2009年8月8日土曜日

PARAwith竜巻太郎@得三 2009/08/07

記事が面白いんで最後で全部引用します。

2年ぶりにPARAのライブに行って来ました。
PARAは面白い。ものすごく窮屈な理論の音楽のはずなのにこれがとても「踊れる」。
PARAは短いフレーズを繰り返す。いわゆるワンフレーズが反復していて少しずつそれがずれていくのが脳内で気持ちよく感じる。
アルバムの音楽がエラーのない正解なのだけども、実はライブの方が何倍も面白い。
「エラーシステム」が脳内を開放するような感じになって気持ちよく感じる。
メンバーは皆、どんな即興でも対応できるようなつわもの。それが一定のルールに基づいて窮屈にフレーズを反復しているわけだけども、じわじわと反復から反れる過程が規律からそれるような感覚で楽しい。ただ、反れても音楽的に成り立っているのはこのメンバーの実力があるからだけど。
脳内麻薬のようにじわじわと利いてくる感じで楽しい。反復するフレーズも非常に明るいフレーズだからかな。ポップなフレーズを現代音楽の手法で反復させて踊らせるという完全に溶け合わないような手法がとけ合わさってしまうんやからすごい。今見ておかんと損やと思う。だってこんな面倒な手法やりたがる人そんなにいないやろうから(笑)
会場で売っていたPARAのDVD(会場でしか売っていないのかな)がとてもよかったです。アルバムよりも良かった。買いです。

そうそう、千住くんの演奏がこのバンドのリズム的な屋台骨を支えていると思う。若いけど実力のある人だね。

竜巻太郎くんとはまた違った、しなやかなドラミングで上手いなあと思った。

さて、今回はPARAwith竜巻太郎とあって竜巻太郎と競演?、ほんとうにやれるのかと思ったんですけど結局は競演はありませんでした。
でも竜巻太郎くん上手いね。打ち込みのフレーズにあわせてドラムを叩いていたけど久しぶりに上手くて力強いドラムを見て爽快でした。
残念ながら今回は天井に宙釣りになってのドラムや料理をしながらのドラムなどの多芸ぶりなところは見れなかったけども、何でもあわせれる実力の持ち主かなと思えた。myspace Videoの映像とは違い非常に上手い。結構どんな相手にも合わせれるんじゃないかと思えた。PARAと競演も大丈夫じゃないかなと思った。ただしエラーシステムとしてかな。
なんにしろ要注目かな。

竜巻太郎
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.channel&ChannelID=1000887389



PARA

ボアダムズ,ROVOのギタリストであり、羅針盤、想い出波止場などでリーダーとして活動する山本精一が2001年に故・CHINAの2人で結成、その後 YOSHITAKE EXPE、家口成樹、千住宗臣、西滝太が加入し現在のメンバーが揃い06年に1st アルバム『X-Game』を発表。「メンバーの誰もが平等で、ひとつひとつの音が等価な、バンドが文字通りひとつの生命体であるような、そんなユニットであり続けたい」との思いも込められている。

ダブル・キーボード、ツイン.ギターによる「フレーズの組み上げ」を軸に、ドラム&手弾きシンセ・ベースが不思議なポリリズムで絡み付く。そのミニマルなアンサンブルはライブの度ごとに変化し、聴く者に新鮮な驚きを与え、美しく奇妙な、新たなるダンス・ミュージックのモードが形作られる。
この夏に は待望の2nd アルバム「CURRICULUM」が発売される。

メンバー名:担当楽器
西滝太 / RYOTA NISHI : Synthesizer, Synth Bass, Grand Piano
千住宗臣 / MUNEOMI SENJU : Drums, Percussion
山本精一 / SEIICHI YAMAMOTO : Guitar
ヨシタケEXPE / yoshitake EXPE : Space Guitar
家口成樹 / SHIGEKI IEGUCHI : Synthesizer
チャイナ / CHINA : Soul


----引用ここから----
http://www.public-image.org/interview/2008/07/25/para.html

2001年、山本精一とドラムス・パーカッションCHINAの2人で、PARAの前身となるPartieを結成。その後、現在のメンバーが加入し、山本精一(Gu)、ヨシタケ EXPE(Space Gu)、千住宗臣(Dr,Per)、西滝太(Synth Ba,Key)、IEGUCHI(Synth,Key)の5人編成となる。構築性をベースにした室内楽的グルーヴの可能性を探究し続け、2007年、初のアルバムとなる『X-GAME』をリリース。朝霧ジャムや渚音楽祭などのライヴで好評を博す。今年セカンド・アルバム『CURRICULUM』をリリースし、フジロックにも参戦する。
contact PARA
URL:www.sublimerecords.net/
html/artist/para.html
『CURRICULUM』PARA (2008 / Sublime Records)

『X-GAME』PARA (2006 / P-Vine)


"カタにはまる"ということは、日本人にとってそんなに難しいことではないのかもしれない。が、それによって、逆にオリジナリティを出そうというバンドが、奇才・山本精一率いるPARAだ。彼の今までの活動や周辺のミュージシャンから感じるのは、自由でカオティックな演奏スタイル。しかし、このPARAでは、自分の持ちフレーズをひたすら反復するという、ともすると非常に不自由とも思える制約が課せられている。だが、現代音楽の方法論を取り入れた机上の音楽と、フィジカルなダンスミュージックの間にあるグルーヴを生み出す彼らの音楽は、一旦ハマると抜けられない。2年ぶりとなるセカンド・アルバム『CURRICULUM』をリリースすることとなったPARAの中心人物、山本精一に話を聞いた。

Text:大草朋宏


PARAとしては今回のアルバムが2作目となりますが、1作目から比べて、どのような変化がありましたか?

1作目から変えたことはほとんどないですね。PARAは方法論が確立されているから、基本的に変わることはないんです。毎日練習して、曲ができたら制作してという感じで、4、5曲できたからアルバムを作ることにしました。

その「方法論」とは具体的にどのようなものなのですか?

