAMラジオでそこの料理がとてもおいしいと言っていたのと、ラジオで流していた「自家豚ばら肉の塩づけソテー」の焼く音がとてもおいしそうだったこと。そんなことで、京都へ行ったら是非行きたいそう思っていました。
 場所は丸太町御幸町下ル五軒目東露地奥ということで京都の道の読み方を理解すればすぐに分かる。理解していないと露地の奥。隠れ家のようにあるので分かりにくい。
 

  時間があったので、三条から市役所横の通りとずっと歩いて行きました。新京極の商店街の通りの喧騒から市役所前あたりまで来ると少し静かになってきて、それとともに個性的な店もチラホラと現れてきて、ここを真っ直ぐ行けば吉田屋料理店なんだなあと納得。趣のある店がある中にあるという感じ。趣のある銭湯を横目に御苑のところまで来て通りを西に一つ跨ぐとお店に着きます。
お店はとても無造作で趣のあるお店。カウンター越しに並べられている食器も落ち着いた感じで整いすぎていない感じもいい。


メニューを見たが何がおいしいのか分からないので適当に注文する。吉田屋でごはん。
 「ハードチーズとグリーンリーフのサラダシャンパンビネガーソース」と「雲南風揚げきのこ」とワイン。「自家製豚バラ肉の塩漬けソテー」と日本酒。「韓国風トルティーリャ」と「手羽先の揚げ物スイートチリソース」を注文。ハードチーズは薄くスライスしてあってとても食べやすくってワインも進みます。雲南風揚げきのこは想像していたのとは違っていたのだけど、エリンギ風の風味豊かなキノコとさきいかのような状態になったキノコが揚げてあっておつまみ風。でも、お酒には良くあう。
 「自家製豚バラ肉の塩漬けソテー」が出てきたらこれは日本酒でしょう。サニーレタスが豚バラ肉の下一つ一つに敷いてあって塩辛い豚ばら肉のいいアクセントになっている。「韓国風トルティーリャ」はキムチピザみたいな感じでした。チヂミっぽくもあり、ピザっぽくもありピザとキムチって合うんだと思いながらお酒が進む。「手羽先の揚げ物スイートチリソース」もチリソースが辛すぎず少し甘い感じもあっておいしいなあと思って食べる。
 お店に本が置いてあったので手にとって見ていました。
 2冊本があって一冊は「京都 吉田屋料理店」という本。吉田屋で出している料理のレシピが書かれているような本で、どの料理もおいしそうに見える。メニューにない料理のレシピばかりで、でも「吉田屋では定番の料理」とかかれてあったりして色々その時でメニューがあるんだろうなあと思ったり。

 そしてもう一冊は「吉田屋とヒント」という本。なんでもこの本は天然文庫というところで出ていて、ネットで内容を読むことが出来て、注文すれば1冊から印刷して郵送してくれるそうで、在庫を抱えないんだそう。ちょっと高めなのか、ファンジンとしては格安なのか良く分からないが面白い形態だなあと思ったり、音楽もこんな感じでアルバムを作って送ってくれる形態があれば在庫抱えなくてすむのにと思ったり、コンピとかもユーザーで作れるようになればなあと思ったり。
 話がそれたけどそんなことを思いながらちょっと読んでみる。どちらかといえばこちらの本は吉田屋という料理店で出る料理のヒントとなった旅先での料理や吉田屋以前の話も織り交ぜながら吉田屋というお店はこういうお店ですよということを簡単なレシピを交えて教えてくれる感じ。読むとこの店の料理を、今日食べれなかったものをまた食べたくなる。
 また来たくなる。
 そんなことを考えて1冊買って帰った。

