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2008年10月19日日曜日

オルケスタ・ナッジ!・ナッジ!@得三 20081016

オルケスタ・ナッジ!ナッジ!

<参加メンバー>

芳垣安洋(ROVO,ONJO,Vincent Atmicus,Emergency!)

岡部洋一(Bondage Fruit,ROVO,Vincent Atmicus)

高良久美子(WAREHOUSE,Bondage Fruit,Vincent Atmicus,ONJO)

川谷龍大(strobo,little cosmo)

茶谷雅之(MOST)

益山泰一(Stim)

関根真理(渋さ知らず)

高田陽平(ホテルニュートーキョー,tuff session,MONG HANG,stim)

中里たかし(Jazztronik)

辻コースケ(GOMA & JUNGLE RHYTHM SECTION)

イズポン(KINGDOM☆AFROCKS)

6:00open 7:00start 前売¥3,500 当日¥4,000(9/1発売)



 「ROVO」「ONJO」等のバンドのリズムを司り、

自らも「Vincent Atmicus」「Emergency!」を主宰する芳垣安洋が、

2003年に結成した打楽器集団。

 民族音楽的ポリリズムやビートの躍動、

ライヒのミニマリズム、ウアクチのような音色の追求、

シロ・バプチスタのビート・ザ・ドンキーのヒップさ等をあわせ持った、

聴いてそして観て楽しいパフォーマンスが信条。

打楽器の持つパッションや明るさ、倍音が混ざりあう、

うねるような浮遊感等、ダンサブルなアンサンブルだけでなく、

リラックスしたトランス感もナッジ!ナッジ!ならではの魅力。





メンバーと楽器が多すぎて東京以外ではなかなか見れない芳垣さん率いるオルケスタ・ナッジ!・ナッジ!

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 それが、セカンドアルバム発売を記念してツアーに出るというので、見れる機会はそうないだろうから行ってきました。

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 得三は10周年ということで今回のライブも10周年記念イベントだそうです。



 会場にはすでに深雪さんとナエル君が。ナエルくんは初めてあったのだけども深雪さんちにホームスティしている高校生だそうで、シカゴの近くから来たそうで、「シカゴ」と「近く」って発音が近いねという話になりました。

 あと、しばらくしたらコダマさんが来て4人で見てました。深雪さんは鶴ロック以来、コダマさんにあってはいつ以来だろう。2005年のフジロック以来かなあ。

 そういや、深雪さんがフジロックでエミネム見たといったらナエル君かなりうけてたな。あれなんでだろう。エミネムってアメリカじゃ扱い違うのかな。羞恥心みたいな感じだったりして。



 10周年記念メニューの中からキノコと挽き肉のピザ包みを注文。ちょっとピリ辛でおいしい。ナエル君はマヨネーズがダメみたいでよけてました。

 会場について一時間くらい喋っていたんだけれども長く感じなかった。ありがとう。



 そんなこんなでライブが始まる。ステージには乗るかなーと思うくらいの楽器が乗っている。乗るもんやね。メンバーはステージ袖から全員が入ることができなくて、フロアから入ってくる。それだけ楽器が多いということ。

 普段はフロア中央で円形になって演奏するそうだけれども今日はステージ上で。

10syuunen-7
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メンバーの他の活動を見てもすごい。知ってるだけでもROVO,ONJO,Vincent Atmicus,Emergency!、Bondage
Fruit、strobo、MOST、渋さ知らず、Jazztronik、GOMA & JUNGLE RHYTHM
SECTION、KINGDOM☆AFROCKS。

 

 誰がどの楽器でと書こうかと思ったのですが、一人一人が扱っている打楽器が多すぎて分かんない。



使用している楽器についてはこちらのサイトが非常に参考になります。このときはイズボンさんと辻コウスケさんはいなかったみたいです。

浅胴のスネア以外はバスドラに小さめのスルド、タムの位置にティンバウと大きめのスルドをセットした独特のセットです。
さらに右手側にザブンバ、バタドラムなどを用意。「雑誌の取材があったため普段よりちょっとおめかし(笑)」の高良はヴィブラフォン、チューブドラム、ス
リットドラム、アゴゴベルなどを使用。さらに奥側にコンガ、タム類などをセット。「栄養不足」Tシャツ着用(^_^;)の岡部はトゥバーノ2本、ジャン
ベ、ティンバウ、小スネア、ジュンジュン、ラテンの大太鼓を並べたセッティング。関根はジャンベ、コンガ、ティンバウに新たに加わった大太鼓をセット。中
里はコンガ4本にティンバウ、バタドラム。高田はスティールパン2台にジャンベ、小型のバラフォンを使用。最後方の3人はフロアタム、スネア、ヘピニキな
どを使用。