50年代の現代音楽で使われていたあるシステムに乗っ取っているのですが、このシステムを用いると、ひとつのフレーズができた段階で、さらに4つのフレーズが自動的にできあがるんです。どういうことかというと、例えば逆弾き。できたフレーズを、逆から演奏していくわけです。または、譜面を鏡に映した状態にして弾いたり、いくつかのバリエーションが自動的にできるんです。自分の考えたフレーズでも、逆から弾いたら、とんでもないフレーズになるから面白いですよ。とても人間が考えたとは思えないようなフレーズ。でもそれがスゴくカッコ良い。それぞれの持ちフレーズを、そのシステムに従って、ひたすら繰り返し弾いていくのがPARAのルールなんです。

それぞれが最初に作るフレーズは、どのようにして生まれるのですか?

それはもう、それぞれの頭の中にあるものや、手癖みたいなものからですね。そこが個性でもあるんだけど、その個性の裏に、影的な存在として逆メロがあるのがミソなんです。言わば神様が作ったメロディですよね。ひとつ作ると、もういくつか追加でプレゼントしてくれるわけだから(笑)。

では、曲調なども自然とできていくんですね。

そう。それは僕らが意図することじゃないですからね。すごく刺激的ですよ。でも、例えば順弾きと逆弾きを重ねて演奏してみると、音の構成要素はまったく一緒なわけだから、ピッタリ合うんですよ。さらにその上に音を重ねていったり...。


堅苦しいものと思われがちな現代音楽ですが、ヒントもたくさん隠されているようですね。

メチャクチャ面白いですよ。現代音楽なんて言うと難しく感じるけど、結局本質はゲームなんだと思う。アイデア勝負みたいなところがあるもんね。イタリア未来派のルイージ・ルッソロっていう人が元祖じゃないかな。彼は、でっかいスピーカーを部屋中にならべて、同時に音を出すような騒音音楽というものをやっていたんです。

ダンスミュージックのリスナーは、どちらかというと快楽性を求めていると思うのですが、それは現代音楽の理論的な部分とは相反するものですよね?

でも、可能性があると思ったんです。全然踊れるな、と。絶対に重要なことは「踊れる」ということ。ダンスミュージックはカラダの音楽で、現代音楽はアタマの音楽。今はリスナーも完全に分化しちゃっています。だからこそ、それらを融合させたら最強の音楽ができるんじゃないかなと。小難しくもならずに、かといってただバカみたいなものでもないものを作りたかった。音楽の実験ってホントに面白いんだけど、それを感じさせないのがカッコ良いわけで、あくまでもポップでグルーヴがあることが大切。聴く側は理論なんかわからずに、楽しんで躍ってくれればいいわけですからね。

PARAのそうした活動の背景には「新しいダンスミュージックを提示したい」という想いがありそうですね。

そんなに大げさなもんじゃないですけど、やっぱり新しいことはやりたい。でもただ好きでやっているだけなんですけどね。よく言っているのですが、脳を身体感覚的に使えるような音楽が作りたいんです。たとえ体がジッとしていても、アタマの中では踊っているようなね。


演奏しているメンバーたちもそういう状態なのですか?

いや、演奏している側は間違えないように必死なだけですよ(笑)。同じフレーズを10回弾いたら、絶対どこか間違ってしまうんです。やってみたらわかるんだけど、スゴく難しい。むしろ複雑なフレーズを覚えて弾く方が全然簡単なんです。人間は、根源的に間違える生き物なんだと痛感しますね(笑)。

ライヴでは「エラーシステム」を採用しているということですが、具体的にはどのようなシステムなのですか?

誰かが演奏を間違えると、次のヤツはそのフレーズを待っていたわけだから、基軸がなくなってしまうです。だから、次の人間が自分でフレーズを変化させていくんです。ここの部分はホントに即興。そして、そこからさらに発展させていくことで、それが新たにシステムになっていくんです。

では、ライヴの時はカッチリ枠にはまった演奏と「エラーシステム」の際の即興という、正反対のことを同時にやっていると。

そうですね。メンバーは人間というより、システムのひとつ。まさに「マンマシン」ですね。

では、「エラーシステム」が発動していないという意味では、アルバムに収録されている楽曲が「正解」ということですね。

模範解答(笑)。アルバムを聞き込んでいれば、ライブの時にどこで間違えたかがわかるはずです。だから、僕らにとってのライヴは、常に模範解答を目指して演奏することなんですけど、残念ながら100%できたことは、今までに一度もない...。


ライヴを終えて「間違えたけど結果的には良かった」みたいなことはないんですか?

僕らにはね、達成感がないんです...。もはや修行だよね(笑)。あるいはエクササイズ。お客さんのカタルシスは、まったく違うところにあるというのが新しい。こっちはすごく苦しんでいるだけだから(笑)。ストイシズムをあえて課しているわけだけど、本来は全員そういう人間ではないんですよ。そういう連中たちが集まってあえてこういうことをやっているということに、ひとつのテーゼがあるんです。

特にヨシタケさんなんかは、すごくフリーキーな人ですよね(笑)?

完全に正反対の人間だと思うよ、アイツは(笑)。原始人が25世紀に投下されたみたいな。PARAみたいなバンドにインテリが入っていても、面白くないでしょ? ヨシタケみたいなのがいるから面白い。でも実は彼が一番一生懸命。PARAの特徴である一切はみ出しが許されない究極的にカッチリした演奏をしっかりやってる。俺なんて、ちょいちょいハミ出しているけどね(笑)

厳しい制約がある中にも、やはりメンバーそれぞれの個性は表れるものなのですか?

制御されている状態だからこそ、余計ににじみ出てくるものがあるんです。それこそが本来の個性だと思うんですよね。

ところで、山本さんはたくさんのバンドをやられていますが、その理由は?