2009年8月8日土曜日

PARAwith竜巻太郎@得三 2009/08/07

記事が面白いんで最後で全部引用します。

2年ぶりにPARAのライブに行って来ました。
PARAは面白い。ものすごく窮屈な理論の音楽のはずなのにこれがとても「踊れる」。
PARAは短いフレーズを繰り返す。いわゆるワンフレーズが反復していて少しずつそれがずれていくのが脳内で気持ちよく感じる。
アルバムの音楽がエラーのない正解なのだけども、実はライブの方が何倍も面白い。
「エラーシステム」が脳内を開放するような感じになって気持ちよく感じる。
メンバーは皆、どんな即興でも対応できるようなつわもの。それが一定のルールに基づいて窮屈にフレーズを反復しているわけだけども、じわじわと反復から反れる過程が規律からそれるような感覚で楽しい。ただ、反れても音楽的に成り立っているのはこのメンバーの実力があるからだけど。
脳内麻薬のようにじわじわと利いてくる感じで楽しい。反復するフレーズも非常に明るいフレーズだからかな。ポップなフレーズを現代音楽の手法で反復させて踊らせるという完全に溶け合わないような手法がとけ合わさってしまうんやからすごい。今見ておかんと損やと思う。だってこんな面倒な手法やりたがる人そんなにいないやろうから(笑)
会場で売っていたPARAのDVD(会場でしか売っていないのかな)がとてもよかったです。アルバムよりも良かった。買いです。

そうそう、千住くんの演奏がこのバンドのリズム的な屋台骨を支えていると思う。若いけど実力のある人だね。

竜巻太郎くんとはまた違った、しなやかなドラミングで上手いなあと思った。

さて、今回はPARAwith竜巻太郎とあって竜巻太郎と競演?、ほんとうにやれるのかと思ったんですけど結局は競演はありませんでした。
でも竜巻太郎くん上手いね。打ち込みのフレーズにあわせてドラムを叩いていたけど久しぶりに上手くて力強いドラムを見て爽快でした。
残念ながら今回は天井に宙釣りになってのドラムや料理をしながらのドラムなどの多芸ぶりなところは見れなかったけども、何でもあわせれる実力の持ち主かなと思えた。myspace Videoの映像とは違い非常に上手い。結構どんな相手にも合わせれるんじゃないかと思えた。PARAと競演も大丈夫じゃないかなと思った。ただしエラーシステムとしてかな。
なんにしろ要注目かな。

竜巻太郎
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.channel&ChannelID=1000887389



PARA

ボアダムズ,ROVOのギタリストであり、羅針盤、想い出波止場などでリーダーとして活動する山本精一が2001年に故・CHINAの2人で結成、その後 YOSHITAKE EXPE、家口成樹、千住宗臣、西滝太が加入し現在のメンバーが揃い06年に1st アルバム『X-Game』を発表。「メンバーの誰もが平等で、ひとつひとつの音が等価な、バンドが文字通りひとつの生命体であるような、そんなユニットであり続けたい」との思いも込められている。

ダブル・キーボード、ツイン.ギターによる「フレーズの組み上げ」を軸に、ドラム&手弾きシンセ・ベースが不思議なポリリズムで絡み付く。そのミニマルなアンサンブルはライブの度ごとに変化し、聴く者に新鮮な驚きを与え、美しく奇妙な、新たなるダンス・ミュージックのモードが形作られる。
この夏に は待望の2nd アルバム「CURRICULUM」が発売される。

メンバー名:担当楽器
西滝太 / RYOTA NISHI : Synthesizer, Synth Bass, Grand Piano
千住宗臣 / MUNEOMI SENJU : Drums, Percussion
山本精一 / SEIICHI YAMAMOTO : Guitar
ヨシタケEXPE / yoshitake EXPE : Space Guitar
家口成樹 / SHIGEKI IEGUCHI : Synthesizer
チャイナ / CHINA : Soul


----引用ここから----
http://www.public-image.org/interview/2008/07/25/para.html

2001年、山本精一とドラムス・パーカッションCHINAの2人で、PARAの前身となるPartieを結成。その後、現在のメンバーが加入し、山本精一(Gu)、ヨシタケ EXPE(Space Gu)、千住宗臣(Dr,Per)、西滝太(Synth Ba,Key)、IEGUCHI(Synth,Key)の5人編成となる。構築性をベースにした室内楽的グルーヴの可能性を探究し続け、2007年、初のアルバムとなる『X-GAME』をリリース。朝霧ジャムや渚音楽祭などのライヴで好評を博す。今年セカンド・アルバム『CURRICULUM』をリリースし、フジロックにも参戦する。
contact PARA
URL:www.sublimerecords.net/
html/artist/para.html
『CURRICULUM』PARA (2008 / Sublime Records)

『X-GAME』PARA (2006 / P-Vine)


"カタにはまる"ということは、日本人にとってそんなに難しいことではないのかもしれない。が、それによって、逆にオリジナリティを出そうというバンドが、奇才・山本精一率いるPARAだ。彼の今までの活動や周辺のミュージシャンから感じるのは、自由でカオティックな演奏スタイル。しかし、このPARAでは、自分の持ちフレーズをひたすら反復するという、ともすると非常に不自由とも思える制約が課せられている。だが、現代音楽の方法論を取り入れた机上の音楽と、フィジカルなダンスミュージックの間にあるグルーヴを生み出す彼らの音楽は、一旦ハマると抜けられない。2年ぶりとなるセカンド・アルバム『CURRICULUM』をリリースすることとなったPARAの中心人物、山本精一に話を聞いた。

Text:大草朋宏


PARAとしては今回のアルバムが2作目となりますが、1作目から比べて、どのような変化がありましたか?