 そのほかにも、高田さんはアサラトも使ってましたし、芳垣さんはチベタンボウルや小物類多数を使ってましたし、他にもいろいろ使っていたはずです。



 今回の配置としてはこんな感じかな。後方の3人のならびについては自信がありません。

        

                茶谷雅之  益山太一  川谷龍大

        高良久美子                       辻コウスケ



               高田龍平   中里たかし  関根真理



        芳垣安洋          イズボン           岡部洋一





オルケスタナッジナッジ2
オルケスタナッジナッジ2



 それにしても、この音楽は生で聴かないと魅力は分かりません。打楽器の打ち出す倍音の魅力は録音マイクでは分かんない。だからPAなしのセットなんだろうね。



 浜省のようなサングラスをかけたイズボンの儀式?といわれていた言葉に合わせてジャンベを叩いてライブがスタート。こういうような流れは分かり
やすいのだけども、後半の展開はすごかった。色々なリフが複雑に絡まって、一点の焦点に合わせる感じじゃなくってさまざまなリズムが複合的に絡まっている
感じ。それでいてひとつのグルーヴのような感じでもあって、音圧というよりは音の洪水に流される感じ。

 

 ステージには楽譜が置かれているんだけれども、こんな複雑な構成でどんな譜面が書かれているんだろうと気になって仕方がなかった。



 前半の最後、激しく展開する曲の中、岡部さんがドラム類やシンバルをスティックで叩きまくり、どれだけ手数が増えるんだという感じで圧倒されていたらそのまま目の前の黒い柱みたいな金属をたたきまくる。楽器かと思ったら得三の柱。笑った。



 ジャンベやコンガ、ティンバウなどの中心の曲の他にも、アゴゴベルで構成される曲や、ビブラフォンやスティールパンが絡む曲があったりと色々な
展開があって楽しい。僕は高良久美子さんが出ているから行きたいと思ったのです。スティールパン中心の静かな曲もあって色々な人のいろいろな引き出しから
の曲が聴けて楽しい。



 後半の最初の曲はウッドブロック~ヴォイス~皮もののアンサンブルで皆が音程の少しづつ異なるウッドブロックをもって、それぞれ異なる決められ
たリズムでウッドブロックを叩いていく。ポリリズムっぽい構成でなっている曲を、コンダクター役の芳垣さんが演奏する人を指定するとその人だけが演奏をし
て曲の展開が変化するというもの。決められたリズムは途中でヴォイスでの構成に変化して、同じような進行で皮ものに移行する。そして最後は皮ものとウッド
ブロックが混じりあわった感じになる。

 コンダクターがいてパートを指示して展開する感じはDCPRGを思い出したし、今日はステージ上だったから違うけど円形になって演奏するというスタイルはanodeを思い出した。

 こうやって見ていくとオルケスタ・ナッジ!・ナッジ!の音楽の作り方が垣間見える。確かに1曲目の複雑な展開の曲を聴いたときにこんなのどう
やって譜面に起こすんだろう。ラップトップで編集しないと作れないんじゃないかと思ったけど、こういう作り方をしていく中で徐々に展開していけばできるな
あと思ったりした。



 掛け声に合わせてジャンベをかき鳴らす曲やスティールパン中心の静かな曲や金物とジャンベ類が絡みあう曲と展開していって後半もバラエティー豊かで楽しい。

 

 岡部さんは後半でも芳垣さんが「岡部ファンの方楽しみにしてください」というほど激しくって、ステージから客席に下りて、ステージの床に金物類
を撒きまくって、叩きまくる。終わったあと「岡部、お前また太った?お互いいい年なんだから気をつけないとな」と芳垣さんに言われる。それにしてもいい年
にしてはすごすぎる叩き具合。

 それにしても、岡部さん、関根さんの近くでウッドブロックっぽいものをポクポクと叩いてみたりとお茶目で、関根さんはニッコニコで笑いまくっていたりといい雰囲気のライブでした。



 アンコールは皆でトーンチャイムを使った温かい曲。最後はステージに3人ほどを残してトーンチャイムを持ったままステージから客席に降り、そのまま得三の入り口から外へ出て行ってしまいました。

 そんなこんなで気づくと時刻はすでに午後10時。芳垣さんのライブ後のMCも聞きたかったし、CDも買って帰りたかったんだけど時間がなくってあわてて会場を後にしました。