興味が絶えないんです。ひとつのバンドだけで色々なことをやるのは難しい。音楽以外にも、やりたいことを全部やってから死にたいというのがあるんです(笑)。だって、限界までやらないと損でしょ。レオナルド・ダ・ヴィンチや空海に比べたら、僕なんてまだ何もやってないに等しいんだから。

最後にPARAの今後の展望を教えて下さい。

これまでと同じです(笑)。曲を作って、リリースして、たまにライヴをやる。マンネリズムでいいと思ってる。PARAはデビューの時に、スタイルが完全に確立されているからね。そこから大きく変わりようがない。そういう意味でも「反復」ってことなんですよね。

2009年4月6日月曜日

いつもこころに桜を

彼女とその友達と。桜は満開やし、お弁当は美味しいし、みたらし団子は美味しいし。天気が良ければもっとよかったんやけど。




写真 1



写真 2

写真 3

久しぶりに桜まつりを思い出しました。

なつかしいので「銀杏BOYZ 世界ツアー 2005」村井によるライブレポートより引用です。



4/02の「桜祭り」は赤犬のVo.アキラさんに誘っていただきました。場所はさくら名所100選にも選ばれてる宮川堤
公園内の仮設野外ステージ。会場では近所のおばちゃんが犬を散歩してたり、小学生の連中が土手でキャッチボールしてる光景が見られ、桜祭りのくせに桜なん
てちっとも咲いてやしないし、さらに雨まで降りだして、気温も低くやけに寒い絶好の環境の中、ライブをやりました。緊張感のない町内会のお祭り的な空気は
マジでスキ。イベントでは、赤犬のライブ中、実行委員のおじさんが卑猥な言葉を連呼するアキラさんに怒りだし、ステージに上がり「や~め、やめ~!!」と
必死にライブを中止しようという光景が見れたり、ココゾとばかりにヤンキー兄ちゃんがバイクをブイブイいわせて会場の周りを通っていったり、日本のリアル
な野外フェスっちゅうもんを体験出来ました。沢山ある夏の野外フェスのどれよりもリアルで面白かったです。誘っていただいたアキラさん、ありがとうござい
ました。


John Zorn's Cobra  名古屋作戦今池部隊

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TOKUZO10周年企画第14弾3/15(日)John Zorn's Cobra  名古屋作戦今池部隊



18:00open 19:00start  

前売¥3,000 当日¥3,500



巻上公一(プロンプタ)

津山篤(ギターとか歌とかベースとかピアノとか)

鬼怒無月(ギター)

植村昌弘(ドラム)

藤原弘明(ヴァイオリンとかバンジョーとか)

KEI(ギター)

臼井康浩(ギター)

小野浩輝(カシオトーン)

石垣篤友(ベース)

石渡岬(トランペット)

白木佐也加(歌とかピアノとか)

小野良子(サックスとかフルートとかピアノとか)



鬼才ジョン・ゾーンが提唱した即興音楽の"サバイバル・ゲーム"John Zorn's Cobraが、プロンプター巻上公一で、遂に今池上陸。

「コブラ」は84年にジョン・ゾーンが"作曲"した即興演奏のシステムで、
"部隊"と称される、10名程の演奏者たちが、プロンプターが差し出すカードとそれに対応したボディ・ランゲージによって意思疎通をはかり、即興演奏を行
なうというもの。途中"ゲリラ"としてプロンプターに逆らう演奏者も登場し、ゲームに負けると制裁を受けるなどサバイバル・ゲームらしい物騒なルールもあ
る。

今池部隊には、東京、関西からの強者経験者達に加え、名古屋即興勢も大量参戦する 。


 ジョンゾーンのコブラは主にいろんな人がいろんな組み合わせでやっているのだけど、見るのは初めてで、どういうことになるのだろうと興味津々で見に行きました。

 ちょっと早めに来て後ろの方に座っていたら、前の方も空いてますよと言ってもらって、案内されるままに最前列に。

 プロンプターの位置より前になってしまってた。おかげでプロンプターの出すサインも見えるし、鬼怒さんや石垣さんは見えないのだけど、近くで良く見える。

 プロンプターは客席の位置に立って机の上におかれたいろいろなサインを差し出す。サインは客席からは見えない形にはなる。どういうサインがどうなっているのかというのは想像するのが楽しい。

 ちなみに、サインから想像出来るのをいうと、演奏者がグーを差し出すと主導権の意思表示、バンダナをつけるとリードを演奏するんだと思う。首切
りのサインで演奏を中断。たまに良い演奏をやっているとプロンプターが拒否する場合もある。くそうという声が聞こえてきて笑った。

 1、2、3とボードがあって鉛筆で書くサインをするとリフが記憶される。1を出すと1のリフが演奏されて、2を出すと2のリフが演奏され、1と2を交互に出すとフェードしあう。

 誰かが指揮者となって演奏者を指示する場合もあれば、指揮が乗っ取られたり、違う展開をかぶせられたり急に振られたり。そこらへんが面白い。



 

 とまあ、いろいろサインは複雑みたいでこれの何倍もサインがあるようでその組み合わせで演奏が展開するのは面白い。演奏者の力量が左右するなあと思う。





 面白いのは各メンバーがプロンプターに命令の要求を出すことによって演奏の展開が成り立つということ。リーダーがいてその人の指揮によって演奏
が成り立つとか、曲の柱があってその展開の中で即興を繰り広げるのではなくって、各々が指揮を取り合ったり指揮を重ねあわす形で即興演奏をつなげて行くと
いうというのが今まで見たことがない演奏の感じで楽しい。



 意外と即興音楽よりも耳あたりもよく、入って行きやすい感じだったのは、みんな持っている様々な引き出しをそれぞれが主導権を取り合う中で、そ
の場の空気を感じて演奏して行くからかなあと思う。そこらへんの流れとか空気とかを上手く反映させるのはプロンプターの才能なんだろうな。



