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2009年8月8日土曜日

PARAwith竜巻太郎@得三 2009/08/07

記事が面白いんで最後で全部引用します。

2年ぶりにPARAのライブに行って来ました。
PARAは面白い。ものすごく窮屈な理論の音楽のはずなのにこれがとても「踊れる」。
PARAは短いフレーズを繰り返す。いわゆるワンフレーズが反復していて少しずつそれがずれていくのが脳内で気持ちよく感じる。
アルバムの音楽がエラーのない正解なのだけども、実はライブの方が何倍も面白い。
「エラーシステム」が脳内を開放するような感じになって気持ちよく感じる。
メンバーは皆、どんな即興でも対応できるようなつわもの。それが一定のルールに基づいて窮屈にフレーズを反復しているわけだけども、じわじわと反復から反れる過程が規律からそれるような感覚で楽しい。ただ、反れても音楽的に成り立っているのはこのメンバーの実力があるからだけど。
脳内麻薬のようにじわじわと利いてくる感じで楽しい。反復するフレーズも非常に明るいフレーズだからかな。ポップなフレーズを現代音楽の手法で反復させて踊らせるという完全に溶け合わないような手法がとけ合わさってしまうんやからすごい。今見ておかんと損やと思う。だってこんな面倒な手法やりたがる人そんなにいないやろうから(笑)
会場で売っていたPARAのDVD(会場でしか売っていないのかな)がとてもよかったです。アルバムよりも良かった。買いです。

そうそう、千住くんの演奏がこのバンドのリズム的な屋台骨を支えていると思う。若いけど実力のある人だね。

竜巻太郎くんとはまた違った、しなやかなドラミングで上手いなあと思った。

さて、今回はPARAwith竜巻太郎とあって竜巻太郎と競演?、ほんとうにやれるのかと思ったんですけど結局は競演はありませんでした。
でも竜巻太郎くん上手いね。打ち込みのフレーズにあわせてドラムを叩いていたけど久しぶりに上手くて力強いドラムを見て爽快でした。
残念ながら今回は天井に宙釣りになってのドラムや料理をしながらのドラムなどの多芸ぶりなところは見れなかったけども、何でもあわせれる実力の持ち主かなと思えた。myspace Videoの映像とは違い非常に上手い。結構どんな相手にも合わせれるんじゃないかと思えた。PARAと競演も大丈夫じゃないかなと思った。ただしエラーシステムとしてかな。
なんにしろ要注目かな。

竜巻太郎
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.channel&ChannelID=1000887389



PARA

ボアダムズ,ROVOのギタリストであり、羅針盤、想い出波止場などでリーダーとして活動する山本精一が2001年に故・CHINAの2人で結成、その後 YOSHITAKE EXPE、家口成樹、千住宗臣、西滝太が加入し現在のメンバーが揃い06年に1st アルバム『X-Game』を発表。「メンバーの誰もが平等で、ひとつひとつの音が等価な、バンドが文字通りひとつの生命体であるような、そんなユニットであり続けたい」との思いも込められている。

ダブル・キーボード、ツイン.ギターによる「フレーズの組み上げ」を軸に、ドラム&手弾きシンセ・ベースが不思議なポリリズムで絡み付く。そのミニマルなアンサンブルはライブの度ごとに変化し、聴く者に新鮮な驚きを与え、美しく奇妙な、新たなるダンス・ミュージックのモードが形作られる。
この夏に は待望の2nd アルバム「CURRICULUM」が発売される。

メンバー名:担当楽器
西滝太 / RYOTA NISHI : Synthesizer, Synth Bass, Grand Piano
千住宗臣 / MUNEOMI SENJU : Drums, Percussion
山本精一 / SEIICHI YAMAMOTO : Guitar
ヨシタケEXPE / yoshitake EXPE : Space Guitar
家口成樹 / SHIGEKI IEGUCHI : Synthesizer
チャイナ / CHINA : Soul


----引用ここから----
http://www.public-image.org/interview/2008/07/25/para.html

2001年、山本精一とドラムス・パーカッションCHINAの2人で、PARAの前身となるPartieを結成。その後、現在のメンバーが加入し、山本精一(Gu)、ヨシタケ EXPE(Space Gu)、千住宗臣(Dr,Per)、西滝太(Synth Ba,Key)、IEGUCHI(Synth,Key)の5人編成となる。構築性をベースにした室内楽的グルーヴの可能性を探究し続け、2007年、初のアルバムとなる『X-GAME』をリリース。朝霧ジャムや渚音楽祭などのライヴで好評を博す。今年セカンド・アルバム『CURRICULUM』をリリースし、フジロックにも参戦する。
contact PARA
URL:www.sublimerecords.net/
html/artist/para.html
『CURRICULUM』PARA (2008 / Sublime Records)

『X-GAME』PARA (2006 / P-Vine)


"カタにはまる"ということは、日本人にとってそんなに難しいことではないのかもしれない。が、それによって、逆にオリジナリティを出そうというバンドが、奇才・山本精一率いるPARAだ。彼の今までの活動や周辺のミュージシャンから感じるのは、自由でカオティックな演奏スタイル。しかし、このPARAでは、自分の持ちフレーズをひたすら反復するという、ともすると非常に不自由とも思える制約が課せられている。だが、現代音楽の方法論を取り入れた机上の音楽と、フィジカルなダンスミュージックの間にあるグルーヴを生み出す彼らの音楽は、一旦ハマると抜けられない。2年ぶりとなるセカンド・アルバム『CURRICULUM』をリリースすることとなったPARAの中心人物、山本精一に話を聞いた。

Text:大草朋宏


PARAとしては今回のアルバムが2作目となりますが、1作目から比べて、どのような変化がありましたか?

1作目から変えたことはほとんどないですね。PARAは方法論が確立されているから、基本的に変わることはないんです。毎日練習して、曲ができたら制作してという感じで、4、5曲できたからアルバムを作ることにしました。

その「方法論」とは具体的にどのようなものなのですか?

50年代の現代音楽で使われていたあるシステムに乗っ取っているのですが、このシステムを用いると、ひとつのフレーズができた段階で、さらに4つのフレーズが自動的にできあがるんです。どういうことかというと、例えば逆弾き。できたフレーズを、逆から演奏していくわけです。または、譜面を鏡に映した状態にして弾いたり、いくつかのバリエーションが自動的にできるんです。自分の考えたフレーズでも、逆から弾いたら、とんでもないフレーズになるから面白いですよ。とても人間が考えたとは思えないようなフレーズ。でもそれがスゴくカッコ良い。それぞれの持ちフレーズを、そのシステムに従って、ひたすら繰り返し弾いていくのがPARAのルールなんです。

それぞれが最初に作るフレーズは、どのようにして生まれるのですか?

それはもう、それぞれの頭の中にあるものや、手癖みたいなものからですね。そこが個性でもあるんだけど、その個性の裏に、影的な存在として逆メロがあるのがミソなんです。言わば神様が作ったメロディですよね。ひとつ作ると、もういくつか追加でプレゼントしてくれるわけだから(笑)。

では、曲調なども自然とできていくんですね。

そう。それは僕らが意図することじゃないですからね。すごく刺激的ですよ。でも、例えば順弾きと逆弾きを重ねて演奏してみると、音の構成要素はまったく一緒なわけだから、ピッタリ合うんですよ。さらにその上に音を重ねていったり...。


堅苦しいものと思われがちな現代音楽ですが、ヒントもたくさん隠されているようですね。

メチャクチャ面白いですよ。現代音楽なんて言うと難しく感じるけど、結局本質はゲームなんだと思う。アイデア勝負みたいなところがあるもんね。イタリア未来派のルイージ・ルッソロっていう人が元祖じゃないかな。彼は、でっかいスピーカーを部屋中にならべて、同時に音を出すような騒音音楽というものをやっていたんです。

ダンスミュージックのリスナーは、どちらかというと快楽性を求めていると思うのですが、それは現代音楽の理論的な部分とは相反するものですよね?

でも、可能性があると思ったんです。全然踊れるな、と。絶対に重要なことは「踊れる」ということ。ダンスミュージックはカラダの音楽で、現代音楽はアタマの音楽。今はリスナーも完全に分化しちゃっています。だからこそ、それらを融合させたら最強の音楽ができるんじゃないかなと。小難しくもならずに、かといってただバカみたいなものでもないものを作りたかった。音楽の実験ってホントに面白いんだけど、それを感じさせないのがカッコ良いわけで、あくまでもポップでグルーヴがあることが大切。聴く側は理論なんかわからずに、楽しんで躍ってくれればいいわけですからね。

PARAのそうした活動の背景には「新しいダンスミュージックを提示したい」という想いがありそうですね。

そんなに大げさなもんじゃないですけど、やっぱり新しいことはやりたい。でもただ好きでやっているだけなんですけどね。よく言っているのですが、脳を身体感覚的に使えるような音楽が作りたいんです。たとえ体がジッとしていても、アタマの中では踊っているようなね。


演奏しているメンバーたちもそういう状態なのですか?

いや、演奏している側は間違えないように必死なだけですよ(笑)。同じフレーズを10回弾いたら、絶対どこか間違ってしまうんです。やってみたらわかるんだけど、スゴく難しい。むしろ複雑なフレーズを覚えて弾く方が全然簡単なんです。人間は、根源的に間違える生き物なんだと痛感しますね(笑)。

ライヴでは「エラーシステム」を採用しているということですが、具体的にはどのようなシステムなのですか?

誰かが演奏を間違えると、次のヤツはそのフレーズを待っていたわけだから、基軸がなくなってしまうです。だから、次の人間が自分でフレーズを変化させていくんです。ここの部分はホントに即興。そして、そこからさらに発展させていくことで、それが新たにシステムになっていくんです。

では、ライヴの時はカッチリ枠にはまった演奏と「エラーシステム」の際の即興という、正反対のことを同時にやっていると。

そうですね。メンバーは人間というより、システムのひとつ。まさに「マンマシン」ですね。

では、「エラーシステム」が発動していないという意味では、アルバムに収録されている楽曲が「正解」ということですね。

模範解答(笑)。アルバムを聞き込んでいれば、ライブの時にどこで間違えたかがわかるはずです。だから、僕らにとってのライヴは、常に模範解答を目指して演奏することなんですけど、残念ながら100%できたことは、今までに一度もない...。


ライヴを終えて「間違えたけど結果的には良かった」みたいなことはないんですか?

