Buffalo Daughter presents Euphorium vol.2
2008. 1.12 (sat) @ UNIT
OPEN/START 22:00
SALOON(B3F)
23:00~0:30 中原昌也
0:45~1:45 S.L.S.O
2:00~3:00 伊藤ガビン
3:30~4:00 IKEBANA
UNIT(B2F)
22:00~ コンピューマ
22:20~ INCENSE
22:50~ mooog
23:10~ 珍しいキノコ舞踊団
23:40~ コンピューマ
0:10~ ゆらゆら帝国
1:10~ コンピューマ
1:40~ Buffalo Daughter w./にせんねんもんだい
2:50~ Tomoe Shinohara
3:20~ にせんねんもんだい
3:50~ コンピューマ
4:10~ METALCHICKS
Clothes and Other things : FLANGER
VJ : onnacodomo
Buffalo Daughterのイベントを見るために代官山のUNITへ行ってきました。前々から見たいと思っていた珍しいキノコ舞踏団(金沢へ旅行に行った時は1日違いでニアミス)、S.L.S.O、IKEBANAが目当てです。
場所を調べたら駅から近そうだったので地図も持たずってまずいかもと思ったけどそれっぽい人の後に付いていったらすんなりと到着。
会場へ入るとINCENSEがライブ中。去年10年ぶりくらいに再結成したそうですが、思っていたイメージと大分違っていた。ググると最初に出てくるINCENSEとは別のグループでした。(笑)曲のたびに楽器のパートが入れ替わるのが面白いなあと思っていて見てました。曲的にはモグワイっぽいギターのリフに女性のボーカル。モグワイの影響かと思ってたら10年ぶりくらいの再結成と言うことで驚く。いや女性のマイブラっぽい感じか。
ライブが終わると隣にシュガーさんがいたので驚く。
mooogのDJは今思うとあまり記憶に残っていないのですが、結構最初は結構有名どころを。あとの方で英語のナレーションのレコードとかを使ったコラージュ的な感じになっていました。
そしてそのまま珍しいキノコ舞踊団 w./Buffalo Daughterへ。ムーグさんはDJブースからメインステージへ慌しく移動。最初の曲は303のアドリブ部分のようなミニムーグと303を使った即興性の強い曲。それにあわせて珍しいキノコ舞踊団が踊る。
様々な角度から「ダンス」を捉え、その作品の発表を通してオリジナリティーの確立を目指すダンスカンパニー"珍しいキノコ舞踊団"。発表する場も様々であり、劇場空間での作品上演のほか、美術館の中庭、ギャラリー、カフェ、オフィス、倉庫、ビルのエントランスなど、大きさや形態も異なる特異な空間での公演も積極的に行っている。様々な空間で立ち上がるダンスを観客とともに体験し、それぞれの場所、それぞれの身体がもっているダンスを探り、楽しむ。
音楽から沸き起こる動きをモダンダンスやクラシックバレエの動きにあわせ踊る。篠原ともえのサイトに写真があったんだけど、そうそうこのポーズ。これが音楽にあわせて変幻自在に動くんだよね。面白くも女性っぽい線がとてもきれい。
曲は303の一部のような即興性の強い曲のあとに、ピアノのフレーズにギターとベースのブルージーな曲。そしてSuper Blooper。Super Blooper久しぶりだ。大野さんのブル~パーという声がいいなあ。そしてリズムも。うれしいと思いながらも珍しいキノコ舞踏団の動きの虜になる。
なんかここへ来る前に見てきた六本木クロッシングの続きを見るようだ。
珍しいキノコ舞踊団が終わったところでSALOONへ。中原昌也がDJをしていると言うことで、暴力温泉芸者っぽい感じかと思っていったらこれが結構いい感じで。民族音楽ありハウスありファンクあり、途中一部ノイズありのごちゃ混ぜ音楽でEYEのDJみたいだなあと思って楽しむ。
本当はゆらゆら帝国を見に一度戻ろうと思ったのだけど、中原昌也が意外と良かったのと、ゆらゆら目当てで上が凄い異なっていたのであきらめてそのまま下にいることに。
何か篠原の日記を見ると
「ボクは磯にいるタコだよ~~~~」というものを歌っていたそうでそれは見たかった。
と自分をタコに見立ててイソギンチャクやホタテに扮する愛しい人に捧げるLOVE SONG。。。
そして、Sunshine Love Steel Orchestra 。ゆらゆら帝国をあきらめたおかげで階段の途中の良い場所から見ることが出来た。本当にここでやるのかなと思うような狭い場所バーの前でライブ。田村さんもほんとは十何人かくらいの少ない人数でこじんまりとと思ってたんだけどこんなにきてくれてありがとうございますと言ってた。結構、出演者とか出演者の知り合いとかも見に来ていたみたい。小川千果さんも見ていたかな。
Sunshine Love Steel Orchestra は3人だけどオーケストラということでこれからどんどん活動していこうとしているそうです。
まだオリジナルが無いそうでカバーを5曲くらいかなやってたんだけど、どれも素晴らしい。繊細で3つのパートの音が綺麗に絡み合ってアストロ・エイジ・スティール・オーケストラもこんな感じだったのかなあと思いながらうっとり聴く。うっとりしながらも目は冴える。
ゆらゆら帝国が少し押したみたいで、コンピューマのDJのあとそれほど待たずにbdへ。コンピューマも初めて聴いたけどちゃんと間延びさせないいいDJするなあと思う。
bdのセットリストはコミュの書き込みによると
1.S.O.I.D.