とはいえ、これは見ないと面白さは分らないと思うし、メンバーが変わればまったく異なるCOBRAにになるということなので見れたのはとてもラッ
キーだと思う。メンバーを見れば期待を裏切らないのは分っていたけども、即興音楽あり、おジャズあり、ロックあり、カントリーあり、アルプス民謡?あり、
パントマイムあり、演奏中の告知・自己紹介ありでほんま面白かった。 



2009年2月28日土曜日

アバンギャルドと読書の週

先週の木曜日金曜日の話。研修で滋賀に。夜に時間ができたので門限の23時まで京都へ繰り出す。泊まったところからは山科で乗り換えて30分くらい。
 8時頃京阪3条着。アバンギルドへ向かう。いわゆる風俗、飲屋街の雑居ビルのエレベータを上がるといかがわしいドアがあって、そこを入るとライブハウス。まあこういった系統の音楽にはありがちなドヤ街のライブハウスていう感じ。
 中に入るとお客は30人ほど。外国人が多い。多分メンバーなんやろなあと思う。
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イベントはこういう内容。

パララックスレコードの超ノイズイベントです。ノルウェイのPUMAのジャパンツアーですが、東京ではMERZBOWやジムオルークとやるみたいですね。ノイズファン必見です!

「LOUPE vol.11」
2009/02/05(Thu) @木屋町URBANGUILD
OPEN/START 19:00/19:30
ADV/DOOR 1300yen/1500yen(チャージ+650yen)
LIVE)
PUMA(from ノルウェイ)+LAsse Marhaug
DAS CAPITAL PANUSHMENT
HOSOME
a snore
TIM OLIVE+KATSURA MOURI
DJ)
DJ Jet Vel
DJ Sseeaann Rrooee

北欧のオススメ・パワフル、フリー系バンドのPUMA +ジャズカマーの片割れLASSE MARHAUGとのセッション、ウルトラビデのヒデ+ジェフ・ベルのバンDASCAPITALPANUSHMENT、大阪で活躍するバンドHOSOME、ベーシストTim Oliveとバスラッチの毛利桂のセッション、京都のa snore、そのほかDJさんと、盛りだくさんの内容です。

あーパララックスレコードのイベントやったんや。今気づいた。
遅れて入ったのでPUMA(from ノルウェイ)+LAsse Marhaugとhosomeは見れたんだと思う。DJ Sseeaann Rrooeeもみたのかな。

 あともう一人は誰か分からない。入ったときには北欧系の女性が一人でアカペラで低音のノイズを発声していてえらいところへ入ってしまったと本気で思う。
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 ライブの間のDJもノイズ中心だけどこちらはまだ聞きやすかったかな。Otomo Yoshihide's New Jazz Quintet + Tatsuya OeのDouble Densityとかかかっていた。
hosomeはマイスペースの感じよりもっとノイズっぽい爆音バンドという感じだけど、ところどころポップさが見える感じでした。
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PUMA(from ノルウェイ)+LAsse Marhaugはノイズっぽいノイズ。音楽のメソッドを避けるように、ノイズとはこんな感じの音というのを各メンバーがそれぞれ奏でるような。ノイズという点を追求したようなノイズらしいノイズ。

というわけで研修で疲れた脳をノイズが癒してくれたわけで。
翌日パララックスレコードへも行ってみる。
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ほとんど知らない見たことのない一癖も二癖もありそうなCDばかりで楽しい。というわけで購入したCDはこの3枚

Masayuki Takayanagi New Direction for the Art のComplete La Grima 幻野祭でのライブ盤
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異才:高柳昌行(1932年東京・芝生まれ、1991年死去)率いる結成後間もないニュー・ディレクション・フォー・ジ・アート=森剣治&山崎弘との3人体制による、1971年8月14日、三里塚で催された「幻野祭」におけるライヴ録音=「La Grima(涙)」の演奏は、従来その冒頭のわずか約6分間のみがオムニバス盤「幻野」(URC GNS-1001)(2004年にCD化)に収められていたが、本盤は、カット部分をフルに復元した総尺41分余となる初の完全版。爆発的攻撃性と熱い激情を併せ持った、ノイジー&フリーキーな完全燃焼のフリー・アクション敢闘がイキイキと軒昂に、不屈に展開される痛快エキサイティング編である。混沌とした中にもキレのいい弾むような波状グルーヴ感がしっかりと表された、3者のテンションのシンクロ具合も見事な覇気凛々の体当たり突撃っぽい驀進疾走が続き、そのサウンドは、全力を絞りきるような凄まじい迫真力~アグレッシヴさに貫かれながらも、同時に軽快で溌剌とした、全く無尽なパワーの泉の如き豊穣さやポジティヴさ(楽しげムード)をも多々感じさせ、一時も飽きさせず旨味も充分。熱血スピリチュアリティ全開で猛々しく大暴れを決め込むsaxや、トーンに様々な変化をつけながら情け容赦ない切り裂きアクション攻勢に怪しく興じるような(ちょっと悪魔的な)g、の迷いなき燃え盛り様が壮絶圧巻にしてスカッと爽やかな後味を残す、文句なしのカタルシス作品。

高柳昌行(guitar)
森剣治(sax)
山崎弘(percussion





混沌としたそれでも聞き入ってしまう演奏と客のすさまじいブーイングがかえって爽快。71年のヤジが聞けるのも貴重だと思う。
もう一枚もMasayuki Takayanagi New Direction Unitの侵食。これもギターをギターとして弾いていない。幻野祭のほうのCDの方が良かったです。