僕らにはね、達成感がないんです...。もはや修行だよね(笑)。あるいはエクササイズ。お客さんのカタルシスは、まったく違うところにあるというのが新しい。こっちはすごく苦しんでいるだけだから(笑)。ストイシズムをあえて課しているわけだけど、本来は全員そういう人間ではないんですよ。そういう連中たちが集まってあえてこういうことをやっているということに、ひとつのテーゼがあるんです。

特にヨシタケさんなんかは、すごくフリーキーな人ですよね(笑)?

完全に正反対の人間だと思うよ、アイツは(笑)。原始人が25世紀に投下されたみたいな。PARAみたいなバンドにインテリが入っていても、面白くないでしょ? ヨシタケみたいなのがいるから面白い。でも実は彼が一番一生懸命。PARAの特徴である一切はみ出しが許されない究極的にカッチリした演奏をしっかりやってる。俺なんて、ちょいちょいハミ出しているけどね(笑)

厳しい制約がある中にも、やはりメンバーそれぞれの個性は表れるものなのですか?

制御されている状態だからこそ、余計ににじみ出てくるものがあるんです。それこそが本来の個性だと思うんですよね。

ところで、山本さんはたくさんのバンドをやられていますが、その理由は?

興味が絶えないんです。ひとつのバンドだけで色々なことをやるのは難しい。音楽以外にも、やりたいことを全部やってから死にたいというのがあるんです(笑)。だって、限界までやらないと損でしょ。レオナルド・ダ・ヴィンチや空海に比べたら、僕なんてまだ何もやってないに等しいんだから。

最後にPARAの今後の展望を教えて下さい。

これまでと同じです(笑)。曲を作って、リリースして、たまにライヴをやる。マンネリズムでいいと思ってる。PARAはデビューの時に、スタイルが完全に確立されているからね。そこから大きく変わりようがない。そういう意味でも「反復」ってことなんですよね。

2009年4月6日月曜日

John Zorn's Cobra  名古屋作戦今池部隊

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TOKUZO10周年企画第14弾3/15(日)John Zorn's Cobra  名古屋作戦今池部隊



18:00open 19:00start  

前売¥3,000 当日¥3,500



巻上公一(プロンプタ)

津山篤(ギターとか歌とかベースとかピアノとか)

鬼怒無月(ギター)

植村昌弘(ドラム)

藤原弘明(ヴァイオリンとかバンジョーとか)

KEI(ギター)

臼井康浩(ギター)

小野浩輝(カシオトーン)

石垣篤友(ベース)

石渡岬(トランペット)

白木佐也加(歌とかピアノとか)

小野良子(サックスとかフルートとかピアノとか)



鬼才ジョン・ゾーンが提唱した即興音楽の"サバイバル・ゲーム"John Zorn's Cobraが、プロンプター巻上公一で、遂に今池上陸。

「コブラ」は84年にジョン・ゾーンが"作曲"した即興演奏のシステムで、
"部隊"と称される、10名程の演奏者たちが、プロンプターが差し出すカードとそれに対応したボディ・ランゲージによって意思疎通をはかり、即興演奏を行
なうというもの。途中"ゲリラ"としてプロンプターに逆らう演奏者も登場し、ゲームに負けると制裁を受けるなどサバイバル・ゲームらしい物騒なルールもあ
る。

今池部隊には、東京、関西からの強者経験者達に加え、名古屋即興勢も大量参戦する 。


 ジョンゾーンのコブラは主にいろんな人がいろんな組み合わせでやっているのだけど、見るのは初めてで、どういうことになるのだろうと興味津々で見に行きました。

 ちょっと早めに来て後ろの方に座っていたら、前の方も空いてますよと言ってもらって、案内されるままに最前列に。

 プロンプターの位置より前になってしまってた。おかげでプロンプターの出すサインも見えるし、鬼怒さんや石垣さんは見えないのだけど、近くで良く見える。

 プロンプターは客席の位置に立って机の上におかれたいろいろなサインを差し出す。サインは客席からは見えない形にはなる。どういうサインがどうなっているのかというのは想像するのが楽しい。

 ちなみに、サインから想像出来るのをいうと、演奏者がグーを差し出すと主導権の意思表示、バンダナをつけるとリードを演奏するんだと思う。首切
りのサインで演奏を中断。たまに良い演奏をやっているとプロンプターが拒否する場合もある。くそうという声が聞こえてきて笑った。

 1、2、3とボードがあって鉛筆で書くサインをするとリフが記憶される。1を出すと1のリフが演奏されて、2を出すと2のリフが演奏され、1と2を交互に出すとフェードしあう。

 誰かが指揮者となって演奏者を指示する場合もあれば、指揮が乗っ取られたり、違う展開をかぶせられたり急に振られたり。そこらへんが面白い。



 

 とまあ、いろいろサインは複雑みたいでこれの何倍もサインがあるようでその組み合わせで演奏が展開するのは面白い。演奏者の力量が左右するなあと思う。





 面白いのは各メンバーがプロンプターに命令の要求を出すことによって演奏の展開が成り立つということ。リーダーがいてその人の指揮によって演奏
が成り立つとか、曲の柱があってその展開の中で即興を繰り広げるのではなくって、各々が指揮を取り合ったり指揮を重ねあわす形で即興演奏をつなげて行くと
いうというのが今まで見たことがない演奏の感じで楽しい。



 意外と即興音楽よりも耳あたりもよく、入って行きやすい感じだったのは、みんな持っている様々な引き出しをそれぞれが主導権を取り合う中で、そ
の場の空気を感じて演奏して行くからかなあと思う。そこらへんの流れとか空気とかを上手く反映させるのはプロンプターの才能なんだろうな。



とはいえ、これは見ないと面白さは分らないと思うし、メンバーが変わればまったく異なるCOBRAにになるということなので見れたのはとてもラッ
キーだと思う。メンバーを見れば期待を裏切らないのは分っていたけども、即興音楽あり、おジャズあり、ロックあり、カントリーあり、アルプス民謡?あり、
パントマイムあり、演奏中の告知・自己紹介ありでほんま面白かった。 



2009年2月28日土曜日

アバンギャルドと読書の週

先週の木曜日金曜日の話。研修で滋賀に。夜に時間ができたので門限の23時まで京都へ繰り出す。泊まったところからは山科で乗り換えて30分くらい。
 8時頃京阪3条着。アバンギルドへ向かう。いわゆる風俗、飲屋街の雑居ビルのエレベータを上がるといかがわしいドアがあって、そこを入るとライブハウス。まあこういった系統の音楽にはありがちなドヤ街のライブハウスていう感じ。
 中に入るとお客は30人ほど。外国人が多い。多分メンバーなんやろなあと思う。
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イベントはこういう内容。

パララックスレコードの超ノイズイベントです。ノルウェイのPUMAのジャパンツアーですが、東京ではMERZBOWやジムオルークとやるみたいですね。ノイズファン必見です!

「LOUPE vol.11」
2009/02/05(Thu) @木屋町URBANGUILD
OPEN/START 19:00/19:30
ADV/DOOR 1300yen/1500yen(チャージ+650yen)
LIVE)
PUMA(from ノルウェイ)+LAsse Marhaug
DAS CAPITAL PANUSHMENT
HOSOME
a snore
TIM OLIVE+KATSURA MOURI
DJ)
DJ Jet Vel
DJ Sseeaann Rrooee

北欧のオススメ・パワフル、フリー系バンドのPUMA +ジャズカマーの片割れLASSE MARHAUGとのセッション、ウルトラビデのヒデ+ジェフ・ベルのバンDASCAPITALPANUSHMENT、大阪で活躍するバンドHOSOME、ベーシストTim Oliveとバスラッチの毛利桂のセッション、京都のa snore、そのほかDJさんと、盛りだくさんの内容です。

あーパララックスレコードのイベントやったんや。今気づいた。
遅れて入ったのでPUMA(from ノルウェイ)+LAsse Marhaugとhosomeは見れたんだと思う。DJ Sseeaann Rrooeeもみたのかな。

 あともう一人は誰か分からない。入ったときには北欧系の女性が一人でアカペラで低音のノイズを発声していてえらいところへ入ってしまったと本気で思う。
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 ライブの間のDJもノイズ中心だけどこちらはまだ聞きやすかったかな。Otomo Yoshihide's New Jazz Quintet + Tatsuya OeのDouble Densityとかかかっていた。
hosomeはマイスペースの感じよりもっとノイズっぽい爆音バンドという感じだけど、ところどころポップさが見える感じでした。
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PUMA(from ノルウェイ)+LAsse Marhaugはノイズっぽいノイズ。音楽のメソッドを避けるように、ノイズとはこんな感じの音というのを各メンバーがそれぞれ奏でるような。ノイズという点を追求したようなノイズらしいノイズ。

というわけで研修で疲れた脳をノイズが癒してくれたわけで。
翌日パララックスレコードへも行ってみる。
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ほとんど知らない見たことのない一癖も二癖もありそうなCDばかりで楽しい。というわけで購入したCDはこの3枚

Masayuki Takayanagi New Direction for the Art のComplete La Grima 幻野祭でのライブ盤
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異才:高柳昌行(1932年東京・芝生まれ、1991年死去)率いる結成後間もないニュー・ディレクション・フォー・ジ・アート=森剣治&山崎弘との3人体制による、1971年8月14日、三里塚で催された「幻野祭」におけるライヴ録音=「La Grima(涙)」の演奏は、従来その冒頭のわずか約6分間のみがオムニバス盤「幻野」(URC GNS-1001)(2004年にCD化)に収められていたが、本盤は、カット部分をフルに復元した総尺41分余となる初の完全版。爆発的攻撃性と熱い激情を併せ持った、ノイジー&フリーキーな完全燃焼のフリー・アクション敢闘がイキイキと軒昂に、不屈に展開される痛快エキサイティング編である。混沌とした中にもキレのいい弾むような波状グルーヴ感がしっかりと表された、3者のテンションのシンクロ具合も見事な覇気凛々の体当たり突撃っぽい驀進疾走が続き、そのサウンドは、全力を絞りきるような凄まじい迫真力~アグレッシヴさに貫かれながらも、同時に軽快で溌剌とした、全く無尽なパワーの泉の如き豊穣さやポジティヴさ(楽しげムード)をも多々感じさせ、一時も飽きさせず旨味も充分。熱血スピリチュアリティ全開で猛々しく大暴れを決め込むsaxや、トーンに様々な変化をつけながら情け容赦ない切り裂きアクション攻勢に怪しく興じるような(ちょっと悪魔的な)g、の迷いなき燃え盛り様が壮絶圧巻にしてスカッと爽やかな後味を残す、文句なしのカタルシス作品。