1作目から変えたことはほとんどないですね。PARAは方法論が確立されているから、基本的に変わることはないんです。毎日練習して、曲ができたら制作してという感じで、4、5曲できたからアルバムを作ることにしました。

その「方法論」とは具体的にどのようなものなのですか?

50年代の現代音楽で使われていたあるシステムに乗っ取っているのですが、このシステムを用いると、ひとつのフレーズができた段階で、さらに4つのフレーズが自動的にできあがるんです。どういうことかというと、例えば逆弾き。できたフレーズを、逆から演奏していくわけです。または、譜面を鏡に映した状態にして弾いたり、いくつかのバリエーションが自動的にできるんです。自分の考えたフレーズでも、逆から弾いたら、とんでもないフレーズになるから面白いですよ。とても人間が考えたとは思えないようなフレーズ。でもそれがスゴくカッコ良い。それぞれの持ちフレーズを、そのシステムに従って、ひたすら繰り返し弾いていくのがPARAのルールなんです。

それぞれが最初に作るフレーズは、どのようにして生まれるのですか?

それはもう、それぞれの頭の中にあるものや、手癖みたいなものからですね。そこが個性でもあるんだけど、その個性の裏に、影的な存在として逆メロがあるのがミソなんです。言わば神様が作ったメロディですよね。ひとつ作ると、もういくつか追加でプレゼントしてくれるわけだから(笑)。

では、曲調なども自然とできていくんですね。

そう。それは僕らが意図することじゃないですからね。すごく刺激的ですよ。でも、例えば順弾きと逆弾きを重ねて演奏してみると、音の構成要素はまったく一緒なわけだから、ピッタリ合うんですよ。さらにその上に音を重ねていったり...。


堅苦しいものと思われがちな現代音楽ですが、ヒントもたくさん隠されているようですね。

メチャクチャ面白いですよ。現代音楽なんて言うと難しく感じるけど、結局本質はゲームなんだと思う。アイデア勝負みたいなところがあるもんね。イタリア未来派のルイージ・ルッソロっていう人が元祖じゃないかな。彼は、でっかいスピーカーを部屋中にならべて、同時に音を出すような騒音音楽というものをやっていたんです。

ダンスミュージックのリスナーは、どちらかというと快楽性を求めていると思うのですが、それは現代音楽の理論的な部分とは相反するものですよね?

でも、可能性があると思ったんです。全然踊れるな、と。絶対に重要なことは「踊れる」ということ。ダンスミュージックはカラダの音楽で、現代音楽はアタマの音楽。今はリスナーも完全に分化しちゃっています。だからこそ、それらを融合させたら最強の音楽ができるんじゃないかなと。小難しくもならずに、かといってただバカみたいなものでもないものを作りたかった。音楽の実験ってホントに面白いんだけど、それを感じさせないのがカッコ良いわけで、あくまでもポップでグルーヴがあることが大切。聴く側は理論なんかわからずに、楽しんで躍ってくれればいいわけですからね。

PARAのそうした活動の背景には「新しいダンスミュージックを提示したい」という想いがありそうですね。

そんなに大げさなもんじゃないですけど、やっぱり新しいことはやりたい。でもただ好きでやっているだけなんですけどね。よく言っているのですが、脳を身体感覚的に使えるような音楽が作りたいんです。たとえ体がジッとしていても、アタマの中では踊っているようなね。


演奏しているメンバーたちもそういう状態なのですか?

いや、演奏している側は間違えないように必死なだけですよ(笑)。同じフレーズを10回弾いたら、絶対どこか間違ってしまうんです。やってみたらわかるんだけど、スゴく難しい。むしろ複雑なフレーズを覚えて弾く方が全然簡単なんです。人間は、根源的に間違える生き物なんだと痛感しますね(笑)。

ライヴでは「エラーシステム」を採用しているということですが、具体的にはどのようなシステムなのですか?