そしてもう一枚はまったく違うジャンルでTHE ABBASI BROTHERS :のSomething Like Nostalgia


というアルバム


 2008-09-25


ため息が出るほど美!!
YousufとAmmanの兄弟によるThe Abbasi Brothersのデビュー・アルバム。
ギターやピアノによる美メロディーライン、美アンビエントやエレクトロニクス、心地良いビート、時折入るフィールド等をバランス良く見事にミックスしてます。
シューゲイズ+トイトロニックな感じで、うっとり美しく聴かせてくれます。
Manualやシューゲイズ、A Lilyファンまでオススメ。

このポップに惹かれて買ったけどこちらも良い。心地よい感じで何度も聞ける。フリージャズやノイズで頭が疲れたらこちらで癒される感じ。
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さて、せっかく京都まで来たのでもう一軒。shin-biもよりたいなーと。
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というか、帰りの電車で読むための本が欲しかった。なんか今日はshin-biで山本精一さんのライブがあるみたいで、見たいなー見れないなあと思いながら本を探す。そんなことを思っていたので手に取った本も山本精一さんの「ゆん」
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 これが結構面白かった。
 ボリューム的には電車で暇つぶしに読むにはちょうどいい感じのエッセー。
 読んでるうちに書いていることが本当かうそなのか分からなくなる。書いている内容が嘘かホントか、ホントだったら大阪は変な町だわと思いながらも、10時間の大サイケ祭りとかやってそうだし(確かやったはず)。
 かといって100円玉を拾おうとして雷が100円玉に落ちて奇跡的に助かった人の話なんて嘘っぽいし、雷に打たれたあと小人が見えるようになったって・・・それってサイケの人とかが好んで吸うと言われるあのブツの影響じゃあなんて思ったり。
 本人は最近うそつき呼ばわりされているとかで、そんなこんなで嘘かホントか分からず読んでいたんだけど、ピラミッドやスフィンクスや兵馬俑凱旋門や天安門広場やらがある太陽公園でのライブのことが書いてあって、そんな兵馬俑なんてあるはずないよ。そんなところでライブなんてと思いながらもインターネットで検索したら本当に兵馬俑でライブしていたのには驚いた。


兵馬の皆さん越しのステージというのもおもしろいけれど、やっぱりステージとの間に溝を感じてしまいました。OVe-NaXxさんというDJの人なんか悲惨でしたよ。ダンスフロアを埋め尽くす動かぬ兵馬に向かってDJしてるみたいで


2008年10月19日日曜日

オルケスタ・ナッジ!・ナッジ!@得三 20081016

オルケスタ・ナッジ!ナッジ!

<参加メンバー>

芳垣安洋(ROVO,ONJO,Vincent Atmicus,Emergency!)

岡部洋一(Bondage Fruit,ROVO,Vincent Atmicus)

高良久美子(WAREHOUSE,Bondage Fruit,Vincent Atmicus,ONJO)

川谷龍大(strobo,little cosmo)

茶谷雅之(MOST)

益山泰一(Stim)

関根真理(渋さ知らず)

高田陽平(ホテルニュートーキョー,tuff session,MONG HANG,stim)

中里たかし(Jazztronik)

辻コースケ(GOMA & JUNGLE RHYTHM SECTION)

イズポン(KINGDOM☆AFROCKS)

6:00open 7:00start 前売¥3,500 当日¥4,000(9/1発売)



 「ROVO」「ONJO」等のバンドのリズムを司り、

自らも「Vincent Atmicus」「Emergency!」を主宰する芳垣安洋が、

2003年に結成した打楽器集団。

 民族音楽的ポリリズムやビートの躍動、

ライヒのミニマリズム、ウアクチのような音色の追求、

シロ・バプチスタのビート・ザ・ドンキーのヒップさ等をあわせ持った、

聴いてそして観て楽しいパフォーマンスが信条。

打楽器の持つパッションや明るさ、倍音が混ざりあう、

うねるような浮遊感等、ダンサブルなアンサンブルだけでなく、

リラックスしたトランス感もナッジ!ナッジ!ならではの魅力。





メンバーと楽器が多すぎて東京以外ではなかなか見れない芳垣さん率いるオルケスタ・ナッジ!・ナッジ!

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 それが、セカンドアルバム発売を記念してツアーに出るというので、見れる機会はそうないだろうから行ってきました。

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 得三は10周年ということで今回のライブも10周年記念イベントだそうです。



 会場にはすでに深雪さんとナエル君が。ナエルくんは初めてあったのだけども深雪さんちにホームスティしている高校生だそうで、シカゴの近くから来たそうで、「シカゴ」と「近く」って発音が近いねという話になりました。

 あと、しばらくしたらコダマさんが来て4人で見てました。深雪さんは鶴ロック以来、コダマさんにあってはいつ以来だろう。2005年のフジロック以来かなあ。

 そういや、深雪さんがフジロックでエミネム見たといったらナエル君かなりうけてたな。あれなんでだろう。エミネムってアメリカじゃ扱い違うのかな。羞恥心みたいな感じだったりして。



 10周年記念メニューの中からキノコと挽き肉のピザ包みを注文。ちょっとピリ辛でおいしい。ナエル君はマヨネーズがダメみたいでよけてました。

 会場について一時間くらい喋っていたんだけれども長く感じなかった。ありがとう。



 そんなこんなでライブが始まる。ステージには乗るかなーと思うくらいの楽器が乗っている。乗るもんやね。メンバーはステージ袖から全員が入ることができなくて、フロアから入ってくる。それだけ楽器が多いということ。

 普段はフロア中央で円形になって演奏するそうだけれども今日はステージ上で。

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メンバーの他の活動を見てもすごい。知ってるだけでもROVO,ONJO,Vincent Atmicus,Emergency!、Bondage
Fruit、strobo、MOST、渋さ知らず、Jazztronik、GOMA & JUNGLE RHYTHM
SECTION、KINGDOM☆AFROCKS。

 