高柳昌行(guitar)
森剣治(sax)
山崎弘(percussion





混沌としたそれでも聞き入ってしまう演奏と客のすさまじいブーイングがかえって爽快。71年のヤジが聞けるのも貴重だと思う。
もう一枚もMasayuki Takayanagi New Direction Unitの侵食。これもギターをギターとして弾いていない。幻野祭のほうのCDの方が良かったです。

そしてもう一枚はまったく違うジャンルでTHE ABBASI BROTHERS :のSomething Like Nostalgia


というアルバム


 2008-09-25


ため息が出るほど美!!
YousufとAmmanの兄弟によるThe Abbasi Brothersのデビュー・アルバム。
ギターやピアノによる美メロディーライン、美アンビエントやエレクトロニクス、心地良いビート、時折入るフィールド等をバランス良く見事にミックスしてます。
シューゲイズ+トイトロニックな感じで、うっとり美しく聴かせてくれます。
Manualやシューゲイズ、A Lilyファンまでオススメ。

このポップに惹かれて買ったけどこちらも良い。心地よい感じで何度も聞ける。フリージャズやノイズで頭が疲れたらこちらで癒される感じ。
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さて、せっかく京都まで来たのでもう一軒。shin-biもよりたいなーと。
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というか、帰りの電車で読むための本が欲しかった。なんか今日はshin-biで山本精一さんのライブがあるみたいで、見たいなー見れないなあと思いながら本を探す。そんなことを思っていたので手に取った本も山本精一さんの「ゆん」
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 これが結構面白かった。
 ボリューム的には電車で暇つぶしに読むにはちょうどいい感じのエッセー。
 読んでるうちに書いていることが本当かうそなのか分からなくなる。書いている内容が嘘かホントか、ホントだったら大阪は変な町だわと思いながらも、10時間の大サイケ祭りとかやってそうだし(確かやったはず)。
 かといって100円玉を拾おうとして雷が100円玉に落ちて奇跡的に助かった人の話なんて嘘っぽいし、雷に打たれたあと小人が見えるようになったって・・・それってサイケの人とかが好んで吸うと言われるあのブツの影響じゃあなんて思ったり。
 本人は最近うそつき呼ばわりされているとかで、そんなこんなで嘘かホントか分からず読んでいたんだけど、ピラミッドやスフィンクスや兵馬俑凱旋門や天安門広場やらがある太陽公園でのライブのことが書いてあって、そんな兵馬俑なんてあるはずないよ。そんなところでライブなんてと思いながらもインターネットで検索したら本当に兵馬俑でライブしていたのには驚いた。


兵馬の皆さん越しのステージというのもおもしろいけれど、やっぱりステージとの間に溝を感じてしまいました。OVe-NaXxさんというDJの人なんか悲惨でしたよ。ダンスフロアを埋め尽くす動かぬ兵馬に向かってDJしてるみたいで


2008年10月19日日曜日

オルケスタ・ナッジ!・ナッジ!@得三 20081016

オルケスタ・ナッジ!ナッジ!

<参加メンバー>

芳垣安洋(ROVO,ONJO,Vincent Atmicus,Emergency!)

岡部洋一(Bondage Fruit,ROVO,Vincent Atmicus)

高良久美子(WAREHOUSE,Bondage Fruit,Vincent Atmicus,ONJO)

川谷龍大(strobo,little cosmo)

茶谷雅之(MOST)

益山泰一(Stim)

関根真理(渋さ知らず)

高田陽平(ホテルニュートーキョー,tuff session,MONG HANG,stim)

中里たかし(Jazztronik)

辻コースケ(GOMA & JUNGLE RHYTHM SECTION)

イズポン(KINGDOM☆AFROCKS)

6:00open 7:00start 前売¥3,500 当日¥4,000(9/1発売)



 「ROVO」「ONJO」等のバンドのリズムを司り、

自らも「Vincent Atmicus」「Emergency!」を主宰する芳垣安洋が、

2003年に結成した打楽器集団。

 民族音楽的ポリリズムやビートの躍動、

ライヒのミニマリズム、ウアクチのような音色の追求、

シロ・バプチスタのビート・ザ・ドンキーのヒップさ等をあわせ持った、

聴いてそして観て楽しいパフォーマンスが信条。

打楽器の持つパッションや明るさ、倍音が混ざりあう、

うねるような浮遊感等、ダンサブルなアンサンブルだけでなく、

リラックスしたトランス感もナッジ!ナッジ!ならではの魅力。





メンバーと楽器が多すぎて東京以外ではなかなか見れない芳垣さん率いるオルケスタ・ナッジ!・ナッジ!

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 それが、セカンドアルバム発売を記念してツアーに出るというので、見れる機会はそうないだろうから行ってきました。

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 得三は10周年ということで今回のライブも10周年記念イベントだそうです。



 会場にはすでに深雪さんとナエル君が。ナエルくんは初めてあったのだけども深雪さんちにホームスティしている高校生だそうで、シカゴの近くから来たそうで、「シカゴ」と「近く」って発音が近いねという話になりました。

 あと、しばらくしたらコダマさんが来て4人で見てました。深雪さんは鶴ロック以来、コダマさんにあってはいつ以来だろう。2005年のフジロック以来かなあ。

 そういや、深雪さんがフジロックでエミネム見たといったらナエル君かなりうけてたな。あれなんでだろう。エミネムってアメリカじゃ扱い違うのかな。羞恥心みたいな感じだったりして。



 10周年記念メニューの中からキノコと挽き肉のピザ包みを注文。ちょっとピリ辛でおいしい。ナエル君はマヨネーズがダメみたいでよけてました。

 会場について一時間くらい喋っていたんだけれども長く感じなかった。ありがとう。



 そんなこんなでライブが始まる。ステージには乗るかなーと思うくらいの楽器が乗っている。乗るもんやね。メンバーはステージ袖から全員が入ることができなくて、フロアから入ってくる。それだけ楽器が多いということ。

 普段はフロア中央で円形になって演奏するそうだけれども今日はステージ上で。

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メンバーの他の活動を見てもすごい。知ってるだけでもROVO,ONJO,Vincent Atmicus,Emergency!、Bondage
Fruit、strobo、MOST、渋さ知らず、Jazztronik、GOMA & JUNGLE RHYTHM
SECTION、KINGDOM☆AFROCKS。

 

 誰がどの楽器でと書こうかと思ったのですが、一人一人が扱っている打楽器が多すぎて分かんない。



使用している楽器についてはこちらのサイトが非常に参考になります。このときはイズボンさんと辻コウスケさんはいなかったみたいです。

浅胴のスネア以外はバスドラに小さめのスルド、タムの位置にティンバウと大きめのスルドをセットした独特のセットです。
さらに右手側にザブンバ、バタドラムなどを用意。「雑誌の取材があったため普段よりちょっとおめかし(笑)」の高良はヴィブラフォン、チューブドラム、ス
リットドラム、アゴゴベルなどを使用。さらに奥側にコンガ、タム類などをセット。「栄養不足」Tシャツ着用(^_^;)の岡部はトゥバーノ2本、ジャン
ベ、ティンバウ、小スネア、ジュンジュン、ラテンの大太鼓を並べたセッティング。関根はジャンベ、コンガ、ティンバウに新たに加わった大太鼓をセット。中
里はコンガ4本にティンバウ、バタドラム。高田はスティールパン2台にジャンベ、小型のバラフォンを使用。最後方の3人はフロアタム、スネア、ヘピニキな
どを使用。


 そのほかにも、高田さんはアサラトも使ってましたし、芳垣さんはチベタンボウルや小物類多数を使ってましたし、他にもいろいろ使っていたはずです。



 今回の配置としてはこんな感じかな。後方の3人のならびについては自信がありません。

        

                茶谷雅之  益山太一  川谷龍大

        高良久美子                       辻コウスケ



               高田龍平   中里たかし  関根真理



        芳垣安洋          イズボン           岡部洋一





オルケスタナッジナッジ2
オルケスタナッジナッジ2



 それにしても、この音楽は生で聴かないと魅力は分かりません。打楽器の打ち出す倍音の魅力は録音マイクでは分かんない。だからPAなしのセットなんだろうね。



 浜省のようなサングラスをかけたイズボンの儀式?といわれていた言葉に合わせてジャンベを叩いてライブがスタート。こういうような流れは分かり
やすいのだけども、後半の展開はすごかった。色々なリフが複雑に絡まって、一点の焦点に合わせる感じじゃなくってさまざまなリズムが複合的に絡まっている
感じ。それでいてひとつのグルーヴのような感じでもあって、音圧というよりは音の洪水に流される感じ。

 

 ステージには楽譜が置かれているんだけれども、こんな複雑な構成でどんな譜面が書かれているんだろうと気になって仕方がなかった。



 前半の最後、激しく展開する曲の中、岡部さんがドラム類やシンバルをスティックで叩きまくり、どれだけ手数が増えるんだという感じで圧倒されていたらそのまま目の前の黒い柱みたいな金属をたたきまくる。楽器かと思ったら得三の柱。笑った。



 ジャンベやコンガ、ティンバウなどの中心の曲の他にも、アゴゴベルで構成される曲や、ビブラフォンやスティールパンが絡む曲があったりと色々な
展開があって楽しい。僕は高良久美子さんが出ているから行きたいと思ったのです。スティールパン中心の静かな曲もあって色々な人のいろいろな引き出しから
の曲が聴けて楽しい。