2008年6月3日火曜日

ペネロピ/金刀比羅宮 書院の美 応挙・若冲・岸岱から田窪まで/芳垣×岡部DUO

ペネロピを見に進富座

映画はせっかく見に来ているので、わざわざアンハッピーは結末は見せられたくない。
特におとぎ話のような物語ならなおさら。
おとぎ話のような展開の話を何とか見せれるようにするために、ペネロピの衣装やペネロピの部屋がとてもファンタジーに出来ている。悪役であっても本当の悪人はいなかったり、不幸に関して力強い感じが見ていて悪い気はしない。
それにしても特筆すべきは、美術と衣装!!あと夜景がとても幻想的。
製作を兼任しているリース・ウィザースプーンのセンスなのか美術のアマンダ・マッカーサーという人のセンスなのか?とても気になる。
そして、SIGUR ROSの音楽がとても似合う映画です。




金刀比羅宮 書院の美 応挙・若冲・岸岱から田窪まで

その後、県立美術館へ目的は若冲と田窪恭治。
ただ、それを含めた金毘羅さんのセンスに圧倒された。
茶所の襖絵がパステルで書かれた椿の洋画とは!!。しかも白地と赤と緑のコントラストがとてもきれい。それと、なんと床の間の絵がタイルで出来ていて青地に白色でこれも椿が描かれている。ちなみに、会場ではその白書院障壁画を持ってくるのではなく、田窪恭治がライブで公開制作を行っていて、絵が出来ていく様が見れる。

色々見ていくと白書院が特別なのではなく、高橋由一の明治時代の油彩も小壁や地袋に書かれている。小壁に青い油彩の夜景とはすごいセンス。

江戸時代の岸岱のの作品も変わっている。春の間の緑色の松の絵が襖絵にしては意外なほど明るい。そして菖蒲と群蝶の間の菖蒲と群蝶の対比がすごい。和室で見上げると何百匹もの蝶が躍っているとは。 そして若冲。襖絵の写真を見たときは一つ一つの花の絵は無難かと思ったのですけど、部屋に入って意外と狭い空間の四方にあの襖絵が囲んでいるのは異様な圧迫感というか迫力がある。若冲の絵と言うより空間として見てすごいと感じる。


ちなみに岸岱と若冲の絵がある奥書院普段から非公開だそうで、来週で展覧会も終わってフランスへ巡回してしまいます。見れたら見たほうがいいと思う。

芳垣×岡部DUO
一緒に行った友達を引っ張り回し、芳垣×岡部DUOを見に松阪Taraへ。不安になるくらい何もないところを進むと、それっぽい人たちがチラホラと見えほっとする。ちょうど着いた時間が芳垣×岡部DUOの直前だったので何とか間に合った。
岡部さんの足元のケースから色んな鳴り物が出ては出ては、芳垣さんも足元に置かれたジャンベから鳴り物からわけの分からない打楽器からまさしく打ち合わせなしのような互いの感触を確認するかのように音を出していく。互いがこの音ならこの音と言うようにあわしていく。岡部さんの独特のリズムに芳垣さんの感覚で反応すると言うような感じ。VINCENT ATOMICUSの中核だけ抜き出したような感じと言うか、ROVOっぽい部分もあったりだとか、あのメンバーはやはりソロやDUOでも十分楽しめる。これで山本精一ソロ、勝井祐二ソロ、勝井×山本DUO、芳垣×岡部DUOを聞いたことになるので、主要はパーツは制覇したと言うことかな。
そうそう、NegoはROVOの影響をかなり受けた感じでした。結構良かったです。ただ、芳垣×岡部とのセッションが職場からの呼び出しにあって見れずでそれだけ残念。

そうそう、旅団のコミュを見てたんですが6月のUNITのライブで対バンするKINGDOM☆AFROCKS /とneco眠ると言うバンドが良さげな気がしました。



2004年10月28日木曜日

ヴィンセントアトミクス@TOKUZO 2004/10/27

VINCENT_ATMICUS
VINCENT_ATMICUS

芳垣安洋(ds)が90年代半ばから温めていた「アンサンブルを重視したバンド」という構想をもとに、1999年横浜ジャズプロムナードへの出演を機に結成。リフ、ソロ、即興、ノイズ、ドローン、すべてがミニマルに絡まるサイケ・エキゾチカ・アンサンブル。メンバーは他に岡部洋一(ds)、勝井祐二(vl)、太田惠資(vl)、菊地成孔(sax:2003年5 月のライヴをもって脱退)、青木タイセイ(tb)、松本治(tb)、水谷浩章(b)、高良久美子(per)。