 誰がどの楽器でと書こうかと思ったのですが、一人一人が扱っている打楽器が多すぎて分かんない。



使用している楽器についてはこちらのサイトが非常に参考になります。このときはイズボンさんと辻コウスケさんはいなかったみたいです。

浅胴のスネア以外はバスドラに小さめのスルド、タムの位置にティンバウと大きめのスルドをセットした独特のセットです。
さらに右手側にザブンバ、バタドラムなどを用意。「雑誌の取材があったため普段よりちょっとおめかし(笑)」の高良はヴィブラフォン、チューブドラム、ス
リットドラム、アゴゴベルなどを使用。さらに奥側にコンガ、タム類などをセット。「栄養不足」Tシャツ着用(^_^;)の岡部はトゥバーノ2本、ジャン
ベ、ティンバウ、小スネア、ジュンジュン、ラテンの大太鼓を並べたセッティング。関根はジャンベ、コンガ、ティンバウに新たに加わった大太鼓をセット。中
里はコンガ4本にティンバウ、バタドラム。高田はスティールパン2台にジャンベ、小型のバラフォンを使用。最後方の3人はフロアタム、スネア、ヘピニキな
どを使用。


 そのほかにも、高田さんはアサラトも使ってましたし、芳垣さんはチベタンボウルや小物類多数を使ってましたし、他にもいろいろ使っていたはずです。



 今回の配置としてはこんな感じかな。後方の3人のならびについては自信がありません。

        

                茶谷雅之  益山太一  川谷龍大

        高良久美子                       辻コウスケ



               高田龍平   中里たかし  関根真理



        芳垣安洋          イズボン           岡部洋一





オルケスタナッジナッジ2
オルケスタナッジナッジ2



 それにしても、この音楽は生で聴かないと魅力は分かりません。打楽器の打ち出す倍音の魅力は録音マイクでは分かんない。だからPAなしのセットなんだろうね。



 浜省のようなサングラスをかけたイズボンの儀式?といわれていた言葉に合わせてジャンベを叩いてライブがスタート。こういうような流れは分かり
やすいのだけども、後半の展開はすごかった。色々なリフが複雑に絡まって、一点の焦点に合わせる感じじゃなくってさまざまなリズムが複合的に絡まっている
感じ。それでいてひとつのグルーヴのような感じでもあって、音圧というよりは音の洪水に流される感じ。

 

 ステージには楽譜が置かれているんだけれども、こんな複雑な構成でどんな譜面が書かれているんだろうと気になって仕方がなかった。



 前半の最後、激しく展開する曲の中、岡部さんがドラム類やシンバルをスティックで叩きまくり、どれだけ手数が増えるんだという感じで圧倒されていたらそのまま目の前の黒い柱みたいな金属をたたきまくる。楽器かと思ったら得三の柱。笑った。



 ジャンベやコンガ、ティンバウなどの中心の曲の他にも、アゴゴベルで構成される曲や、ビブラフォンやスティールパンが絡む曲があったりと色々な
展開があって楽しい。僕は高良久美子さんが出ているから行きたいと思ったのです。スティールパン中心の静かな曲もあって色々な人のいろいろな引き出しから
の曲が聴けて楽しい。



 後半の最初の曲はウッドブロック~ヴォイス~皮もののアンサンブルで皆が音程の少しづつ異なるウッドブロックをもって、それぞれ異なる決められ
たリズムでウッドブロックを叩いていく。ポリリズムっぽい構成でなっている曲を、コンダクター役の芳垣さんが演奏する人を指定するとその人だけが演奏をし
て曲の展開が変化するというもの。決められたリズムは途中でヴォイスでの構成に変化して、同じような進行で皮ものに移行する。そして最後は皮ものとウッド
ブロックが混じりあわった感じになる。

 コンダクターがいてパートを指示して展開する感じはDCPRGを思い出したし、今日はステージ上だったから違うけど円形になって演奏するというスタイルはanodeを思い出した。

 こうやって見ていくとオルケスタ・ナッジ!・ナッジ!の音楽の作り方が垣間見える。確かに1曲目の複雑な展開の曲を聴いたときにこんなのどう
やって譜面に起こすんだろう。ラップトップで編集しないと作れないんじゃないかと思ったけど、こういう作り方をしていく中で徐々に展開していけばできるな
あと思ったりした。



 掛け声に合わせてジャンベをかき鳴らす曲やスティールパン中心の静かな曲や金物とジャンベ類が絡みあう曲と展開していって後半もバラエティー豊かで楽しい。

 

 岡部さんは後半でも芳垣さんが「岡部ファンの方楽しみにしてください」というほど激しくって、ステージから客席に下りて、ステージの床に金物類
を撒きまくって、叩きまくる。終わったあと「岡部、お前また太った?お互いいい年なんだから気をつけないとな」と芳垣さんに言われる。それにしてもいい年
にしてはすごすぎる叩き具合。

 それにしても、岡部さん、関根さんの近くでウッドブロックっぽいものをポクポクと叩いてみたりとお茶目で、関根さんはニッコニコで笑いまくっていたりといい雰囲気のライブでした。



 アンコールは皆でトーンチャイムを使った温かい曲。最後はステージに3人ほどを残してトーンチャイムを持ったままステージから客席に降り、そのまま得三の入り口から外へ出て行ってしまいました。

 そんなこんなで気づくと時刻はすでに午後10時。芳垣さんのライブ後のMCも聞きたかったし、CDも買って帰りたかったんだけど時間がなくってあわてて会場を後にしました。