 後半の最初の曲はウッドブロック~ヴォイス~皮もののアンサンブルで皆が音程の少しづつ異なるウッドブロックをもって、それぞれ異なる決められ
たリズムでウッドブロックを叩いていく。ポリリズムっぽい構成でなっている曲を、コンダクター役の芳垣さんが演奏する人を指定するとその人だけが演奏をし
て曲の展開が変化するというもの。決められたリズムは途中でヴォイスでの構成に変化して、同じような進行で皮ものに移行する。そして最後は皮ものとウッド
ブロックが混じりあわった感じになる。

 コンダクターがいてパートを指示して展開する感じはDCPRGを思い出したし、今日はステージ上だったから違うけど円形になって演奏するというスタイルはanodeを思い出した。

 こうやって見ていくとオルケスタ・ナッジ!・ナッジ!の音楽の作り方が垣間見える。確かに1曲目の複雑な展開の曲を聴いたときにこんなのどう
やって譜面に起こすんだろう。ラップトップで編集しないと作れないんじゃないかと思ったけど、こういう作り方をしていく中で徐々に展開していけばできるな
あと思ったりした。



 掛け声に合わせてジャンベをかき鳴らす曲やスティールパン中心の静かな曲や金物とジャンベ類が絡みあう曲と展開していって後半もバラエティー豊かで楽しい。

 

 岡部さんは後半でも芳垣さんが「岡部ファンの方楽しみにしてください」というほど激しくって、ステージから客席に下りて、ステージの床に金物類
を撒きまくって、叩きまくる。終わったあと「岡部、お前また太った?お互いいい年なんだから気をつけないとな」と芳垣さんに言われる。それにしてもいい年
にしてはすごすぎる叩き具合。

 それにしても、岡部さん、関根さんの近くでウッドブロックっぽいものをポクポクと叩いてみたりとお茶目で、関根さんはニッコニコで笑いまくっていたりといい雰囲気のライブでした。



 アンコールは皆でトーンチャイムを使った温かい曲。最後はステージに3人ほどを残してトーンチャイムを持ったままステージから客席に降り、そのまま得三の入り口から外へ出て行ってしまいました。

 そんなこんなで気づくと時刻はすでに午後10時。芳垣さんのライブ後のMCも聞きたかったし、CDも買って帰りたかったんだけど時間がなくってあわてて会場を後にしました。

2008年10月4日土曜日

Blooming:ブラジル-日本 きみのいるところ 2008/08/23

 豊田市美術館で開催中の「Blooming:ブラジル-日本 きみのいるところ」へ行ってきた。

今回の個展はこれといって見たいものはなかったんだけれども、何か暖かい感じがして見に行ってもいいかなと思っていました。

全体的に暖かいやわらかい印象の展示が多く和む感じ。
 特に印象深いのはモレーノ+カシン+島袋道浩の作品「ヴィデオアルバム」。

 モレーノ+カシンというボサノバ第3世代といわれているアーティストの作品に日本人の島袋道浩が映像を付けた作品。Moreno +
2のSertãoの音楽が素晴らしいわけだけれども、沖縄の海で泳ぐ映像がまた良くって、会場を映像から流れる青い光で包んだ感じがして時間を忘れる。

 この前見たGARDENS ガーデンズ-小さな秘密の庭へ- のエルネスト・ネトの作品もそうだけれどもあっと言う作品はないけれどもほっと落ち着いた感じの作品が多い。

キアラ・パンフィのハンモックに横たわる作品やモニカ・ナドールの壁画の作品しかり生活の中に根ざすデザインと言う感じがほっとする。ブラジルの人の感覚は日本でもあるのだと思う。
その中の作品、サンドラ・シントの「わたしが燈せる全ての灯り」もそう、星々や木々や雪の結晶がかかれたドローイングの中央にビーズのソファーが置いてあって僕らはゆったりもたれて暖かい世界を眺める。ここの美術館はいつもこういう空気が漂っているから好きだ。
会場にラメで色とりどりに輝く砂漠があってその先に壁画が見えてくる。絵の付近には銀を10円玉などで削ると絵が出てきますとある。ただの壁
画と思ったら、以前は壁全体が宝くじなどで使用されるシルバーインクというもので包まれていたようで、たしかにパンフレットを見ると壁面は全て銀色となっ
ている。今は全て手の届くところは剥がされて、下からは海の女神イエマンジャ、ピクニックの食べ物など幸福をもたらすものが壁面に出ている。既に削られた
 後だけれども何か幸福に出会った気がする。
最近の傾向として映像作品が多いわけだけれども、映像作品はなかなか長時間見ていられないにもかかわらず、マリア・ネポムセノの作品はついつ
い見てしまう。その作品は、リオのカーニバルに突如、巨大なピンク色のボールが放たれて、人々はそのボールを追いかけ回したり、蹴ったり抱きついたりして
いるというもの。巨大なボールを蹴ったり転がしたりしているだけなのに幸福感が漂うのは面白いと言うか見ていて気持ちが良い。
ブラジルという遠い世界の都市の日常というのは日常と非日常的の中間のような変な感覚をもたらすみたい。川内倫子がブラジルの日系社会の日常
を切り取った写真も近いようで遠い感じ、でも遠くても身近な日常のような感覚がする。そんな写真をみてから豊田市美術館から豊田スタジアム周辺を眺めたら
それも非日常のような気がした。
 
会場で面白いと思ったのは島袋道浩の「ヘペンチスタのペネイラ・エ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした」でした。解説によると「島袋は
2000年に郷里である明石のタコを東京見物に連れて行くロードムービー風のビデオ作品を製作し、それを2005年にサンパウロのヘペンチスタ(朗踊者)
二人組「ペネイラ・エ・ソンニャドール」に見せ、歌ってもらいました。ヘペンチスタはもともと文字を読めない人たちの瓦版的な存在でしたが、島袋が伝えた
「日本のタコの物語」は彼らにより変奏され、新たな物語となってサンパウロに広がっていきます」とある。どうもサンパウロの人はタコを見たことがないみた
いで、あいつは漁師ですごい奴なんだぜ。タコを採っては海へ返すんだとか見当違いのことを伝えていて可笑しいのだが、その音楽が結構しっかりしていて、即
興で伝えてるとしたらすごいわなーと見入ってします。

 ちなみに上のような映像の隣には島袋がイタリアの海でタコを採って採ったタコを海岸へ持ってきて海へ返す映像が流れる。何でイタリアなんだろ
うと思ったんだ出れども、「ヘペンチスタのペネイラ・エ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした」のリミックスなんだろうと思ったら納得し
た。ブラジル・日本ということなんだろう。何でイタリアかは不明だけれども。

エルネスト・ネトは今年は少しダークな感じの作品でした。体内に包まれる感じはGARDENS ガーデンズの時と一貫しているけれども、原初の住居のような黒と紫で少し落ち着いた作品は違和感を感じたが外から中にいる人の姿をみると、あーエルネスト・ネトだなあと思えた。
美術館の池にはアナ・マリア・タヴァレスの「ヴィクトリア・ヘジア ナイアのために」という蓮がキラキラ輝く作品があってとてもキレイ。ヴィ
クトリア・ヘジアとはアマゾンを象徴する花「オオオニバス」でナイアとは、インディオ伝承の、水面に映る月に恋をした女性の名前から採られたそうで、キレ
イな池に映る感じがなんともいえない幸福感を漂わせていた。

2008年8月21日木曜日

SUMMER SONIC 2008 2008年08月11日

 サマソニの1日目に行ってきました。
 サマソニに行くのは2004年以来。フジに行ったり朝霧に行ったりしてたので久しぶり。
 なんだかんだ言われていた舞洲のサマソニですが行ってみたら快適でした。トイレも飲み物も混んでないし。ところで会場の自販機だけ長蛇の列だったけどあれは何だったのだろう。自販機は定価だったのかな。だとすると、ていうか高価なチケット買ってアーティスト見ずに飲み物のために行列してたら本末転倒のような気がするけど。

 佐世保バーガーとか有名どころは並んでいるけどフジや朝霧ほどでもないし、別にサマソニにメシ期待していなかったのでむしろ美味いと思ってしまった。

 南港の頃のサマソニの飯最悪だったもんなあ。極端に言ってしまえばカラアゲかヤキソバかカレーしかないような状態だったから。それから比べたら今のサマソニはダンスステージを諦めれば会場同士が近いし、砂埃対策にマットは敷いてあるし天国です。(砂埃対策のマットは南港では学習して3年目くらいから敷いてたんだけどな。さては手を抜いたな)

 メシではハモ天入りのぶっかけうどんがオクラも入っていて美味しかったです。まさか熱いのが出てくるとは思ってなかったですけど。

 それにしても、毎度のことだがサマソニの物販の混み具合は異常だと思う。僕の行った午後にはオフィシャルのTシャツはほとんど売り切れてた。
 南港のサマソニは行っていたのだけれども舞洲は初めて。桜島駅を降りてシャトルバスに乗ります。午後1時頃に駅に着いたのだけど、結構午後からいく人も多くすぐにバスの定員になってスムーズにバスに乗れた。

 桜島から此花大橋を越えるとフンデルトヴァッサーの舞洲工場が異様な姿を見せる。異様なデザインと建物のあちこちから木が伸びるエコと言うよりはおとぎの国。
   リストバンド交換もスムーズ。というか着いたのが遅いからね。スカイステージへ向かう。

 ポリシックスが既にライブ中。SECRET AGENT MANから見たから最近の曲中心と思ったけど、セットリストみると最初に初期の曲もやってたのね。セットリストはコミュから。



サニーマスター

ブギーテクニカ

tei! tei! tei!