2.Deo Voleote
3.???
4.???
5.Cyclic
6.303 Live
だそうで、3.4は聴いたことない曲だった。それにしても前のライブのときも書いたけど小川千果さんのドラムがだんだん良くなってくる。今まであった繊細さに力強さが付いたという感じ。しなやかなスネアが心地良いのが特徴かな。
タイムテーブルには「Buffalo Daughter w./にせんねんもんだい」とあったのににせんねんもんだいは出てこないなあと思っていたら、303が終わって一度ステージから退いて再び登場。
にせんねんもんだいのベースの人とムーグが演奏を始めてセッションぽい感じが始まったら、他のメンバーも次々登場。ジャムセッションかのように演奏を始める。ドラムは最初小川さんが登場して叩く。力強くも繊細なドラムにギターが激しく絡む。いいなあと思っていたらドラム交代。姫野さんの激しいドラムにびっくり。あの線の細い体からものすごい高速の激しいドラム。これは凄いわと思っていると隣で小川さんも跳ねている。激しい音の洪水に圧倒されて終了。「にせんねんドーターでした」とのこと。
にせんねんもんだいは聴いたことなかったんだけど、これ見てこりゃ見なきゃと思う。
そうそう、VJのonnacodomoも面白くってキッチン用品や水、ビデオカメラなどを使ってリアルタイムにVJを作り出すそうです。次回の六本木クロッシングには登場しそうな予感。実際六本木クロッシングで紹介されていた宇川さんの作品より面白いんじゃないかな。
bdが終わったら篠原ともえがDJブースに。髪が短くなっておかっぱですましてDJしていてキレイな人だけどほんとに篠原ともえ?と思ったら喋った表情は見たことのある篠原の表情だった。
曲は最初ファンキーなエレクトロハウスっぽい曲をかけていて、オサレハウスてう感じやねー、でも嫌いじゃないなあと聴いていた。曲をかけながら楽しそうに踊るのがいいね。曲のつなぎとか結構出来ていて意外と上手いじゃんと思ったり。その後急に野宮真貴っぽい曲になって、それをかけた後に、「1曲歌っちゃっていいですか~」とDJブースの上に上がって歌っていた。何か90年代のお立ち台みたいでいいなあと思った。そしてそのあとゲストボーカルで鈴木亜美が!!!。この部分だけアイドルイベントみたいでした。
それにしても篠原ともえはキレイなおねえさんという感じだった。
次が、にせんねんもんだい。さっきのにせんねんドーターでいっきに心が惹かれたのでそのまま見ることに。やっぱり姫野さんのドラムはすごいわ。ギターもかき鳴らすような感じでものすごくストイックな感じの演奏がとてもいい。
こういう音楽は聴いたもん勝ちだから、いいという他ないね。音源は聴いていないけどきっとライブの方がいいに違いない。
とはいえ、IKEBANAも逃しがたいので30分ほど聞いて下に下りることに。ikebanaはムーグさんとDJ Codomoともう一人女の人がやっていると言うまでは知っていたんだけどその人はINCENSEの人だとは知らなかった。だから、曲はアコースティックギターでINCENSEみたいなコードを弾いてそれにムーグさんがアコーステッィクギターであわせる。もう一人のDJ codomoはエレキギターにカオスパッドが繋いであって、短いフレーズを反響させたりノイズにしたりしてあわせていて面白い。
ちょうどikebanaの演奏のうしろににせんねんもんだいの演奏がVJのように映っていて激しいドラムの映像とずれるikebanaの演奏にシュールなVJだなと思う。
2曲なんとか聞けたかな。IKEBANAも終わる頃には人も減ってきて風通しも良くなってきたかなと言うくらいの人になってきたけど、ラストはメタルチックスなんで結構残っている。
シュガーさんもタイムテーブルむちゃくちゃだねーと言っていたけど、午前4時半のメタルもいい。最高に盛り上がるチルアウト?新しい形だね。シュガーさんてbdの時は結構寡黙だけど、メタルチックスのときは喋るんだよね。「高え靴は足痛ーんだよ。スニーカーでやりたいよ。でもメタルは様式美だからね」「最後の曲はメタルと言えばヘッドバンキングだからみんなやれよ」ほんまカッコええ。男前やね。
ちなみに、スペシャルゲストということで篠原が登場。マドンナのmusicのメタルバージョンを歌っていました。ちなみにメタルチックスは随時メンバーを募集しているそうです。条件は楽器が弾けることと美人であることだそうです。
しのはらの「みなさーん楽しんでますか~。眠くない~?あたしはちょっと眠い。でもがんばる」みたいなトークに「ロックのライブじゃねえみたいじゃないか」とのシュガーさんのコメント。
メタルチックスは音もいいんですけど、ドラムの吉村由加さんのドラムもいいんだよねえ。楽しそうにドラム叩くんです。
なんだかんだでヘッドバンキングも強要されつつ終わったのが午前5時半ほど。ほんと良いイベントでした。
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