 ヴィンセントアトミクスというバンドのライブに行ってきました。良い日だったのか悪い日だったのか。
 まずは、行きの特急の中でチケットを忘れたことに気づきました。忘れないようにと車に入れてたのに。
 チケットなしで入れるかなーとそればっかり気になって。でもそんなに前売りではいる人もいないだろうと淡い期待も。
 会場のTOKUZOに電話をしてみても朝までやっている居酒屋だから当然昼間はつながらない。

 ボーっと栄を歩いていたらいつの間にか松坂屋の最上階に。パルコの南館にしては少し落ち着いた雰囲気にパルコも変わったなーと思ってました。
でも鳩居堂を発見。パルコに鳩居堂はオカシイとここで気づいた。でも、こんなところにあったんだ。葉書を数枚購入。
 その前に芸術センターのミュージアムショップでも何枚か葉書を購入。2005年用の葉書がやたらとあったよ。もうそんな季節か。
 当日で入る羽目になったので、TOKUZOへ早めに行くことに。そんなに並んでいないので一安心。並んでいると英語で外国の人と流暢に話す人が。深雪さんとリブハ二という方でした。英語話せないのでドキドキ。深雪さんに通訳してもらいつつそれでもあまり話せない。なんか今の日本人より外国人の方が物腰が丁寧な気がするのだが。
 今回はTATEさん、深雪さん、村上さんというこの人は始めて会う方、リブハニさんとカリームさんとこの方も初めて。結構初めての人が多い。一人で見に行くことの方が多いので楽しい。
 シュークリームを頂き、深雪さんとリブハニさんで分けて、僕一人ひとつは悪いと言ったら隣の見ず知らずの人と分けることに。犬山の人でした。
 深雪さんがカリームを探しに行くと行ってしまってリブハニと二人きりに。日本人でも初めての人とは緊張するのに。お互いあまり喋れないし。で、そんなときに限って行列が動き出すのよね。お互い困った顔をしながらも仕方がないよねという感じで中に入ることにした。言葉は分からなくても困ったなあと言う表情は共通みたい。
会場に入って座席について場所を確保。飲み物はカウンターでセルフサービスだよというところまで通じたところで深雪さんが帰ってきてくれた。
そんなこんなしているうちに、TATEさんに村上さんんにカリームも登場。
TOKUZOは料理がおいしいので食べずにきたのだがこれは大正解。秋刀魚や鯖の料理がおいしいです。エスニックチャーハンも少しピリカラでグッド。
 キノコと春雨の韓国風炒め
 貝柱とケッパーオイルのピザ
 サンマと秋野菜のトマトスパゲティ
 キムチ冷奴
 エスニック海老レタスチャーハン
 フィッシュ & チップス
 京都・千鳥酢で作った自家製ピクルス
とまあ色々頼んで奢ってもらった。
 バンドですが、芳垣(ds)、岡部(ds)、高良(pec)、水谷(b)、 青木(Tb)、松本(Tb)、勝井(vil)、 太田(vil)の構成でdsはperも兼ねているので場合によってはper3ともなるし、青木タイセイさんはピアニカもすればギターも弾くし。ダブルドラムにダブルヴァイオリンにちょっと目がいく。
ブラジルもあればポリリズム的な曲もあるし、岡部芳垣勝井によるminiROVOみたいなフレーズもあるし渋さっぽい部分もあるし。いろんな音が出て楽しい。
 最初の曲は熱帯雨林の中に居るかのような鳥のような音をさまざまな楽器で演奏する曲からポリリズム的なリズムに展開する。複雑なリズムなのだが深く気にせずに音に耳を傾けると自然にリズムに乗れる。
 複雑な展開でマラカスでドラムを叩いたりもしている、すごい。そのせいでスネアが破れたようで、本皮なんだよーとかなりショックを受けてた。
 バイオリンにしても太田さんと勝井さんでは違う。太田さんが基本的なリフを刻む感じなのに対し、勝井さんは勝井さんらしい音というかエフェクターで浮遊感のある音を重ね合わす感じ。それに、高良さんのヴィブラフォンがエキゾチックな感じを作って、それを複雑なツインドラムが絡みトロンボーンとベースのリズム隊がリズムを作る。パートによってはトロンボーンが主役になったりパーカッション主体になったりと楽しい。
 バンドが2つに別れ交互に演奏する曲が面白かった。岡部、太田、青木、松本のグループと芳垣、水谷、高良、勝井に分かれて激しい音と柔らかい音を交互に鳴らすような対照的な音を自然にセッションしてしまうところがすごい。
太田さんシャウトしすぎでむせてましたが。
それにしても、楽しい音で2時間はあっという間だったな。