ピーチパイオンザビーチ

Pretty Good

SECRET AGENT MAN(DEVOカバー)

COMMODOLL

DNA Junction

I MY ME MINE

機械食べちゃいました

ROCKET

Baby BIAS

エレクトリック サーフィン ゴー ゴー

Boys & Girls
 DEVOとポリを並べて見ての感想。初期のポリはDEVOぽさが際立っていたけど今のポリはDEVOをリスペクトしていても別物だね。今のポリはパフォーマンス控えめで楽曲の面白さで魅せる感じだから。今のポリの音楽の傾向は好きなので満足ですけどね。
 ポリを見てから少し時間があったので物販を見てからJUNKIE
XLを見にskyへ戻る。ビックビートやブレイクスの流れの音楽は楽しいので思わず跳ねてしまう。会場の奥の端のほうは比較的好いているので、こういう音楽は人のごみごみしていないところで踊るのが好きなのでそちらへ向かう。
 ここらあたりまでの時間が一番暑い時間。飲み物を飲んでも飲んでも汗になって出ていってしまう。結構ペットボトルで飲んだのにあまりトイレ行かなかったし。JUNKIEXLのあとぐらいから少し日差しがゆるくなったかなと感じるようになる。かき氷を食べてると、AFRA&INCREDIBLE BEATBOX
BAND,TUCKERが始まる。ビートボックスでベースラインやドラムパートや主旋律を奏でる。面白いけどちょっと違うかなあと思って涼みがてらsonicステージへ向かう。ところがこれが大失敗。

あとで、ゐゑさんに声をかけられて(広い会場で近くでさすがに会えないだろうなと思っていただけに声をかけられたときまさかと思う)、あとで聞いたところAFRAの最後の曲がやばかったそうでそんなことなら最後までいればよかった。
 とはいえ、sonicステージも見ておきたかったので、行ってみると緩いながらクーラーが効いていて快適。2階席に座ってSUPER FURRY ANIMALSのライブを見ていると気持ちよくって寝てしまいそうになる。
 SUPER FURRY
ANIMALSを30分くらいみてからブンブンを見にskyへ戻る。あー結構外が涼しくなってる。ブンブンの大音量の音が外に漏れる。うわー楽しそう。思わず足が軽くなる。ブンブンの音楽はアップルシードのコンピ以降の傾向が強い感じ。二人ともフライングVを持って演奏している。打ち込みと生ドラムとフライングV。とてもかっこいい。久しぶりのブンブンはやっぱり生がいいわあ。
 
日も落ちてきて夕焼けがきれいになってきた。

 今回の僕的のメインDEVOが始まる。2003年の時はフジロックを見に行っていたので見れなかった。フジは最高だったけれどもこれだけは心残りだったのでやっと見れたと言う感じ。曲は2003年の時と違う曲もやっていてオリジナルの Secret AgentManも聞けた。パフォーマンスは磨きがかかってきたか、ジェリーの鞭を振るパフォーマンスも生き生きと。マークも髪をモヒカンにして赤いボンボンを振ってるし。(終わったらきっちりモヒカンを元に戻していました)

  DEVOのつなぎって使い捨てなんですね。破ったつなぎを会場に投げ入れていました。エナジードームも投げ入れてたしサービスいっぱい。ラストにBoojiBoyが投げ入れたスマイルの絵が描かれたスーパーボールを拾う。ほんとサービス精神旺盛です。楽曲も生で聞けて感動。セットリストはコミュから



0. Opening Movie

1. That's Good

2. Going Under

3. Peek-A-Boo!

4. Girl U Want

5. Whip It

6. Secret Agent Man

7. Satisfaction

8. Uncontrollable Urge

8. Mongoloid

9. Jocko Homo

10. Smart Patrol/Mr.DNA

11. Gates Of Steel

12. Devo Coporate Anthem (Movie)

13. Freedom Of Choice

14. Beautiful World (Booji Boy)

 DEVOが終わると会場は真っ暗になっていました。夕飯を食べて会場へ戻るとみんな会場の外の遠くに向けてカメラを向けている。夜景でもとっているのかともったら、遠くに花火が。今日は淀川の花火大会みたいで音もしないし、本当に小さな花火の光景だけど小さくてもやはりきれい。
 サマソニはJBが出たとき押しに押しまくった前例があるけど、今回はセットチェンジも順調にファットボーイスリムがスタート。分かりやすい展開だけど久しぶりに見るので楽しい。ノーマンクックはなぜかバナナをやたら振り回していました。足もくたくただけど、これも会場の端のほうでかばんを地面に置いて跳ねてました。


 フジに比べたら見た数は圧倒的に少ないけど、今年はいいラインナップだったので内容が濃い気がしましたよ。

2008年6月3日火曜日

ペネロピ/金刀比羅宮 書院の美 応挙・若冲・岸岱から田窪まで/芳垣×岡部DUO

ペネロピを見に進富座

映画はせっかく見に来ているので、わざわざアンハッピーは結末は見せられたくない。
特におとぎ話のような物語ならなおさら。
おとぎ話のような展開の話を何とか見せれるようにするために、ペネロピの衣装やペネロピの部屋がとてもファンタジーに出来ている。悪役であっても本当の悪人はいなかったり、不幸に関して力強い感じが見ていて悪い気はしない。
それにしても特筆すべきは、美術と衣装!!あと夜景がとても幻想的。
製作を兼任しているリース・ウィザースプーンのセンスなのか美術のアマンダ・マッカーサーという人のセンスなのか?とても気になる。
そして、SIGUR ROSの音楽がとても似合う映画です。




金刀比羅宮 書院の美 応挙・若冲・岸岱から田窪まで

その後、県立美術館へ目的は若冲と田窪恭治。
ただ、それを含めた金毘羅さんのセンスに圧倒された。
茶所の襖絵がパステルで書かれた椿の洋画とは!!。しかも白地と赤と緑のコントラストがとてもきれい。それと、なんと床の間の絵がタイルで出来ていて青地に白色でこれも椿が描かれている。ちなみに、会場ではその白書院障壁画を持ってくるのではなく、田窪恭治がライブで公開制作を行っていて、絵が出来ていく様が見れる。

色々見ていくと白書院が特別なのではなく、高橋由一の明治時代の油彩も小壁や地袋に書かれている。小壁に青い油彩の夜景とはすごいセンス。

江戸時代の岸岱のの作品も変わっている。春の間の緑色の松の絵が襖絵にしては意外なほど明るい。そして菖蒲と群蝶の間の菖蒲と群蝶の対比がすごい。和室で見上げると何百匹もの蝶が躍っているとは。 そして若冲。襖絵の写真を見たときは一つ一つの花の絵は無難かと思ったのですけど、部屋に入って意外と狭い空間の四方にあの襖絵が囲んでいるのは異様な圧迫感というか迫力がある。若冲の絵と言うより空間として見てすごいと感じる。


ちなみに岸岱と若冲の絵がある奥書院普段から非公開だそうで、来週で展覧会も終わってフランスへ巡回してしまいます。見れたら見たほうがいいと思う。

芳垣×岡部DUO
一緒に行った友達を引っ張り回し、芳垣×岡部DUOを見に松阪Taraへ。不安になるくらい何もないところを進むと、それっぽい人たちがチラホラと見えほっとする。ちょうど着いた時間が芳垣×岡部DUOの直前だったので何とか間に合った。
岡部さんの足元のケースから色んな鳴り物が出ては出ては、芳垣さんも足元に置かれたジャンベから鳴り物からわけの分からない打楽器からまさしく打ち合わせなしのような互いの感触を確認するかのように音を出していく。互いがこの音ならこの音と言うようにあわしていく。岡部さんの独特のリズムに芳垣さんの感覚で反応すると言うような感じ。VINCENT ATOMICUSの中核だけ抜き出したような感じと言うか、ROVOっぽい部分もあったりだとか、あのメンバーはやはりソロやDUOでも十分楽しめる。これで山本精一ソロ、勝井祐二ソロ、勝井×山本DUO、芳垣×岡部DUOを聞いたことになるので、主要はパーツは制覇したと言うことかな。
そうそう、NegoはROVOの影響をかなり受けた感じでした。結構良かったです。ただ、芳垣×岡部とのセッションが職場からの呼び出しにあって見れずでそれだけ残念。

そうそう、旅団のコミュを見てたんですが6月のUNITのライブで対バンするKINGDOM☆AFROCKS /とneco眠ると言うバンドが良さげな気がしました。



2008年5月7日水曜日

吉幾三×Capsule×DaftPunk×BeastieBoys StarrySky - IKZOLOGIC Remixとか

いずれもきのこオーケストラさんのブログから
たまに見に行くと結構気になるネタがあるんだよね。

吉幾三×Capsule×DaftPunk×BeastieBoys StarrySky - IKZOLOGIC Remix
これ最高。かっこよすぎ吉幾三

あとこれもうれしいね。
Cornelius f. Nomiya Maki - Love Parade
キダサンの好きなおやまだくん?相変わらず元気ないなあ(笑)
うわーLove Paradeが聞けるとは!!
 



2008年5月4日日曜日

憲法記念日の鶴舞ロックフェスティバルと赤犬JAPAN

覚王山から移動して鶴舞公園へ。

着いたのが遅くて小鳥美術館見れず。残念!!30分押しだったのでもう少し早ければ見れたけど。鶴ロックは鶴舞公園で毎年やっているフリーライブ。過去にはEttとか出てたみたい。

誰が出るかとかタイムテーブルは当日まで発表されないので、期待しつつ期待せずに行って見る。

鶴舞公園は結構大きな公園。どこでやっているのかと歩いていると、奥のほうでバンドの声が聞こえてくる。奏楽堂の前に結構な人が。座ったり後ろの
木陰で寝転がったり、反対側で犬と遊んでいたり。非常にゆるい感じ。どちらかというと公園への散歩のついでという感じがぴったり。2歳くらいの子供が
piggyというグループをかぶりついて見ている。なんだろうなんだろうという感じ。ドラムの子がその後にガオーとやったら泣いちゃったよ。でもやっぱり
気になるのか見に行きます。

期待したものは見れなかったのですが、モノポリーズという三重県のバンドが良かったそうです。

会場では深雪さんにお会いできた。来てよかった。

GUIROも見たかったのだけれどもクアトロに移動しかければならず30分押しの状況に見れなかった。せっかくだから見たかったけど、まあこういう空気を味わうイベントだからがつがつというのもなしかなと思って会場を離れる。



そうそう、鶴舞公園で祭りの準備をしていました。「ビルマ水かけ祭」の看板が!!