2008年10月4日土曜日

Blooming:ブラジル-日本 きみのいるところ 2008/08/23

 豊田市美術館で開催中の「Blooming:ブラジル-日本 きみのいるところ」へ行ってきた。

今回の個展はこれといって見たいものはなかったんだけれども、何か暖かい感じがして見に行ってもいいかなと思っていました。

全体的に暖かいやわらかい印象の展示が多く和む感じ。
 特に印象深いのはモレーノ+カシン+島袋道浩の作品「ヴィデオアルバム」。

 モレーノ+カシンというボサノバ第3世代といわれているアーティストの作品に日本人の島袋道浩が映像を付けた作品。Moreno +
2のSertãoの音楽が素晴らしいわけだけれども、沖縄の海で泳ぐ映像がまた良くって、会場を映像から流れる青い光で包んだ感じがして時間を忘れる。

 この前見たGARDENS ガーデンズ-小さな秘密の庭へ- のエルネスト・ネトの作品もそうだけれどもあっと言う作品はないけれどもほっと落ち着いた感じの作品が多い。

キアラ・パンフィのハンモックに横たわる作品やモニカ・ナドールの壁画の作品しかり生活の中に根ざすデザインと言う感じがほっとする。ブラジルの人の感覚は日本でもあるのだと思う。
その中の作品、サンドラ・シントの「わたしが燈せる全ての灯り」もそう、星々や木々や雪の結晶がかかれたドローイングの中央にビーズのソファーが置いてあって僕らはゆったりもたれて暖かい世界を眺める。ここの美術館はいつもこういう空気が漂っているから好きだ。
会場にラメで色とりどりに輝く砂漠があってその先に壁画が見えてくる。絵の付近には銀を10円玉などで削ると絵が出てきますとある。ただの壁
画と思ったら、以前は壁全体が宝くじなどで使用されるシルバーインクというもので包まれていたようで、たしかにパンフレットを見ると壁面は全て銀色となっ
ている。今は全て手の届くところは剥がされて、下からは海の女神イエマンジャ、ピクニックの食べ物など幸福をもたらすものが壁面に出ている。既に削られた
 後だけれども何か幸福に出会った気がする。
最近の傾向として映像作品が多いわけだけれども、映像作品はなかなか長時間見ていられないにもかかわらず、マリア・ネポムセノの作品はついつ
い見てしまう。その作品は、リオのカーニバルに突如、巨大なピンク色のボールが放たれて、人々はそのボールを追いかけ回したり、蹴ったり抱きついたりして
いるというもの。巨大なボールを蹴ったり転がしたりしているだけなのに幸福感が漂うのは面白いと言うか見ていて気持ちが良い。
ブラジルという遠い世界の都市の日常というのは日常と非日常的の中間のような変な感覚をもたらすみたい。川内倫子がブラジルの日系社会の日常
を切り取った写真も近いようで遠い感じ、でも遠くても身近な日常のような感覚がする。そんな写真をみてから豊田市美術館から豊田スタジアム周辺を眺めたら
それも非日常のような気がした。
 
会場で面白いと思ったのは島袋道浩の「ヘペンチスタのペネイラ・エ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした」でした。解説によると「島袋は
2000年に郷里である明石のタコを東京見物に連れて行くロードムービー風のビデオ作品を製作し、それを2005年にサンパウロのヘペンチスタ(朗踊者)
二人組「ペネイラ・エ・ソンニャドール」に見せ、歌ってもらいました。ヘペンチスタはもともと文字を読めない人たちの瓦版的な存在でしたが、島袋が伝えた
「日本のタコの物語」は彼らにより変奏され、新たな物語となってサンパウロに広がっていきます」とある。どうもサンパウロの人はタコを見たことがないみた
いで、あいつは漁師ですごい奴なんだぜ。タコを採っては海へ返すんだとか見当違いのことを伝えていて可笑しいのだが、その音楽が結構しっかりしていて、即
興で伝えてるとしたらすごいわなーと見入ってします。

 ちなみに上のような映像の隣には島袋がイタリアの海でタコを採って採ったタコを海岸へ持ってきて海へ返す映像が流れる。何でイタリアなんだろ
うと思ったんだ出れども、「ヘペンチスタのペネイラ・エ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした」のリミックスなんだろうと思ったら納得し
た。ブラジル・日本ということなんだろう。何でイタリアかは不明だけれども。

エルネスト・ネトは今年は少しダークな感じの作品でした。体内に包まれる感じはGARDENS ガーデンズの時と一貫しているけれども、原初の住居のような黒と紫で少し落ち着いた作品は違和感を感じたが外から中にいる人の姿をみると、あーエルネスト・ネトだなあと思えた。
美術館の池にはアナ・マリア・タヴァレスの「ヴィクトリア・ヘジア ナイアのために」という蓮がキラキラ輝く作品があってとてもキレイ。ヴィ
クトリア・ヘジアとはアマゾンを象徴する花「オオオニバス」でナイアとは、インディオ伝承の、水面に映る月に恋をした女性の名前から採られたそうで、キレ
イな池に映る感じがなんともいえない幸福感を漂わせていた。

2008年8月21日木曜日

SUMMER SONIC 2008 2008年08月11日

 サマソニの1日目に行ってきました。
 サマソニに行くのは2004年以来。フジに行ったり朝霧に行ったりしてたので久しぶり。
 なんだかんだ言われていた舞洲のサマソニですが行ってみたら快適でした。トイレも飲み物も混んでないし。ところで会場の自販機だけ長蛇の列だったけどあれは何だったのだろう。自販機は定価だったのかな。だとすると、ていうか高価なチケット買ってアーティスト見ずに飲み物のために行列してたら本末転倒のような気がするけど。

 佐世保バーガーとか有名どころは並んでいるけどフジや朝霧ほどでもないし、別にサマソニにメシ期待していなかったのでむしろ美味いと思ってしまった。

 南港の頃のサマソニの飯最悪だったもんなあ。極端に言ってしまえばカラアゲかヤキソバかカレーしかないような状態だったから。それから比べたら今のサマソニはダンスステージを諦めれば会場同士が近いし、砂埃対策にマットは敷いてあるし天国です。(砂埃対策のマットは南港では学習して3年目くらいから敷いてたんだけどな。さては手を抜いたな)