誰かが演奏を間違えると、次のヤツはそのフレーズを待っていたわけだから、基軸がなくなってしまうです。だから、次の人間が自分でフレーズを変化させていくんです。ここの部分はホントに即興。そして、そこからさらに発展させていくことで、それが新たにシステムになっていくんです。

では、ライヴの時はカッチリ枠にはまった演奏と「エラーシステム」の際の即興という、正反対のことを同時にやっていると。

そうですね。メンバーは人間というより、システムのひとつ。まさに「マンマシン」ですね。

では、「エラーシステム」が発動していないという意味では、アルバムに収録されている楽曲が「正解」ということですね。

模範解答(笑)。アルバムを聞き込んでいれば、ライブの時にどこで間違えたかがわかるはずです。だから、僕らにとってのライヴは、常に模範解答を目指して演奏することなんですけど、残念ながら100%できたことは、今までに一度もない...。


ライヴを終えて「間違えたけど結果的には良かった」みたいなことはないんですか?

僕らにはね、達成感がないんです...。もはや修行だよね(笑)。あるいはエクササイズ。お客さんのカタルシスは、まったく違うところにあるというのが新しい。こっちはすごく苦しんでいるだけだから(笑)。ストイシズムをあえて課しているわけだけど、本来は全員そういう人間ではないんですよ。そういう連中たちが集まってあえてこういうことをやっているということに、ひとつのテーゼがあるんです。

特にヨシタケさんなんかは、すごくフリーキーな人ですよね(笑)?

完全に正反対の人間だと思うよ、アイツは(笑)。原始人が25世紀に投下されたみたいな。PARAみたいなバンドにインテリが入っていても、面白くないでしょ? ヨシタケみたいなのがいるから面白い。でも実は彼が一番一生懸命。PARAの特徴である一切はみ出しが許されない究極的にカッチリした演奏をしっかりやってる。俺なんて、ちょいちょいハミ出しているけどね(笑)

厳しい制約がある中にも、やはりメンバーそれぞれの個性は表れるものなのですか?

制御されている状態だからこそ、余計ににじみ出てくるものがあるんです。それこそが本来の個性だと思うんですよね。

ところで、山本さんはたくさんのバンドをやられていますが、その理由は?

興味が絶えないんです。ひとつのバンドだけで色々なことをやるのは難しい。音楽以外にも、やりたいことを全部やってから死にたいというのがあるんです(笑)。だって、限界までやらないと損でしょ。レオナルド・ダ・ヴィンチや空海に比べたら、僕なんてまだ何もやってないに等しいんだから。

最後にPARAの今後の展望を教えて下さい。

これまでと同じです(笑)。曲を作って、リリースして、たまにライヴをやる。マンネリズムでいいと思ってる。PARAはデビューの時に、スタイルが完全に確立されているからね。そこから大きく変わりようがない。そういう意味でも「反復」ってことなんですよね。

2009年4月6日月曜日

いつもこころに桜を

彼女とその友達と。桜は満開やし、お弁当は美味しいし、みたらし団子は美味しいし。天気が良ければもっとよかったんやけど。




写真 1



写真 2

写真 3

久しぶりに桜まつりを思い出しました。

なつかしいので「銀杏BOYZ 世界ツアー 2005」村井によるライブレポートより引用です。



4/02の「桜祭り」は赤犬のVo.アキラさんに誘っていただきました。場所はさくら名所100選にも選ばれてる宮川堤
公園内の仮設野外ステージ。会場では近所のおばちゃんが犬を散歩してたり、小学生の連中が土手でキャッチボールしてる光景が見られ、桜祭りのくせに桜なん
てちっとも咲いてやしないし、さらに雨まで降りだして、気温も低くやけに寒い絶好の環境の中、ライブをやりました。緊張感のない町内会のお祭り的な空気は
マジでスキ。イベントでは、赤犬のライブ中、実行委員のおじさんが卑猥な言葉を連呼するアキラさんに怒りだし、ステージに上がり「や~め、やめ~!!」と
必死にライブを中止しようという光景が見れたり、ココゾとばかりにヤンキー兄ちゃんがバイクをブイブイいわせて会場の周りを通っていったり、日本のリアル
な野外フェスっちゅうもんを体験出来ました。沢山ある夏の野外フェスのどれよりもリアルで面白かったです。誘っていただいたアキラさん、ありがとうござい
ました。