えーこんなところでビルマの水かけ祭が。明日みたいで気になりつつ離れる。



 クアトロに着いたのが6時くらい。開演が6時半ということで、今回はユアソンのレコ発記念と言うことだから赤犬が最初かなと思っていました。

 会場は結構爆音で開演前のSEが流れている。めずらしいなあと思っていたら15分くらいになったら一人登場。あれ?ユアソン?と思ったら一人サ
ンプラーで登場。SAKEROCKのハマケンだそうな。ノーギャラで付いてきたそうで。エリカの「べつに」の言葉をサンプリングしたゆるいネタとか、前座
的に笑いました。



 セッティングの様子が真ん中にシンセがあるので、あれユアソンからかと思ったら、6時半きっちりスタート。いきなり1曲目からシンセのジュンさんダイブ。後で聞いたら肋骨折れてるのに。痛み止め飲んだら全然大丈夫って、それやばいよ。

 ユア・ソング・イズ・グッドは初めてで最初からスカパンクぽい激しい感じだったので、あれこんな感じだったのかと思ってたけど、結構たのしい。
激しいけどところどころ入りやすいメロディで初めてでも楽しめる。後半ちょっとカリブっぽい感じ、でもスカのツートーンの感じが踊ってて楽しかった。



 さて、そんなこんなでメインの赤犬。いやパーカッションのグッチさんの言葉を借りると、もうメインは終わったからここからは、塩アイス的なデザート感覚で味わってもらったらいいそうです。

親方星条旗からイッキにいてまえで一気に最高潮。

アキラ:「今日はなあ。ユアソンのレコ発記念とかやねーぞ。今日はけんぽう記念日や。」○んぽう記念日やとか言ってましたが。で、けんぽう記念日にちなんで2人の拳法家が来てくれましたと北斗の拳漫談が。ロビンさんがやってたのはhttp://www.fooooo.com/watch.php?id=e6d4225b94f28eaaa3487070b69c55ac" target="_blank">ユダかな?マネキンの首が飛びました。ロビンさんがマントを抜いた時の中年の美腹に会場からは黄色い歓声が!!



ダメダメ日和のダメよダーメよ♪んのところでXジャンプをやっていたお客がいて、「おもろいなあ、これから赤犬JAPANにするわー」と曲が終
わってるのに、「もう一回ダメよのところやりたいわー、みんなXジャンプせえよ」ともう一度ダメよからやることに!!Xジャンプ楽しいわー。



そのほかにも、もちろん「U.N.C.O」も「えーじゃないか」もやって踊りまくり。ホーン隊が前に出てくるとかっこよくなるな。マルムシさんが抜けて音がごつごつしたのがさびしいかな。



アンコールではおそろいのバスローブで登場だけど、アキラさんだけ忘れたそうで、タワレコで買ったEXILEのアイビリーブのCDをガムテープで前貼りした衣装で「アイブリーフ」だそうで、動くたびにアイブリーフが動くのでヒヤヒヤしながら見てました。

まあ、今回も「○ンコール言うまで終わらんぞ」と○ンコールを強要したり、いつもながらとことん下品で笑いました。



最後、アイドル調のグッバイ・トゥー
ナイでユアソンのメンバーとハマケンが衣装換えした赤犬のブリーフとかをはいて登場。ハマケン赤犬のメンバーにパンツの中まさぐられてました。「幸せ願う
わーわたしとあー・なー・たー」で大円団と言うところで、爆音でパフュームのポリリズムが!!みんな大喜び!!皆パフューム好きなんだね。前のほうで完璧
に踊っている人も。

そんなこんな大満足おなかいっぱいて感じでしたね。

2008年4月25日金曜日

Music Meme 4 VARIATIONS


  意地っ張りでお茶目でサービス精神旺盛なヤンさんからの精一杯の回答なんだろう。
 精一杯というか十分すぎます。音楽からジャケットのデザインからDVDの編集から100ページほどの本まで全て自分でこなすヤンさん。そりゃ倒れますよ。
 結局「DOOPEE TIME 2」は出すのを辞めたそうです。(正式にはこの変奏集の中に入っています)理由は深く語っていないけど、なんとなく変奏集の映像を見て本を読んだらわかったような気がした。


 出すには時間が過ぎすぎたし、レーベルも解散してしまったし。
ヤンさんが活発に活動した2006年ならともかく、今なら「DOOPEE TIME 2」の断片とジャケット写真で想像する方が素敵か
もしれない。なんだかThe Beach BoysのSMILEみたいだと思った。

 ヤンさんならカッコよさのためならアルバムも犠牲にするかもしれないとお思ったけど、やっぱりだった。で、この変奏集はヤンさんからの精一杯のお詫びなんだろう。
 なんか切なく爽やかで懐かしい。本を読んでDVDの妙本寺での演奏の映像を見終えるとミュージック・ミーム2の曲「だいじょーぶ」が聴きたくなった。


2008年3月24日月曜日

菊地成孔ダブセクステット@名古屋ブルーノート

 菊地成孔ダブセクステットを見に名古屋ブルーノートへ。
 菊地成孔クインテッドを見に大阪ブルーノート(今のビルボード)へ行ったことはあるけど、名古屋は初めて。栄のビルを地下へ階段を進んでいくと、数人が階段で待っている。オープンの数分前だったので多くは中の待合でずらっと並んだイスに座って待っている。奥にはクロークがあってその横がバーカウンター。色調はブルーノートだから大阪と同じだけど、ちょっとしたホテルのよう。
 会場は横に広いというイメージのあった大阪とは違って、奥も横も少し広い感じ。ご飯を食べておしゃべりをしているともうあっという間に開演に。
 菊地成孔クインテッドの時は後ろにいてダブ処理を施していたパードン木村さんは今度はステージに上がり、ライブエレクトロニクス奏者としてアナログシンセやKAOSS PADでけっこう激しく音を変えていく。
 KAOSS PADを使うのはパードンさんだけかと思ったら、ピアノの坪口さんまで。クインテッドの時はピアノだけだったけど今回はなんども音をサンプリングしてKAOSS PADでグニグニと加工して。やっぱりあの人は面白い。
 それにしても惹かれたのはトランペットの類家さん。あれだけ攻撃的で迫力のある演奏は見ていて楽しい。いい演奏をする人は構えも素晴らしい。
 今回アンコール以外は糖度の少ない感じで、1曲目から『スーザン・ソンタグ』で、突っ走るような演奏にあっという間に70分が経っていた。
 本当はアンコール込みで70分までしかやったらいけなかったんだそうだけど、アンコールまでに70分が過ぎ、急いでメンバー紹介しますといつもの早口がより早口に。じゃあ最後俺と類家と坪口で2パートづつやっておしまいということでとさっと演奏してさっと終わる。
 アンコールが非常に甘く感じたのは、アンコール以外の演奏がドライでビターだったからか。
 クインテッドがバンドのバランスに配慮した感じだとしたら、セクステッドはドルフィーをトランペットとサックスとライブエレクトロニクスをかけたピアノで強めた感じで、ある意味菊地さんのやりたいことを炸裂させた結果のようだと思った。



2008年1月19日土曜日

Buffalo Daughter presents Euphorium vol.2

 


9923025_3276975066.jpgBuffalo Daughter presents Euphorium vol.2

2008. 1.12 (sat) @ UNIT
OPEN/START 22:00

SALOON(B3F)
 23:00~0:30 中原昌也
 0:45~1:45 S.L.S.O
 2:00~3:00 伊藤ガビン
 3:30~4:00 IKEBANA

UNIT(B2F)
 22:00~ コンピューマ
 22:20~ INCENSE
 22:50~ mooog
 23:10~ 珍しいキノコ舞踊団
 23:40~ コンピューマ
 0:10~  ゆらゆら帝国
 1:10~  コンピューマ
 1:40~  Buffalo Daughter w./にせんねんもんだい
 2:50~  Tomoe Shinohara
 3:20~  にせんねんもんだい
 3:50~  コンピューマ
 4:10~  METALCHICKS

Clothes and Other things : FLANGER
VJ : onnacodomo

 Buffalo Daughterのイベントを見るために代官山のUNITへ行ってきました。前々から見たいと思っていた珍しいキノコ舞踏団(金沢へ旅行に行った時は1日違いでニアミス)、S.L.S.O、IKEBANAが目当てです。


9923025_2489329085.jpg 場所を調べたら駅から近そうだったので地図も持たずってまずいかもと思ったけどそれっぽい人の後に付いていったらすんなりと到着。

 会場へ入るとINCENSEがライブ中。去年10年ぶりくらいに再結成したそうですが、思っていたイメージと大分違っていた。ググると最初に出てくるINCENSEとは別のグループでした。(笑)曲のたびに楽器のパートが入れ替わるのが面白いなあと思っていて見てました。曲的にはモグワイっぽいギターのリフに女性のボーカル。モグワイの影響かと思ってたら10年ぶりくらいの再結成と言うことで驚く。いや女性のマイブラっぽい感じか。
ライブが終わると隣にシュガーさんがいたので驚く。

 mooogのDJは今思うとあまり記憶に残っていないのですが、結構最初は結構有名どころを。あとの方で英語のナレーションのレコードとかを使ったコラージュ的な感じになっていました。


664647122_223.jpg そしてそのまま珍しいキノコ舞踊団 w./Buffalo Daughterへ。ムーグさんはDJブースからメインステージへ慌しく移動。最初の曲は303のアドリブ部分のようなミニムーグと303を使った即興性の強い曲。それにあわせて珍しいキノコ舞踊団が踊る。

 様々な角度から「ダンス」を捉え、その作品の発表を通してオリジナリティーの確立を目指すダンスカンパニー"珍しいキノコ舞踊団"。発表する場も様々であり、劇場空間での作品上演のほか、美術館の中庭、ギャラリー、カフェ、オフィス、倉庫、ビルのエントランスなど、大きさや形態も異なる特異な空間での公演も積極的に行っている。様々な空間で立ち上がるダンスを観客とともに体験し、それぞれの場所、それぞれの身体がもっているダンスを探り、楽しむ。