 メシではハモ天入りのぶっかけうどんがオクラも入っていて美味しかったです。まさか熱いのが出てくるとは思ってなかったですけど。

 それにしても、毎度のことだがサマソニの物販の混み具合は異常だと思う。僕の行った午後にはオフィシャルのTシャツはほとんど売り切れてた。
 南港のサマソニは行っていたのだけれども舞洲は初めて。桜島駅を降りてシャトルバスに乗ります。午後1時頃に駅に着いたのだけど、結構午後からいく人も多くすぐにバスの定員になってスムーズにバスに乗れた。

 桜島から此花大橋を越えるとフンデルトヴァッサーの舞洲工場が異様な姿を見せる。異様なデザインと建物のあちこちから木が伸びるエコと言うよりはおとぎの国。
   リストバンド交換もスムーズ。というか着いたのが遅いからね。スカイステージへ向かう。

 ポリシックスが既にライブ中。SECRET AGENT MANから見たから最近の曲中心と思ったけど、セットリストみると最初に初期の曲もやってたのね。セットリストはコミュから。



サニーマスター

ブギーテクニカ

tei! tei! tei!

ピーチパイオンザビーチ

Pretty Good

SECRET AGENT MAN(DEVOカバー)

COMMODOLL

DNA Junction

I MY ME MINE

機械食べちゃいました

ROCKET

Baby BIAS

エレクトリック サーフィン ゴー ゴー

Boys & Girls
 DEVOとポリを並べて見ての感想。初期のポリはDEVOぽさが際立っていたけど今のポリはDEVOをリスペクトしていても別物だね。今のポリはパフォーマンス控えめで楽曲の面白さで魅せる感じだから。今のポリの音楽の傾向は好きなので満足ですけどね。
 ポリを見てから少し時間があったので物販を見てからJUNKIE
XLを見にskyへ戻る。ビックビートやブレイクスの流れの音楽は楽しいので思わず跳ねてしまう。会場の奥の端のほうは比較的好いているので、こういう音楽は人のごみごみしていないところで踊るのが好きなのでそちらへ向かう。
 ここらあたりまでの時間が一番暑い時間。飲み物を飲んでも飲んでも汗になって出ていってしまう。結構ペットボトルで飲んだのにあまりトイレ行かなかったし。JUNKIEXLのあとぐらいから少し日差しがゆるくなったかなと感じるようになる。かき氷を食べてると、AFRA&INCREDIBLE BEATBOX
BAND,TUCKERが始まる。ビートボックスでベースラインやドラムパートや主旋律を奏でる。面白いけどちょっと違うかなあと思って涼みがてらsonicステージへ向かう。ところがこれが大失敗。

あとで、ゐゑさんに声をかけられて(広い会場で近くでさすがに会えないだろうなと思っていただけに声をかけられたときまさかと思う)、あとで聞いたところAFRAの最後の曲がやばかったそうでそんなことなら最後までいればよかった。
 とはいえ、sonicステージも見ておきたかったので、行ってみると緩いながらクーラーが効いていて快適。2階席に座ってSUPER FURRY ANIMALSのライブを見ていると気持ちよくって寝てしまいそうになる。
 SUPER FURRY
ANIMALSを30分くらいみてからブンブンを見にskyへ戻る。あー結構外が涼しくなってる。ブンブンの大音量の音が外に漏れる。うわー楽しそう。思わず足が軽くなる。ブンブンの音楽はアップルシードのコンピ以降の傾向が強い感じ。二人ともフライングVを持って演奏している。打ち込みと生ドラムとフライングV。とてもかっこいい。久しぶりのブンブンはやっぱり生がいいわあ。
 
日も落ちてきて夕焼けがきれいになってきた。

 今回の僕的のメインDEVOが始まる。2003年の時はフジロックを見に行っていたので見れなかった。フジは最高だったけれどもこれだけは心残りだったのでやっと見れたと言う感じ。曲は2003年の時と違う曲もやっていてオリジナルの Secret AgentManも聞けた。パフォーマンスは磨きがかかってきたか、ジェリーの鞭を振るパフォーマンスも生き生きと。マークも髪をモヒカンにして赤いボンボンを振ってるし。(終わったらきっちりモヒカンを元に戻していました)

  DEVOのつなぎって使い捨てなんですね。破ったつなぎを会場に投げ入れていました。エナジードームも投げ入れてたしサービスいっぱい。ラストにBoojiBoyが投げ入れたスマイルの絵が描かれたスーパーボールを拾う。ほんとサービス精神旺盛です。楽曲も生で聞けて感動。セットリストはコミュから



0. Opening Movie

1. That's Good

2. Going Under

3. Peek-A-Boo!

4. Girl U Want

5. Whip It

6. Secret Agent Man

7. Satisfaction

8. Uncontrollable Urge

8. Mongoloid

9. Jocko Homo

10. Smart Patrol/Mr.DNA

11. Gates Of Steel

12. Devo Coporate Anthem (Movie)

13. Freedom Of Choice

14. Beautiful World (Booji Boy)

 DEVOが終わると会場は真っ暗になっていました。夕飯を食べて会場へ戻るとみんな会場の外の遠くに向けてカメラを向けている。夜景でもとっているのかともったら、遠くに花火が。今日は淀川の花火大会みたいで音もしないし、本当に小さな花火の光景だけど小さくてもやはりきれい。
 サマソニはJBが出たとき押しに押しまくった前例があるけど、今回はセットチェンジも順調にファットボーイスリムがスタート。分かりやすい展開だけど久しぶりに見るので楽しい。ノーマンクックはなぜかバナナをやたら振り回していました。足もくたくただけど、これも会場の端のほうでかばんを地面に置いて跳ねてました。


 フジに比べたら見た数は圧倒的に少ないけど、今年はいいラインナップだったので内容が濃い気がしましたよ。