 音楽から沸き起こる動きをモダンダンスやクラシックバレエの動きにあわせ踊る。篠原ともえのサイトに写真があったんだけど、そうそうこのポーズ。これが音楽にあわせて変幻自在に動くんだよね。面白くも女性っぽい線がとてもきれい。
 曲は303の一部のような即興性の強い曲のあとに、ピアノのフレーズにギターとベースのブルージーな曲。そしてSuper Blooper。Super Blooper久しぶりだ。大野さんのブル~パーという声がいいなあ。そしてリズムも。うれしいと思いながらも珍しいキノコ舞踏団の動きの虜になる。
 なんかここへ来る前に見てきた六本木クロッシングの続きを見るようだ。
 
 珍しいキノコ舞踊団が終わったところでSALOONへ。中原昌也がDJをしていると言うことで、暴力温泉芸者っぽい感じかと思っていったらこれが結構いい感じで。民族音楽ありハウスありファンクあり、途中一部ノイズありのごちゃ混ぜ音楽でEYEのDJみたいだなあと思って楽しむ。

 本当はゆらゆら帝国を見に一度戻ろうと思ったのだけど、中原昌也が意外と良かったのと、ゆらゆら目当てで上が凄い異なっていたのであきらめてそのまま下にいることに。
 何か篠原の日記を見ると

「ボクは磯にいるタコだよ~~~~」
と自分をタコに見立ててイソギンチャクやホタテに扮する愛しい人に捧げるLOVE SONG。。。
というものを歌っていたそうでそれは見たかった。

 そして、Sunshine Love Steel Orchestra 。ゆらゆら帝国をあきらめたおかげで階段の途中の良い場所から見ることが出来た。本当にここでやるのかなと思うような狭い場所バーの前でライブ。田村さんもほんとは十何人かくらいの少ない人数でこじんまりとと思ってたんだけどこんなにきてくれてありがとうございますと言ってた。結構、出演者とか出演者の知り合いとかも見に来ていたみたい。小川千果さんも見ていたかな。
 Sunshine Love Steel Orchestra は3人だけどオーケストラということでこれからどんどん活動していこうとしているそうです。
 まだオリジナルが無いそうでカバーを5曲くらいかなやってたんだけど、どれも素晴らしい。繊細で3つのパートの音が綺麗に絡み合ってアストロ・エイジ・スティール・オーケストラもこんな感じだったのかなあと思いながらうっとり聴く。うっとりしながらも目は冴える。

 ゆらゆら帝国が少し押したみたいで、コンピューマのDJのあとそれほど待たずにbdへ。コンピューマも初めて聴いたけどちゃんと間延びさせないいいDJするなあと思う。

 bdのセットリストはコミュの書き込みによると

1.S.O.I.D.
2.Deo Voleote
3.???
4.???
5.Cyclic
6.303 Live

だそうで、3.4は聴いたことない曲だった。それにしても前のライブのときも書いたけど小川千果さんのドラムがだんだん良くなってくる。今まであった繊細さに力強さが付いたという感じ。しなやかなスネアが心地良いのが特徴かな。
 タイムテーブルには「Buffalo Daughter w./にせんねんもんだい」とあったのににせんねんもんだいは出てこないなあと思っていたら、303が終わって一度ステージから退いて再び登場。
 にせんねんもんだいのベースの人とムーグが演奏を始めてセッションぽい感じが始まったら、他のメンバーも次々登場。ジャムセッションかのように演奏を始める。ドラムは最初小川さんが登場して叩く。力強くも繊細なドラムにギターが激しく絡む。いいなあと思っていたらドラム交代。姫野さんの激しいドラムにびっくり。あの線の細い体からものすごい高速の激しいドラム。これは凄いわと思っていると隣で小川さんも跳ねている。激しい音の洪水に圧倒されて終了。「にせんねんドーターでした」とのこと。
 にせんねんもんだいは聴いたことなかったんだけど、これ見てこりゃ見なきゃと思う。


9923025_445774426.jpg そうそう、VJのonnacodomoも面白くってキッチン用品や水、ビデオカメラなどを使ってリアルタイムにVJを作り出すそうです。次回の六本木クロッシングには登場しそうな予感。実際六本木クロッシングで紹介されていた宇川さんの作品より面白いんじゃないかな。

 bdが終わったら篠原ともえがDJブースに。髪が短くなっておかっぱですましてDJしていてキレイな人だけどほんとに篠原ともえ?と思ったら喋った表情は見たことのある篠原の表情だった。
 曲は最初ファンキーなエレクトロハウスっぽい曲をかけていて、オサレハウスてう感じやねー、でも嫌いじゃないなあと聴いていた。曲をかけながら楽しそうに踊るのがいいね。曲のつなぎとか結構出来ていて意外と上手いじゃんと思ったり。その後急に野宮真貴っぽい曲になって、それをかけた後に、「1曲歌っちゃっていいですか~」とDJブースの上に上がって歌っていた。何か90年代のお立ち台みたいでいいなあと思った。そしてそのあとゲストボーカルで鈴木亜美が!!!。この部分だけアイドルイベントみたいでした。
 それにしても篠原ともえはキレイなおねえさんという感じだった。
 
 次が、にせんねんもんだい。さっきのにせんねんドーターでいっきに心が惹かれたのでそのまま見ることに。やっぱり姫野さんのドラムはすごいわ。ギターもかき鳴らすような感じでものすごくストイックな感じの演奏がとてもいい。
 こういう音楽は聴いたもん勝ちだから、いいという他ないね。音源は聴いていないけどきっとライブの方がいいに違いない。

 とはいえ、IKEBANAも逃しがたいので30分ほど聞いて下に下りることに。ikebanaはムーグさんとDJ Codomoともう一人女の人がやっていると言うまでは知っていたんだけどその人はINCENSEの人だとは知らなかった。だから、曲はアコースティックギターでINCENSEみたいなコードを弾いてそれにムーグさんがアコーステッィクギターであわせる。もう一人のDJ codomoはエレキギターにカオスパッドが繋いであって、短いフレーズを反響させたりノイズにしたりしてあわせていて面白い。
 ちょうどikebanaの演奏のうしろににせんねんもんだいの演奏がVJのように映っていて激しいドラムの映像とずれるikebanaの演奏にシュールなVJだなと思う。

 2曲なんとか聞けたかな。IKEBANAも終わる頃には人も減ってきて風通しも良くなってきたかなと言うくらいの人になってきたけど、ラストはメタルチックスなんで結構残っている。
 シュガーさんもタイムテーブルむちゃくちゃだねーと言っていたけど、午前4時半のメタルもいい。最高に盛り上がるチルアウト?新しい形だね。シュガーさんてbdの時は結構寡黙だけど、メタルチックスのときは喋るんだよね。「高え靴は足痛ーんだよ。スニーカーでやりたいよ。でもメタルは様式美だからね」「最後の曲はメタルと言えばヘッドバンキングだからみんなやれよ」ほんまカッコええ。男前やね。
 ちなみに、スペシャルゲストということで篠原が登場。マドンナのmusicのメタルバージョンを歌っていました。ちなみにメタルチックスは随時メンバーを募集しているそうです。条件は楽器が弾けることと美人であることだそうです。
 しのはらの「みなさーん楽しんでますか~。眠くない~?あたしはちょっと眠い。でもがんばる」みたいなトークに「ロックのライブじゃねえみたいじゃないか」とのシュガーさんのコメント。
 メタルチックスは音もいいんですけど、ドラムの吉村由加さんのドラムもいいんだよねえ。楽しそうにドラム叩くんです。
 なんだかんだでヘッドバンキングも強要されつつ終わったのが午前5時半ほど。ほんと良いイベントでした。
 



2008年1月7日月曜日

NHK-FM 小山田圭吾の中目黒ラジオ 2008-01-01

中目黒ラジオはエアチェック待ちしたけどやっぱり9時からのクラシックの睡魔の手により聞き逃す。でも、インターネットの中の職人さんのおかげでipodに落とすことが出来ました。

中目黒ラジオ 2008/01/01
http://www.mediafire.com/?3xm9jym1eg2

 三波春夫とコーネリアスの「赤とんぼ」と ヤン冨田とデゥーピーズの「やぎさんゆうびん」がやばい。
 三波春夫の声は哀愁があるんだなーと今気づく。素材を生かすコーネリアスのmixはいつもながらさすが。ただ、コーネリアスのmixの方法はまた変わってきたなあ。10年前はファンタズマであったような多重録音的なmixだったのが、音のこだわって特定の音を多用するmixになって、一音にこだわって音を聴けば一発でコーネリアスて分かるmixをしていてそれがpointからSENSUOUSに繋がっていたような気がしていた。
 で、今回は普遍的なピアノの音でmixしているんでまた傾向が変わってきたのかなあと思う。でもセンスのよさはさすがだなあ。

 ヤン冨田とデゥーピーズの「やぎさんゆうびん」は童謡でトリップてな感じ。いつまで続くんだよと思ってしまうのがうれしい。

 この二つは素敵だったのでiTSで購入してしまった。
 しらべてみると『にほんのうた 第一集』ということで教授のcommmonsレーベルから出ていたんですね。
 http://www.bounce.com/news/daily.php/11646?K=%A5%E4%A5%F3%C9%D9%C5%C4

 ところで、ヤンさんの動向を久しぶりに検索してみたら「ヤン富田〈ミュージック・ミーム〉シリーズ最新作『Music Meme 4 C-Ya Track(仮)』リリース」
http://www.bounce.com/news/daily.php/12403
と言う記事をみつける。またいつものようにリリースが春に延期になっていたけど、とにかくヤンさんが動き出したのでうれしい。

2007年12月25日火曜日

見えないものと見えるもの

 



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664647122_223.jpg 愛知県美術館で河口龍夫展を見る。
会場に入ると10mくらいの円柱状に撒かれた向日葵の種が目に付く。その横には立ち枯れの向日葵。そして周囲には鉛の板が壁一面に長方形に敷き詰められていて、モノトーンの世界が広がっている。

 蜜蝋の作品もあったせいかそれらを見た時、豊田市美術館で見たヴォルフガング・ライプ展を思い出した。
ライプの作品が死から生命への連鎖というなら、モノトーンのライプというか、河口龍夫の作品は生命から死への連鎖というイメージをパッと見た時は思った。
 立ち枯れたライプかと思ったら2階の「石になった生命」や「花の遺伝」などの絵画の作品はパステル調の明るい作品で意外。花の遺伝は中央に花の種子が埋め込まれた絵画でその種子の花の色で構成されている。石になった生命は化石の作品だけど生命のあった頃の様なカラーで書かれている。生命から死というイメージを1階では持ったけど2階では逆を思う。

 2階では向日葵の種が置かれていて自由に1階の作品へ撒くことが出来る。音を聞いたり、種が円柱状に広がる様をみて楽しむ。円柱状の真ん中に四角い銅版のオブジェが埋もれていて何だろうと思っていたのだけれども、インスタレーションの模様を撮ったVTRがあって、それがピアノだと気づく。なるほどこれは現代音楽なんだとその時気づく。


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夜はtokuzoへ。
金澤美也子(p) and 小野良子(as) とRYORCHESTRAが目的
6時ちょっとすぎに行ったら早かったのかまだ誰もいない。中から「スガキヤ行こう」の声が。たぶん東京から来た金澤美也子さんか誰かかなと思い、今から食事だったらまだまだだなと思い今池をぶらぶらと暇つぶし。

RYORCHESTRAは1曲目から3曲いっぺんにやってみましたという感じで、プログレっぽくもあり、インプロっぽくもあり、OOIOOのようなharpyのような変拍子ループボイスがあったり、激しくソロが続いたりとよく分からない。しっかりとした演奏での変な音楽を楽しむ。

ひゃくたたきはドラムとエフェクターを使ったソロ。エフェクターを使ったかなりキツイめのノイズを畳み掛けてつぶすかのようなドラムソロが被さる。ドラムセットのシンバルにピックアップマイクが付けられてエフェクターで変形して音が出る仕組み。気づいたことは、ノイズは単体だとかなり聞き苦しいけど他の音と被さればそれなりに聴けるということ。


そして、金澤美也子(p) と小野良子(as)のデュオ。 金澤美也子という人は面白い人だ。キレイな顔立ちで変な音楽を奏でる。囁く。絶叫する。鍵盤を手が面白いように動く。即興なのか。でも譜面があるし。激しく鍵盤を手が動いてもまだ余裕がありそう。
あれだけ激しく手が動くと見ていて面白くなる。


ちなみにこちらを撮っていた途中で電池切れ。
本当に面白かったのはこの後のアンコール。アンコールを予定してなかったらしく、二人で合わした曲は全てやったそうで、せっかくなんで何かお題を下さいということに。
「ABBA」
「あば!?あば~!?あばってダンシングクイーンのABBA?」
「そう」
「え~~~」「You can dance, you can jive」とフレーズを口ずさんでピアノで叩いてみたり「エービーエービー」?と叩いてみたりするが「無理無理」(笑)
「他に何かない?」の言葉に「じゃあルインズ」(笑)
絶対ここしか出てこないお題だ。
「ルインズってなにやるのクラシックメドレー?」
「あークラシックメドレーいいね」
「やっぱり無理無理」
「お題を下さいというわりには」と言われて、「あーそうだよね。ABBAやろABBA。練習やったじゃんABBA。ワンツーさんはい」
「%&#$|♪*$&#%$π√」勢いと畳み掛けるような演奏でYou can dance, you can jiveの鼻歌も混じりの不協和音。でそこからお互いの感じをつかみつつ「あばあばあばあば」と言うフレーズに落ち着きそこにサックスがかぶさって完全即興演奏。何でもやったもん勝ちやね。
即興はその奥にあるものが面白いんだよね。

2007年12月14日金曜日

アンビエント・ドライヴァー

エクサン・プロヴァンスでの昼食中、この前買った細野治臣のアンビエント・ドライヴァーを読む。まだまだ最初の方だけだけど、読みやすい本だけど時折ハッというようなというより、そうそううんうんとうなずく言葉が書かれている。そうそう、音楽に対して同じこと考えていたよという感じ。



レビュー






アンビエント・ドライヴァー THE AMBIENT DRIVER


4.50点(48人)


2005
マーブルトロン
細野 晴臣


もっと読む




「それまで現代音楽といえば意識的なアートだったのに対し、アンヴィエントはポップスだといったら分かりにくいだろうか。だが、なんとなく聞くというよりは、「こりゃ、すげえや」「新しいや」などと興奮して聞いていたのだから、やはりこれはポップスなのだ」


「モンド・ミュージックとは、アメリカの雑誌『リ・サーチ』の連中が単なる趣味で集めていた、ヘンテコリンな音楽群のつづり方だ」


「モンドというのは結局のところ実体のないものだから、突きつめないほうが楽しめる」


「音楽に限らず、芸術とは鑑賞するよりは体験するものではないだろうか」


「モンドが「聴き方」の態度だとすれば、アンビエントは、「作り方」の態度ともいえる。」


「ここ数年、僕は「静けさ」に心惹かれている」


「アンビエントは物語のない、何も起こらない音楽だから、刺激を求める人には退屈に聞こえるかもしれない。だが、そんなメロディも歌詞もない音だけの響きを聴いて、従来のポップスのように楽しむ若い人たちがいることもまた事実だ。」


「ただ一ついえるのは、自分一人で作り、自分一人で聞く作業から生まれたひそやかな音楽ではあるが、それを人に聞いてもらうのも僕にとっては楽しみの一つということだ。」


ところで本とは関係ないけど、このイベントが面白そうだなあと。

2007.12.23(日) at名古屋今池得三
名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F  052-733-3709
http://www.tokuzo.com/
OPEN/18;00 START/19;00
adv/2000yen door/2300yen
電話一本で簡単に予約できます!!052-733-3709

●金澤美也子(p) and 小野良子(as)
ジャズ・ピアニストの山下洋輔氏も「ものすごい音楽だっ!!!」と大絶賛させた超絶変態バンド「る*しろう」を中心に活動し、あるときは吉田達也氏のバンド「高円寺百景」にも楽曲提供しメンバーとしても活動。そのほかに小室哲哉氏のバックコーラス、女優業、ゲーム音楽作曲など国内外で活躍美人変態ピアニスト、「金澤美也子(p)」が今池得三に登場。名古屋で活動中のサックス奏者小野良子(as)とデュオをします。
http://www7.ocn.ne.jp/~tolsilo/contents/MKprof.html
http://www.myspace.com/onoryoko

●the ひゃくたたき
ドラム、マイク、エレクトロニクスなどを使用し、音圧音塊を「叩き」だす独演暴虐グラインド・グループ。
http://www.myspace.com/thehyakutatakix

●RYORCHESTRA
女性2人の絶叫とささやき系ボーカルにうっとり。個性的なメンバーが演奏するのはロックのようなジャズのようなインプロっぽいような、クラシックの感じもある摩訶不思議音楽。それぞれのメンバーは藤井郷子オーケストラ、渋さ知らズ、ett、next orderのバンドなどで国内外でも活動中。
http://homepage3.nifty.com/ryono/index.htm


山下洋輔が「ものすごい音楽だっ!!!」ってどんなのよねえ。
ryochestra (小野良子オーケストラアコースティック) もメンバーはettの二人とか即興の強そうなメンバーなので面白そう。
あと、「the ひゃくたたき」って(笑)

「音楽に限らず、芸術とは鑑賞するよりは体験するものではないだろうか」ていうしねえ。これは鑑賞じゃないね。どれも一度も音源を聴いたことないけど体験しとこうかな。名古屋行ったばかりだけど。

2007年12月11日火曜日

ソウルフラワーユニオン@アポロシアター

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651089924_27.jpg ソウルフラワーユニオンを見にアポロシアターへ。ライブを見るのは2005年のフジロック以来か。モノノケ・サミットは去年見てるけど。

 アポロシアターは狭いハコなので、凄い人の入り。
 やっぱり狭いところはいいね。と言ってたし。
 といっても僕の前売りが160番になっていて結構当日で入っていた人も多かったので結構入ってたのかな。

 不思議なのは、モノノケサミットのような昔の歌謡をうたっても、チンドンがドラムになっても、三線がギターになってもソウルフラワーの音楽になるというのはどういう仕組みなんだろう。理由は中川さんのボーカルだけじゃないはず。そこがとても面白い。

 年末の忘年会だからということでベストの曲を多くやってくれて、とても楽しい。前にいた8歳の男の子も楽しそうに歌ってたし。「僕知ってる曲と知らない曲の差はげしいな。俺らもそうやけど。知らん曲でも楽しそうにしてくれるとおっちゃんら喜ぶで」といわれてた。

曲は順番ぐちゃぐちゃですけどこんな感じでやってくれてた。
(やってないのもあるかもしれない)

極東戦線異状なし!
荒地にて
ピープル・ゲット・レディ
殺人狂ルーレット
世紀のセレナーデ
永遠の語らい
サヴァイヴァーズ・バンケット
うたは自由をめざす!
イーチ・リトル・シング     ?
エエジャナイカ 
ブルー・マンデー・パレード   ?
ホライズン・マーチ
騒乱節
緑の沖縄
辺野古節
松葉杖の男
他知らないのが数曲

 風邪でのどの調子が悪いそうで高音が出しにくそうでしたけど

 終電があったので途中で帰ったけど、その後「神頼みより安上がり」、「満月の夕」に「海行かば山行かば」もやったのでほぼベストの選曲。
 8時スタートって遅いよ。殺人狂ルーレットが終わって帰ったけど、終わる雰囲気がまったくなかったし。逆にあの時間でアンコールになっててあの盛り上がりでいてたら帰りそびれて終電乗り過ごしていたけどね。
 
 前の方にいたので踊る阿呆に見る阿呆という感じで。両手挙げてええじゃないかとかどっこいしょとかイヤササ!にヨイサーヨイサーに、色んな掛け声が混ざって、踊りもええじゃないかにカチャーシーにモッシュに何でもいいから楽しけりゃええやんという感じがほんま楽しかった。

 去年のモノノケサミットでのあまり踊れなかったことへの欲求不満も解消ですわ。
 そういやよく考えたら、ライブハウスって感じのライブ久しぶりやったわ。